昨日の失敗を踏まえ、今日が2月4日であることをしっかり確認した上で、改めてコンビニにONE PIECEコミックス98巻を買いに走ったゾリラバです、こんばんは。
やっぱりジャンプ掲載時に何度も読んでいても、コミックスで一気読みするとまた新たな感動と興奮を覚えるワンピース、最高ですね。
いくつか発見もありました。
それでは改めて、感想まとめていってみましょう。
詳細な感想や考察は、それぞれのジャンプ掲載時の記事リンクからお楽しみください。
Contents
パンダマン“月の獅子(スーロン)”ver.
コミックス巻98の表紙、赤鞘九人男とヤマトがとってもカッコ良く、かつ美しいですね。
銃を持つイゾウの横顔が美しく、ヤマトの流れるロングヘアのグラデーションが美しく、二刀流の錦えもんの構えも美しい。
また、スーロン化したイヌアラシとネコマムシも迫力ある美しさです。
笑ったのは、いつものようにまず表紙カバーをはずしてパンダマンを探してみたところ…
パンダマンもスーロン化しとる!
歯までちょっと強そうな感じになってます(笑)
第985話 “新鬼ヶ島計画”
赤鞘九人男にとって、主君の仇であり倒すべき目標だった黒炭オロチが、なんと、あろうことか盟友のはずのカイドウに一瞬で斬首されて、「は?」という困惑と衝撃が走った回でした。
そのあまりの呆気なさに、未だに“オロチは生きているのでは”という噂が絶えません。
生存説、死亡説、それぞれに説得力はあるのですが、ゾリラバは6割方“生きている”派です!(この確信の割合の微妙さときたら)
今回コミックスを通読してみて、改めて“生存説”“死亡説”それぞれの根拠を補強しそうな描写に気づいたのですが、今日はそれも併せて見ていきましょう。
ジャンプ掲載時のリアルタイム感想記事はこちらから。
第986話 “拙者の名前”
弱虫で泣き虫のモモの助が男を見せる一方、20年の時を経てとうとう錦えもん達赤鞘九人男の刃がカイドウに届いた回。
前回のオロチの“斬首”を受けて、あっさりカイドウに寝返ったお庭番衆や見廻り組の節操のない「不忠」っぷりと、赤鞘九人男の「忠義」の対比がくっきりと描かれました。
裏切り者のカン十郎を成敗して泣くお菊や、仲間がスパイだったという辛い経験を越えて前に進もうとする錦えもんなど、語りたいことがてんこ盛りでしたよ。
そのせいもあってうっかりスルーしていたのが、オロチの処刑を目撃してモモの助を助けに走るしのぶの心の声。
おでん様はわかってた…!!
オロチを討っても何も変わらない!!
討つべきは20年前からカイドウだけだったと!!!
このセリフは先程の“生存説”“死亡説”でいうと、“死亡説”を補強する材料ですね。
つまり、オロチはいくら憎いおでんの仇でありワノ国の不幸の原因であっても、所詮はカイドウの傀儡なので、あっさり退場させたということ?
ここでゾリラバの「オロチは生きている」という確信が6割から5割くらいに(笑)。
第987話 “忠臣錦”
ところがですよ。
第987話で、ルフィが“全面戦争”宣言した時に列挙した「ぶっとばす」相手には、オロチも入ってるんですよねー。
もちろんルフィ自身はまだオロチが「殺された」ことを知らないから、ということなんでしょうけど、わざわざここで2話前に退場したはずのオロチの名をルフィに言わせているということは、実は生きているという伏線と取れないこともないこともなくはなくってよ、ねぇあなた?
ストーリー的に見れば、あまり強そうには見えないオロチが、対カイドウ/ビッグ・マム戦も佳境の現在、「実は生きてました」と登場しても今さら出番ないじゃん、というのは確かにその通りなのですが。
ちなみにこの回のサブタイトルは、コミックス98巻のタイトルにもなっている“忠臣錦”。
大石内蔵助と赤穂浪士の討ち入り物語が“忠臣蔵”なら、錦えもんと赤鞘九人男の討ち入り物語は“忠臣錦”というわけです。
こういう尾田っちの言葉のセンス、好きだわー。
第988話 “待たせたな”
サブタイトルの“待たせたな”にいくつもの意味がかかっていると思われるカッコいい登場シーンてんこ盛りの回。
まずは、千年の歴史を持つ故郷ゾウを滅ぼした大看板ジャックと対峙したミンク族が、満月の力を借りて月の獅子(スーロン)となり、いよいよ敵討ちの始まりです。
いよっ、待ってました!!
次に、遊郭へ誘われたとばかり思っていたサンジが、モモの助の絶体絶命のピンチにステルスブラックで登場!!
いつも姿が見えなくなったと思ったら、絶妙のタイミングでいぶし銀の仕事をする男サンジの面目躍如です。
いよっ、待ってました!!
そしてビッグ・マムに追い詰められたナミのピンチに、クロサイFR-U4号に乗って颯爽と登場したフランキー。
タイミングもさることながら、フランキーらしいハードボイルドなセリフにしびれます。
アニキ~!!
第989話 “負ける気がしねえ”
カイドウがいる屋上へ向かおうとしていたルフィとゾロは叩き落とされ、別行動していた麦わらの一味が、ジンベエを含めいったん1ヶ所に集結。
“麦わらの一味全員集合”の図は、ヒョウ五郎親分でなくとも、“負ける気がしねェ”貫禄ですね。
魚人島ギョンコルド広場での麦わらの一味勢揃いシーンを思い出しますわ。
ここからルフィをカイドウ戦に送り込むために、一味の奮闘が始まります。
続きはまた明日書きます!!