ワンピース第1119話“エメト”感想・考察(その1)非情に徹し切れないカク!ルフィ、サンジ、フランキー、ボニーの共闘技

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ワンピース第1119話“エメト”感想・考察(その1)非情に徹し切れないカク!ルフィ、サンジ、フランキー、ボニーの共闘技

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仕事へ向かう足取りを重くさせる「雨の月曜日」という状況を、ワンピース最新話の熱量と夏休みへの期待で、なんとか乗り越えたゾリラバです、こんばんは。

本格的な夏休みはまだいつ取れるか分からないものの、再来週の週末は、今年もワンピースプレミアサマー@USJではっちゃける予定なのだガネ♪

(その翌週に第6回ナレッジキング決定戦があると知った時は、かなりショックでしたけれども。)

 

さて、ゾリラバの非日常への逃避はさておき、今週のワンピース。

いやー、毎週言ってる気がするけど、熱いですねー。

タイトルの「エメト」からして、出典を知る者にとっては熱い!

ヘブライ語の「真実」ですよ。

ヘブライ語の聖典、すなわちキリスト教徒がいうところの旧約聖書に、「真実(エメト)」という章があるのですが、どんな不幸が襲って来ても神を信じ続けたヨブのお話なんかが含まれてます。

ワンピースで言うと、ニカを待つバーソロミュー・くまみたい。

 

他にも「詩篇」とか「箴言」とか、旧約聖書の中でも、美しく示唆や教訓に富む文章が豊富なエメト。

それが鉄の巨兵の名前だとすると、いろいろ妄想しちゃいますわ。

 

ま、こんなうんちく語ってると長くなるのでとりあえずエメトはいったんおいといて。

今週の“ワンピース”の前半の感想いってみましょう。

以下、本日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。

 

ヤマトの受難

まずは今週も扉絵から。

花の都の人達からは盛大な見送りと餞別を受けて、意気揚々とワノ国漫遊に出発したヤマトでしたが。

希美では、カイドウを恨む子供に石を投げられ、たんこぶを作ってます。

泣いている女の子は、カイドウの手下に家族を奪われたりしたんでしょうか。

 

ヤマトは、カイドウ討伐の立役者の一人とはいえ、やはりカイドウの息子(娘)として認識されているんですね。

でも、光月おでんになりたいヤマトにとっては、これは通過儀礼なのかも。

おでん様も若い頃は、悪い噂が一人歩きして、手のつけられない粗暴な誘拐犯扱いされてましたからね。

どこへ行っても大歓迎、順風満帆では、諸国漫遊の意味がないかもしれませんし。

 

カクとステューシー

思った以上にじーんと来たのが、冒頭のカクとステューシーの会話です。

任務遂行最優先で普段はクールな関係のサイファーポールでも、ピンチの時は仲間に対する想いが熱いことは、エニエスロビー編後の扉絵連載でも分かっていました。

CP-9として、ルフィとのバトルで瀕死の重傷をおったロブ・ルッチを救うために、仲が悪かったジャブラまでもが大道芸をやって医療費を稼いだりしてましたからね。

 

そして、より天竜人と世界政府に近い立場のCP-0になって再登場したルッチとカク。

かたや何十年も世界政府側に身を置きながら、生みの親のベガパンクのために、世界政府を裏切ったクローン人間のステューシー。

でも「ステューシー絶対許さん」モードのルッチと違って、カクは非情になり切れないようです。

カクを友達と呼んだステューシーに、「笑わせるな」と言いつつも、止めようと思えば止められるステューシーを見逃すカクに惚れましたわ。

ステューシーが今まで見せたことのない切ない表情を見せているのもグッと来ます。

エッグヘッド上陸後まもない頃、カクはステューシーのことを「性格悪いのう」と言ってましたが、実は尊敬してたんですね。

 

ルフィ、サンジ、フランキー&ボニーの貴重なコンボ技

空を飛んで追ってくる妖怪“以津真天”こと、マーカス・マーズ聖。

火まで吹いて、ドラゴンなの⁉︎とみまごうほどのチートさは、さすが五老星と言うべきか。

しかし普段は馬鹿でも戦闘においては卓越したセンスを発揮するルフィですから(言い方)。

「できるだけ遠くに飛ばすのが最適解」ということを、瞬時に判断したようです。

 

しかしその方法はかなり過激。

ボニーの目が飛び出るほど過激。

何より、サンジとフランキーが即座にルフィの意図を理解し、何の躊躇いもなく、ルフィを全力で攻撃することに、ボニーがめっちゃ衝撃を受けてるのが笑えます。

そういえば、エニエスロビー脱出時も、戦闘で疲弊して動けないルフィを、ゾロとサンジが砲弾を跳ね返すゴム板代わりにつかってましたっけ(笑)。

それが麦わらの一味クオリティ。

どんっ!

 

それにしても、この4人のコンボはかなり貴重ですね。

サンジくんの“魔神風脚(イフリートジャンブ)”地獄の想い出”と。

フランキーの“ストロング衝撃右(インパクトライト)”と。

ボニーの特大“ニカのパンチ”からの。

“ゴムゴムの白い風船(ドーンバルーン)”‼︎

 

いや、鬼か(笑)

この息ピッタリ?のコンボ技で、無事にマーズ聖は、お空の彼方に飛んで行って、お星様になりました。

ま、生きてるだろうけど、出航を妨げる邪魔者としては、まず一人脱落ですかね。

 

書きたいこと、まだまだあるんですけど、ちょっと片付けないといけないヤボ用があるので、続きはまた明日書きます。

 

-ジャンプ

執筆者:


  1. バギーラバ より:

     普段は馬鹿なのに技名はやたらセンス抜群のルフィの突き飛ばし!(言い方!)
    ダメージの通らない相手には退場いただくのが最良ですね!
    目的が五老星打倒ではなく脱出ですからね!

     でも魔法陣ですぐ戻ってきたりして!

    • ゾリラバ より:

      あ、確かに。マリージョアから一瞬で来れる彼らにとっては、距離は関係ないですね。バギーラバさんに座布団一枚‼︎(古い)

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