もう11月も半ばだし、と日焼け止めを塗らずに1時間ばかりジョギングに出たら、頬がヒリヒリして赤味が消えないいろいろ残念なゾリラバです、こんばんは。
おまけに疲れて寝落ちてしまい、ワンピースの感想が夜になってしまうというね。
でも、昨日、3日間に分けてコミックス最新巻の感想をまとめると宣言した以上は、一日坊主で終わるわけにはいきません!
早速、後半の感想まとめてみましょう。
昨日書いた110巻前半(第1111話〜第1115話)の感想はこちらから。
第1116話“葛藤”
ベガパンクが死後の配信をプログラムしていた衝撃的な告白は、引き続き世界中の人々に様々な反応を呼び起こしながら続いています。
第1116話で語られたのは
① ベガパンクの研究の集大成だった「消えない炎(マザーフレイム)」が一欠片盗まれたこと。
②ルルシア王国の消滅は、マザーフレイムを動力源とした古代兵器によるものだったこと。
③ジョイボーイは、3つの古代兵器を後世に受け継ごうとしていること。
④ロジャー海賊団は、謎に満ちた空白の100年の全てを知っていること。
そして配信を驚きを持って受け止める大多数の人々と、苦々しく聴いているごく少数の人々がいます。
ごく少数とはすなわち、ベガパンクが語る内容を既に知っていると思われる元海軍元帥のセンゴク、現在の海軍元帥のサカズキ、そしてロジャー海賊団の副船長にして海賊王の相棒だったレイリー。
全く逆の立場の海軍と海賊の頂点が、同じようにベガパンクの配信に否定的なのがとても興味深いですね。
原作初見時の詳細なリアルタイム感想は、以下のリンクからどうぞ。
第1117話“も”
意味深なサブタイトルが示すように、世界の秘密を明かすはずのベガパンクの配信が、更なる謎を読んだ神回。
海軍GS総合病院に集合しているコビー達海軍本部機密特殊部隊(SWORD)の会話も、めっちゃ思わせぶり‼︎
ヘルメッポでさえ(ごめんよ)“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”の謎に迫ったようなのに、彼らが言う「結論」や「答え」が分からんのですじゃー!
「も」ってなんなんだガネー!
ま、第1117話の最も重要なポイントは、ゾロが五老星のV・ナス寿郎に向けて放った“二刀流極楽安養羅生門”がカッコ良すぎるってことですね。
それだけ覚えといてもらえれば(なぜ上から?)。
第1118話“自由になる”
猛追する五老星を振り切りつつ、何とか巨兵海賊団の船で出航を果たしたルフィですが。
空を飛んでしつこく追ってくるのは、マーカス・マーズ聖。
これを迎え撃つため巨人族の食事で復活し、再びニカの姿になったルフィは、ジュエリー・ボニーにも共闘を持ちかけます。
ボニーの能力による技“ゆがんだ未来(ディストーションフューチャー)”は、ボニーの想像の赴くままに、変身できるチートな技ですが。
なんとルフィを真似て「自由な未来」を想像したボニーは、ニカの姿にそっくりな白い巨人に!
熱いわー、これ。
そもそもルフィのニカも、ルフィの想像の赴くままに自由に戦えるのが特徴ですからね。
ボニーの能力と非常に親和性が高いと思われ。
第1119話“エメト”
前話に続き、手に汗握るルフィ達の大脱走劇。
超珍しいルフィ、サンジ、フランキー、ジュエリー・ボニーの4人の共闘技で、マーカス・マーズ聖をお空の彼方に吹き飛ばしたものの。
ルフィの覇気を込めたパンチにもびくともしないバリ硬のウォーキュリー聖(封豨)が迫り、大ピンチという瞬間。
あの夢の巨大ロボが!
長い眠りから目覚めたエメトが!
800年前にジョイボーイの言葉を守って、現代のジョイボーイを助けに現れました。
ドンドットット、ドンドットット‼︎
第1120話“暴(アトラス)”
サブタイトルを見た瞬間、悲しい予感がした第1120話。
ステューシーといい、エジソンといい、アトラスといい。
ルフィ達を逃がすために次々と犠牲になるのが辛い(泣)。
気は優しくて力持ちのアトラスが。
ナス寿郎を足止めし、サニー号を無事に脱出させるため、笑顔で散っていきました。
無事にサニー号を出航させるために敵を抱えて自爆なんて、ペドロと全く一緒じゃん‼︎
しかも仲間のリリスを逃すためにアトラスが取った行動ときたら。
泣けるんですけど。
第1121話“時代のうねり”
110巻の最後を飾るにふさわしい第1121話のサブタイトルは、“時代のうねり”。
これはコミックス110巻のサブタイトルでもあります。
これで、巻16の“受け継がれる意志”と巻24の“人の夢”に続いて、ワンピース3大キーワードがサブタイトルで出揃いましたね。
続いて、と言っても最後の“時代のうねり”だけはなかなか出なかったのですが、ついに110巻目にして、来ましたよ。
そして第1121話は、エッグヘッド編の横軸と言っても過言ではない、バーソロミュー・くまと娘のボニーの愛情物語の大団円でもありました。
バッカニア族のくまを子供の頃から執拗に狙い、くまと想い合っていたジニーをさらって青玉鱗という不治の病の実験台にし、ボニーから大切な人達を奪った五老星のサターン聖に対して。
ボニーが放った渾身の一撃は、本当にスカッとしたよね。
バッカニア族のくまだけでなく、世界政府から目の敵にされるルナーリア族のキングや、三つ目族のプリンちゃんもまた、ベガパンクの配信を聴いている描写があり。
こういう描き方ってホント尾田っち天才。
明日は、SBSについて書くでよー。
デレシ。