連休の疲れが出たかちょっとお熱気味のゾリラバです、こんばんは。
でも今週のワンピの後半の熱い展開を語るには、熱があるくらいがちょうど良いかもしれませんね(多分違う)。
途中で力尽きるかもしれませんが、昨日の第1120話前半の感想の続き、いってみたいと思います。
アトラスの覚悟と自己犠牲
今週は、サブタイトルのとおり、“暴(アトラス)”が主役です。
しつこく追い縋る「馬骨」ことV・ナス寿郎聖を誰かが止めなければ、サニー号が無事にエッグヘッドを脱出して海に着水できないという状況で。
その役を引き受けたのは、ベガパンク05のアトラスでした。
なんかもうね。
アトラスやリリスがヨークの監視に気づいていた先週から、エッグヘッドに残るという選択をするのではと恐れてましたが。
最近、麦わらの一味を活かすための自己犠牲が多過ぎて辛いです。
それだけ敵も強くなり、ルフィ達が進む道も険しくなってきているからなんですけど。
ルフィが単なる良い奴ってだけではなく、「世界の夜明け」を導くために、世界が、歴史が、ずっと待ち望んできたヒーローだからだとは分かってるんですけど。
おだっちの描くキャラは魅力的なので、感情移入してしまって、亡くなるたびに「悲しみが止まらない」状態になるんですよね。
アトラスがリリスを気絶させ、「リリスを頼む」といって一人で飛び出して行くところは、スリラーバークでサンジくんを気絶させたゾロを彷彿とさせましたし。
サニー号を無事出航させるために、敵もろとも自爆するという展開は、ペドロの時と全く同じです。
仲間が命を捨てて作った時間を無駄にせず直ちに出航するという判断は、今回、ルフィ不在の中、ゾロとジンベエが下しました。
覚悟を決めたアトラスの表情は、今までで1番カッコいい。
そしてこれまで“ONE PIECE”という漫画で命を落とした多くのキャラと同様に、最期にアトラスもまた笑います。
「自己犠牲」ではなく「サービスだよ」と。
サービスというのは、自爆によりサニー号に推進力を追加で付加する、という意味もあるでしょうが。
サービスには「奉仕」とか「役目を果たす」という意味もあるので、最期に笑いながらその言葉を口にしたアトラスへの敬意が、ゾリラバの中で止まるところを知りませんわ。
ルフィだけに聞こえるエメトの声
前話で鉄の巨人兵エメトが人間のような心や感情を持っていることに驚いたと書きましたが。
ちょっと抜けてるお茶目なところとか、子供のような可愛いらしさがありますね。
未だジョイボーイの自覚が無いルフィに「オマエダヨウ‼︎」とツッコミ入れてるし(笑)
もしかしたらエメトも五老星に破壊されてしまうのかもしれないと思うと、あまり感情移入しないようにしようと身構えてしまいますが。
でもスクラップのようになって200年も眠っていたエメトにとっては、ジョイボーイのために戦えるだけで本当に嬉しいんだということは、充分に伝わって来ますね。
そして、エメトの声がルフィだけにしか聞こえないというのは、ズニーシャ(象主)の時と同じです。
ただ、ズニーシャの場合は、モモの助にも聴こえていて、むしろモモの助の方が自分の声を届かせ命じることができるなど、ルフィ以上に意思疎通できてましたが。
エメトはどうなんでしょう。
800年以上前にジョイボーイと共に戦い、再来を待ち望んでいたズニーシャとエメトの違いも、ゾリラバ気になります。
ジョイボーイの言うイザッテトキ
そしてそのエメトは、ジョイボーイの再来であるルフィを守るため、何かをしようとしているようです。
900年前に作られたエメトは、錆びつき、武器も不発に終わってしまいましたが、何かまだ奥の手があるみたい。
かつてジョイボーイに言われた「イザッテトキ」が今だと判断したようですが。
いよいよ核心に近づいたベガパンクの遺言は、最後まで配信できるのか⁉︎
五老星の追撃からルフィを守り切れるのか⁉︎
期待の次号は巻頭&表紙カラーですね‼︎
死者の少ないワンピースでしたが新世界以降 その苛烈を極める海に
犠牲者が絶えないのが読んでいて辛いですね。
本当に。オレンジの町でルフィとバギーとわちゃわちゃやってたのどかな頃が懐かしいですね。四皇同士になっても会えば絶対ギャグテイストになるであろう二人の明るい再会が楽しみです…