ワンピースコミックス93巻 “えびす町の人気者” 感想・考察(後半)

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ワンピースコミックス93巻 “えびす町の人気者” 感想・考察(後半)

投稿日:2019年7月13日 更新日:

待ちに待ったUSJ行きを控え、今週は部下の失敗も笑って許せた寛容な上司、ゾリラバです、こんばんは。

人間だもの。

思うようにいかないことだってあります。

だからゾリラバがワンピースコミックス93巻の後半の感想を書くのが遅くなってしまったのだって、仕方ないんです!(あ、言い訳したかったのね)

 

…アニメでもワノ国編が始まり益々盛り上がって来たワンピース、コミックス93巻後半の感想、いってみましょー!

なお、大阪行き夜行バスの中でスマホからの投稿なので、月曜の帰京までリンクを貼れませんが、悪しからず。

第937話 “おいはぎ橋の牛鬼丸”

ゾロがスリラーバークでリューマ(のゾンビ)からもらった愛刀“秋水”が、牛鬼丸という謎の僧形の武芸者に奪われてしまいました。

この牛鬼丸、元々、ワノ国の英雄リューマの墓から盗まれた刀だからあるべき場所に返した、と立派なことを言う割には、ひたすら隙をついて姑息な攻撃を繰り出すなど、今一つ立派なのかそうでないのか良くわからない人物です。

しかし彼の口から、「黒刀」とは「成る」ものだという新たな情報がゾロ(と読者)にもたらされました。

 

そして何やらゾロに期待するかのような言動も。

一見、義経と出会う前の弁慶のような風情のこの武芸者、いったい何者でしょう。

しかし、ゾロとの秋水をめぐる勝負は、おトコを連れた女と、それを追う「人斬り鎌ゾウ」の乱入で、いったんお預けになります。

第937話 感想・考察

 

第938話 “女の秘密”

ワノ国先行組が配って歩いていた決戦の仲間を募る判じ絵が、カイドウとオロチにバレてしまい、同志達が次々に捕縛され投獄されてしまいます。

最初に捕まったベポ達が白状したのではないかと疑うしのぶに腹を立てるロー。

ワンピースマガジンに連載中のローの小説によれば、ロー、ベポ、シャチ、ペンギンは、単なる海賊団の上司部下ではなく、子供の頃から一緒の家族のような関係ですから、ローが怒るのも無理はありません。

何やら仲間割れを予感させる不穏な空気です。

 

そしてワノ国編でモモの助に妹がいることが判明して以来、様々に推測と考察が繰り広げられた光月日和が、とうとう登場しました!

この大きなタレ目、最初から怪しいと思ったんですよ!

 

第938話 感想・考察

 

第939話 “老いたる豹は路を忘れず”

ゾロが救った女性がモモの助の妹、光月日和であり、おそらく斬られて死んだはずの花魁小紫であったことが判明した回。

その日和の口から、これまで謎だった20年前のおでん城での出来事や、なぜ日和が一緒に未来に飛ばされなかったのかという理由が明らかにされました。

それにしても初対面のゾロに対する日和の打ち解けっぷりが半端ない。

花の都で悪人達を手玉に取り、将軍オロチに毅然と立ち向かった花魁小紫と同一人物とは信じられないくらいの無邪気さです。

 

場面か変わって兎丼のルフィサイドでは、痩せ衰えたヒョウじいが、若かりしころの強さの片鱗を見せます!

 

第939話 感想・考察(その1)

第939話 感想・考察(その2)

 

第940話 “反逆の火種”

ルフィに「流れる」武装色の覇気、「流桜」を披露し、只者ではないことを見せつけたヒョウじい。

ルフィも自分ができないことをやってのけるヒョウじいに驚きますが、ヒョウじいの方も20年ぶりに姿を現した雷ぞうにびっくりです。

サブタイトルにもなっている“反逆の火種”が絶えていなかったこと、それどころか燃え上がろうとしていることを知り、いったんは心折れていた自分を恥じるヒョウじい。

 

さすが尾田っちは話の展開が天才的だなぁと思ったのは、ここでえびす町に落ちてきたびん豪達を描くことで、花魁小紫(=光月日和)が性悪女どころか人々を困らせる悪い奴等を凝らしめるヒロインだったことを明かしつつ、かつトノ康が「仏」の名に違わぬ人格者であることを説明しています。

更にトノ康がおトコの父親であり、どうやらカン十郎やしのぶのことも知っていることが判明して、更なる謎がたくさん提示された回でもありました。

いよいよ役者が揃い始めた感じですね。

 

第940話 感想・考察(その1)

第940話 感想・考察(その2)

 

第941話 “えびす町の人気者”

謎に包まれていたえびす町の人気者、トノ康が「丑三つ小僧」として処刑されるというニュースが、都から来たブルックにより、ゾロ、おトコ、そして今週無数のゾロファン(♀)を敵に回したに違いない日和の元にもたらされました。

しかし、将軍オロチを驚かせたのは、世間を騒がせた貧しい人達のヒーロー「丑三つ小僧」の名ではないようです。

なんと太鼓持ちのトノ康の正体は、元“白舞”の大名、霜月康イエでした。

20年前にオロチが光月おでんを処刑し、将軍の地位を簒奪した際に、オロチ&カイドウ軍に反旗を翻した大名達の最後の生き残りとは驚きでした。

この回は、他にもアシュラ童子を味方に引き入れようとする錦えもん達の計略や、日和の清々しい添い寝(ちょっとそこに正座しろ)問題など、語るべき多くのことがあり、感想も久しぶりに三回にわたりました。

第941話 感想・考察(その1)

第941話 感想・考察(その2)

第941話 感想・考察(その3)

 

第942話 “白舞大名“霜月康イエ””

おトコちゃんの父親で太鼓持ちのトノ康が、実は元大名「霜月康イエ」だと明かされた時には、既に彼は処刑台の上。

駆け出すおトコと日和を追って、トノ康に一宿一飯の恩があるゾロが処刑場に急いでいたので、まさかトノ康が殺されることはないだろうと思っていたゾリラバは甘かった。

トノ康の最期の言葉に怒り狂ってひと足先に処刑場に到着した将軍オロチの手により、康イエは無数の銃弾を撃ち込まれてしまいました。

その様子を見て涙を流しながら笑い転げるえびす町の人達。

それを責めるゾロに、日和が明かそうとする「SMILE」の秘密とは何か!?

第942話 感想・考察(その1)

第942話 感想・考察(その2)

 

ここで93巻は終わりです。

んー。気になりますねー。

3ヶ月後のコミックス発売までとても待てない!という人は、心の扉を開けて原作へGO!(誘惑の甘いささやき)

 


ONE PIECE 93 (ジャンプコミックス)

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