今週は仕事が忙しく、気がつけば4日も更新が空いてしまって、しょんぼりしているゾリラバです、こんばんは。
ここで一句。
残業を リア充と呼んでみる やるせなさ
そういうわけで、ワンピースを手に取ることもできない、多忙なウィークデーもようやく終わったので、行って来ました!!!
そう、待ちに待った音宴!!!
どんっ!
写真撮影は基本禁止でしたが、一部、撮影🆗👌のシーンもあったので、写真もまじえながら、ゾリラバの音宴、お送りします!
ブラス・エンターテイメント
まず、尾田っちが事前に寄せたメッセージで、「コンサートでもなく、芝居でもなく、ブラス・エンターテイメント」と言っていた意味が、実際に観てみてようやくわかりました。
たとえばUSJのワンピースプレミアショーでは、録音されたアニメワンピースの声優さん達の声に合わせて、キャストがお芝居をしてストーリーが進んでいきますが、音宴の主役はあくまでも音楽。
ごくたまにセリフもあるけど、あくまで音楽を盛り上げるための補助。
かといって、コンサートみたいに、順不同で曲が演奏されるのではなく、ONE PIECEファンが大好きなシーンが次々と、ストーリーの流れに沿って、当時の主題歌やアニワンでお馴染みの挿入曲の演奏で表現されていく、とでも言いましょうか。
まさに音楽で綴るイーストブルーの感動シーンの数々!という感じです。
ミュージシャンのパフォーマンス
とにかくブラスの生音の迫力はスゴい。
開幕と共に“ウィーアー”が始まった瞬間、ぞくぞくっと何かがこみ上げてくる感じです。
しかも、ミュージシャンの方々は、ただ楽器を演奏するだけではなく、ある時は山賊、ある時は海兵、ある時はバラティエのコックに扮して、まぁよく動くこと動くこと。
麦わらの一味などメインキャラを演じるパフォーマーさんとの絡みも息がピッタリです。
ベックマンに扮したパーカッションの人なんか、煙草を山賊に押し付けたりして、ものすごく雰囲気出てました♪
パフォーマーの身体能力
ミュージシャンにここまで身体を張られたら、演技が本業のパフォーマーも負けてられないですね。
以前、音宴の記事を書いた時に、演出家の金谷かほりさんが麦わらの一味を演じるパフォーマーを選んだ基準について紹介しました。
ナミ役を選んだ基準の「バトンができる人」というのがちょっと意外でしたが、実際に舞台を観て納得しました。
ブラス・バンドのパフォーマンスには、バトン、合いますわー。
なんでも世界チャンピオンにもなったことがある人とか。
バトンができる、どころじゃないハイスペック。
スタイルも、イーストブルー時代のナミさんらしく細身でステキでした。
そして驚いたのはルフィ、サンジ、ウソップの身体能力の高さ。
まぁ、ルフィやサンジはどこのパフォーマンスでもわりとそういう人が選ばれていますが、今回はウソップ役の人もすごかった。
後半、3人並んで身体能力の高さを披露する見せ場があったのですが、ウソップは全然負けてませんでした(笑)
勇敢な海の戦士っぽかったよ、ウソップ!
ゾリラバの“見どころはここだ!”
これから行かれる方、行こうか迷っている方のために、ゾリラバがおおおと思ったポイントをいくつか。
まず、ルフィの子供時代を演じる川口調くんの演技力が半端ない。
セリフがないから、いわゆるパントマイムのように身体や表情だけでルフィらしさを出さないといけないので、かなりの演技力とルフィというキャラの理解が必要かと思いますが、調くんはまさに子供ルフィ。
マキノさんの酒場でシャンクスにいじられるシーンとか最高でした。
凄い10才がいるもんです。
それからヒグマがカッコ良すぎ(笑)
あとからミホークと一人二役と知って、なるほどカッコ良いわけだと思いましたが、近海のヌシに食われるのが気の毒になるくらい、シュッとしたヒグマでした(笑)
そしてなんといっても圧巻はゾロとミホークの決闘シーン。
これはねー、ゾリラバも思い入れが深いシーンだから相当期待していましたが、剣擊と効果音のコラボが素晴らしかったです。
楽器以外のいろいろなものを使って、剣がぶつかる音や空振りする音を出しています。
特にミホークの小刀がゾロの左胸にささるシーン、何を使って音を出しているか、注目してみて下さいね♪
ああ、楽しかったレロ。
ようやく本物のリア充。
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