ワンピース第1116話“葛藤”感想・考察(その1)ステューシーの苦悩とベガパンク“欲”が盗み出したマザーフレイムの欠片

ジャンプ

ワンピース第1116話“葛藤”感想・考察(その1)ステューシーの苦悩とベガパンク“欲”が盗み出したマザーフレイムの欠片

投稿日:

第6回ワンピース知識王(ナレッジキング)決定戦の告知以来、盛り上がりを見せているワンピース熱のおかげで、執筆意欲がとどまるところを知らない6月のゾリラバです、こんにちは。

最近アニメの感想をサボっているので、3日連続更新て久しぶりじゃない⁉︎

今週の計画では、あと6回更新予定なんですけど、書く書く詐欺になるといけないので、あんまり言わない方が良いのか(←大人のずるさ)。

 

さて、今日は月曜なので、コミックスの感想はいったんお休みして、ワンピース最新話の感想いってみましょう。

今週も熱い!

以下、本日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。

 

扉絵連載のヤマトは人気者

まずは扉絵連載シリーズ“鬼の子ヤマトの金稲荷代参”から。

錦えもんに頼まれて、霜月康イエの刀を白舞の閻魔堂に奉納に行くことになったヤマトですが。

前回は日和とお玉にお弁当を作ってもらってました。

今週は、お鶴さんから、お団子と薬をもらってますね。

 

お鶴さん、顔の火傷の跡が痛々しいですが、鬼ヶ島討ち入り計画とおこぼれ町の人々を守った、名誉の負傷ですね。

ていうかお鶴さん、花の都に戻って錦えもんと暮らすと言っていましたが、まだ茶屋をやっているんでしょうか。

 

どうやら「鬼の子ヤマト」は大変な人気者らしく、周囲の人々がハートを飛ばしています。

その中に横綱の浦島がいるのには笑いました。

お菊に斬られた髪が少し伸びとる(笑)

もう少しでまた髷が結えそう!

親しげな笑顔を浮かべて手を降っているのはなぜ⁉︎

どうでも良い小ネタが気になるゾリラバ、感じ悪かった浦島に何があったのか、知りたいです。

 

イムとリリィの関係

ベガパンクの暴露放送が続く中、それを「ゴゴゴ」と怒りながら聴くイム様。

なんとイム様の部屋には、ビビにそっくりな大きな肖像画が飾ってあります。

何コレ⁉︎

この肖像は、まず間違いなく、イム様と深い因縁がありそうなアラバスタ初代女王のリリィだと思われますが。

 

なぜイム様は、大失態、もしくは裏切りを疑い、憎んでいるはずのリリィの肖像画を800年以上も飾っているのか。

やはり元々は非常に近しい関係だった?

リリィの裏切りに消せない怒りを覚えていても、肖像画を眺めたくなるほどに?

イム様が、「ビビを殺せ」ではなく、「ビビが欲しい」と言った理由も、そのあたりの事情に関係がありそうです。

 

悲嘆にくれるアラバスタ

アラバスタでは、コブラ王の巨大な遺影と棺を前に悲しみにくれる家臣たちの姿が描かれました。

イガラムとカルーは、行方不明のビビの身を案じて涙しています。

コブラ王を殺されたばかりでなく、王に託されたビビ王女が行方不明になって、チャカやペルはどれほど自分のことを責めたでしょうね。

表情からすると、きっと今も自分の無力さを責め続けているのでしょうね。

 

世界政府に命を狙われ、世界経済新聞社のモルガンズに匿われている以上、ビビも簡単にアラバスタに連絡できないでしょうが。

早く無事だけでも知らせてあげてほしいですね。

 

盗まれたマザーフレイム

そして今週、ベガパンクが発明したマザーフレイムを世界政府が入手した経緯が明らかになりました。

なんとベガパンクのサテライトの一人“欲(ヨーク)”が炎の一欠片(ひとかけら)を盗んで世界政府に渡したと!

