今年最後のワンピースマガジンが発売され、寝不足が加速しても多幸感でハイになっているゾリラバです、こんばんは。
今週末はいよいよジャンプフェスタ2020も開催されるし、来週28日(土)にはコミックス95巻も発売されるしで、仕事で疲れている場合ではありません!
では早速、ワンピースマガジン第8弾の感想、いってみましょう。
ワンマガの表紙はいつもビビッドなカラーを背景に原画調のルフィが単独で描かれているのが特徴ですが、今回の表紙は面白いことに現在のルフィと子供の頃のルフィが兄弟のように肩を組んで登場です。
今回の“夢の1枚”はチョッパー
毎回読者のリクエストに応えて尾田っちが描き下ろす夢のシチュエーション、今回は、満開の桜の下で、チョッパーをはさんでヒルルクとくれはの3人が花見をしているところ。
尾田っちの直筆コメントによると“今僕は主線のない絵をとても描いてみたくて。ちょうどいいリクエストがありました”とのことです。
ワンピースの本編では絶対使わないと決めているデジタルで遊んでみたそうですが、主線がないと、水彩画みたいで、柔らかい色調とあいまってほのぼの感が増しますね。
ワンピ好き著名人アンケート
今回のワンマガの巻頭特集は、著名人53人“全世代”アンケート。
60代から10代までのあらゆる世代の著名人にワンピースを語ってもらったという読みごたえたっぷりの企画です。
しかし、芸能界に絶望的に疎いゾリラバ、知っている人がほとんどいないので、普通の読者アンケートを読んでいる以上の特段の感慨がなく…
53人のうち、元中日ドラゴンズの山本選手とスピードスケートの高木美帆さんしかわからないというね。
あ、あとは去年の音宴でルフィ役を熱演した松浦司くんと川口調くんは覚えてました。
まさに今回のワンマガの表紙みたいな二人でしたわ。
いやー、せっかくルフィが「すげェやつらに答えてもらったぞー!!」と言っているのに、なんかすみません、ほんと。
でも知らない人ばっかでも、ワンピースへの熱い想いを共有するファンとして、共感しながら読みました、はい。
フォローになってないかもしれませんが。
“世代”で見る海賊史
毎回楽しみにしている分析記事、今回は「ONE PIECE」の登場人物を“世代”で分析しようというもの。
ロジャー、シャンクス、ルフィをキーパーソンとして、それぞれの世代を「ロジャー世代」、「大海賊世代」、「最悪の世代」と称して、時代背景や人物の相関関係を解説しています。
特に目新しいことが書いてあるわけではないし、相関図も頭に入っている内容ではありますが、懐かしいシーンやセリフをふんだんに引用しながら分かりやすくまとまっていて、安心して読めます。
マガジン(雑誌)とはいえ、こういう骨太の記事をもっと充実させて欲しいと個人的には思いますね。
ONE PIECE学園
骨太の読み物をもっと、と言った舌の根も乾かないうちになんですが、今回最も笑ったのは、スピンオフマンガの“ONE PIECE学園”。
最強ジャンプ発の新スピンオフということで、出張版①、②の2話が一挙掲載されました。
“コビー似の小日山~ウリふたつなぎの大秘宝”や“恋するワンピース”など、最近は面白いワンピーススピンオフが増えていますが、この“ONE PIECE学園”は最も王道のスピンオフではないかしら。
先に挙げた2つは、ワンピースヲタクな人たちが巻き起こすあれやこれやが楽しい漫画ですが、このONE PIECE学園は、ワンピースキャラがまるごとパラレルワールドの新世界中学校に飛んできています。
絵もデフォルメされているとはいえ、ワンピキャラの特徴をよくとらえていて、思わず笑ってしまいます。
三輪車で廊下を走る青キジ先生や、プールで泳ぐ人には超良い奴のアーロン先輩など、ワンピースファンなら笑ってしまうこと必至です。
ネタバレになるといけないのでストーリーには触れませんが、あの例の「すごい浮く木片」などヲタッキーなアイテムも登場して、ニヤニヤしながら読んでしまいました。
前回のワンピースマガジン第7弾に掲載された百計のクロが主人公のスピンオフ漫画といい、初期の敵役ってギャグとしていじりやすいんでしょうかね。
前回のクロに続いてアーロンくんもなんだか親しみが湧きましたわ。
今年のワンピイベント
2019年の総ざらいとして今年のイベントを振り返った記事を懐かしく読んで、改めて今年も熊本、大阪、横浜とあちこち出かけたなぁと思いました。
あとから分かりやすいように(…ゾリラバが)、ここに今年一年間のイベントをレポした記事のリンクを貼っておきます。
あとでもっと適切な場所に移すかもしれないけど。
1月
7月
8月
9月
10月
12月
他にも面白いコーナーがいろいろあったので、時間があれば感想(その2)書きます。
ONE PIECE magazine Vol.8 (集英社ムック)