このあたりの時系列の謎は、後半で犯人のヨーク自身が混乱しながら分析しているので、後回しにするとして。

 

火を盗むと聞くと、ギリシャ神話のプロメテウスを思い出しますね。

人間があまりに弱く無防備なのを哀れんで、神々の世界から火を盗んで人間に与えたプロメテウス。

それに対して、自らの承認欲求を満たすために、平和を願うベガパンクの夢だった恒久エネルギーを盗んだヨーク。

動機はまるで違うけど。

ヨークが盗んだ炎のかけらは、後のルルシア王国の悲劇へと繋がっていきます。

 

ステューシーの「人間の証明」

エジソンから逃げるよう促される中、CP-0の同僚だったカクを救いたいと言うステューシーに、ゾリラバ、心を打たれました。

ミス・バッキンのクローンとは思えないですわ、ほんと。

ステューシーが作られた時は、オリジナルにそっくりだったのかもしれないけど、クローンって、数十年を経ると見た目だけでなく心も独自の成長を遂げるものなのでしょうか。

不老なのかも気になるところですが。

 

いずれにせよ、今週は、カクを見捨てられないステューシーが一人勝ち。

まさにエジソンが言うとおり、葛藤は人間の証です。

カク、命を救われたからには分かってるでしょうねー。

 

ベガパンクの独白が佳境の後半の感想はまた明日!

-ジャンプ

執筆者:


  1. バギーラバ より:

     ワノ国キャラの扉絵シリーズは
    うるティとぺーたんの珍道中を期待してたので
    ヤマトの諸国漫遊記になるとは思いませんでした。(マルハラ)

    • ゾリラバ より:

      うるティとペーたん、そういえばその後全然登場してませんね。ワノ国編は海軍も(緑牛以外)ノータッチだから、負けた奴らもインペルダウン送りにはならず国外に逃げおおせたんでしょうかねー。

  2. 匿名 より:

    肖像画を見つめて何を思うのか?
    リリィとジョイボーイの仲を妬んでたとか…。
    好きだけど、憎い気持ちを抱いてる…みたいな(怖いっ)?

    • ゾリラバ より:

      可愛さ余って憎さ100倍、みたいのはありそうですよね。もしイム様がリリィが大好きで信頼していたとすると、裏切られた悲しみと憎しみは大きいでしょうし。リリィがDを名乗っていたのを知った今になっても、心から憎みきれないから飾ってるんですかねぇ。

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

ワンピース第1108話“応答せよ、世界”感想・考察(その1)判明した新顔中将達の名!ドールはかつてサウロの部下だった!

最近リアルが公私共に忙しく、新しいアイコンのお絵描きができていないことが、地味にストレス要因になっているゾリラバです、こんばんは。 ドール中将とか、ひばり中佐とか、リリスちゃんとか、ワノ国編以降登場し …

ワンピース第1023話“瓜二つ”感想・考察(その2)28歳のモモの助はおでんそっくり?カイドウ並みの巨大な龍となり鬼ヶ島へ!

今朝も午前3時に目が覚めてしまい、これは昨今のシフト勤務によるバイオリズムの狂いなどではなく、ひょっとして加齢のせいではないかと思い始めたムカシ漫画少女、ゾリラバです、おはようございます。 無理に寝よ …

ワンピース第1105話“愚の骨頂”感想・考察“脱出に向けて動き出した麦わらの一味!サターン聖の悪意との闘いは続く”

今日発売のジャンプを開いてようやく、先週の第1105話を読んでいなかったことに気付いた時代遅れの女、ゾリラバです、こんばんは。 1週間、気絶してた⁉︎ 先週、先々週忙しかったのは確かなん …

ワンピース第1083話“あの日の真実” 感想・考察(その1)革命軍の狙いは天竜人兵糧攻め‼︎“神の騎士団”とは何か

最近のワンピースの展開の速さと情報量の多さに、「最終章」に入ったことを実感し、一抹の寂しさを感じつつも、頭と心が祭り状態のゾリラバです、こんにちは。 そういえばルフィ達がいるエッグヘッドから場面が移っ …

ワンピース第1102話“くまの人生”感想・考察(その2)ボニーとルフィの未来に残したくまの「生きた証」とベガパンクの涙

今週のワンピースを何度も読み返しては、くまの生き様に静かに感動しているゾリラバです、こんばんは。 ここ数ヶ月、「ワンピース」の主役を張ったのは間違いなくバーソロミュー・くまでした。 最期にベガパンクに …

サイト内検索はこちら

カテゴリー