ワンピース最新コミックス96巻"煮えてなんぼのおでんに候"感想(後半)おでんの最期と受け継がれる意志 | ガープの世界〜ONE PIECE(ワンピース)感想&考察byゾリラバ

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ワンピース最新コミックス96巻“煮えてなんぼのおでんに候”感想(後半)おでんの最期と受け継がれる意志

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おでん様の絵を描きながら、おでん様の生涯に思いを馳せていると、限りなく二次元と三次元の境が曖昧になってくる異空間トラベラー、ゾリラバです、こんにちは。

昨日4月3日に発売されたONE PIECEコミックス96巻の後半は、読むのがつらい重たい展開ですが、最後のひとコマが救いです。

最後のひとコマを見たいがために顔をひきつらせながら頑張って読む、みたいな。

 

週刊ジャンプ掲載時のリアルタイム感想も、前半は1話につき2回ずつ書いていたのに、後半は1回しか書けてないことが多いですね。

今気づきましたけれども。

 

では早速、後半の感想、いってみましょう。

96巻前半(第965話~第969話)の感想はこちらから

 

第970話“おでんvs.カイドウ”

カイドウとオロチの約束を信じ、ワノ国の人々の命を守るために5年間、笑い者になりながら裸踊りを続けたおでん様でしたが、約束は守られず、可愛がってくれたヒョウ五郎親分のおかみさんを殺されて、堪忍袋の緒が切れます。

鬼ヶ島にカイドウを討ちに行く決心をしたおでんに、待ってましたとばかりに従う腹心の赤鞘九人男達。

 

ここらへんは、鬼ヶ島に鬼退治に行く桃太郎というよりは、赤穂四十七士の討ち入りのようですね。

おでん様はまるで、憎き吉良上野介の首を討たんとはやる部下達に呆れられても腑抜けのバカ殿に徹していた大石内蔵助のようです。

カイドウに“甘い”と揶揄されながらも、“あの日の判断はアレでよかった。話を未来へ進めようぜ”というおでん様のカッコ良さといったら。

そしておでん城の守りのために駆けつけた霜月康イエから万一の覚悟を求められても、泰然自若で微笑むおトキさんのカッコ良さといったら。

この夫婦、素敵すぎます。

 

第970話の感想

 

第971話“釜茹での刑”

錦えもんは、ゾウ編で、おでんの最期についてこう語っていました。

 

主君おでん様の盾とならねばならぬ我らが…!!

あろう事か一転命を守られて!!!

生き恥さらした今やるべきは!!

命を睹して主君の無念を晴らすことのみ!!!

(ONE PIECE第819話)

 

以来、これはいったいどういう状況だったのかと想像を巡らせていましたが、まさかね。

まさか、9人を担いで釜茹での刑を耐え抜くなんて思いもしませんでした。

“煮えてなんぼの~”というセリフや石川五右衛門に似たビジュアル、五右衛門が処刑の際に息子を釜の中で担いだエピソードなどから、もっと早く閃いても良かったのですが。

伏線を張り巡らし、その上で読者の裏をかきつつ、カッコいい漢を最もかっこよく最も感動的に描くという、尾田っちの天賦の才の為せるわざですねぇ。

 

第971話の感想

 

第972話“煮えてなんぼのおでんに候”

いつまでも読んでいたかった稀代の豪傑おでんの物語も、とうとう最終幕となりました。

家族と家臣とワノ国の人々の心に熱い想いを刻み、煮えたぎる油の中で笑って逝ったおでん様。

その遺志は、トキ様とモモの助、日和、そして命を守られワノ国開国を遺言された赤鞘九人男に託されました。

 

第972話の感想

 

第973話“光月の一族”

第973話では、光月おでん亡きあとの遺された家族と家臣のことが描かれます。

そしてこれまで長い時間をかけて張り巡らされてきた細々としたワノ国編の伏線が、一気に回収される回でもありました。

わずか16頁で語られた“答え合わせ”の数々を列挙してみましょう

 

◎おでんがモモの助に言った“見渡せやせぬ”のシチュエーション

◎イヌアラシ達が頼りにした“「いざ」という時は「ゾウ」を目指せ”という言葉

◎日和が弾くときに面で顔を隠す曲

◎しのぶが“錦様の妹分”と名乗った経緯

◎イヌアラシとネコマムシの仲違い

◎傳ジローとアシュラがおでん城に向かわなかった理由

◎モモの助の高所恐怖症とカイドウとの会話

◎居眠り狂死郎の正体

◎日和が小紫となった経緯

 

唯一、傳ジローが“怒り”という妖怪に取り憑かれて、錦えもん達さえ気づかないくらい人相が変わってしまった、というのは驚きでした。

これと、トキ様がなぜおでんを悪魔の実の能力で未来に逃がさなかったかだけが、ゾリラバ、ちょっと賦に落ちません。

狂死郎は傳ジローではない!目が全然違う!と頑なに主張していただけに(笑)

 

第973話の感想(その1)

第973話の感想(その2)

 

第974話“いざ、鬼ヶ島!!”

舞台がようやく20年後の現代に戻ったワノ国。

ほとんどの謎が明かされて、もうそうそう驚くこともないかと油断していたら、ここであまりにも衝撃的な展開が待っていました。

 

なんと20年前からオロチのスパイを務めていたのは、赤鞘九人男の一人、カン十郎でした。

これまたゾリラバは“赤鞘九人男の中に裏切り者はいない!”と主張してきましたが、見事にハズレましたね。

 

ゾリラバが自覚している予測の欠点は、「こうであって欲しい」「こういう展開だけは勘弁して欲しい」という期待バイアスが冷静な考察を阻害しているところですね。

“イケメンだった傳ジローが狂死郎のようなビジュアルになっていてほしくない”とか、“おでんが命と引き換えに救った赤鞘九人男の中に裏切り者がいてほしくない”という気持ちを垂れ流すのは、考察とは言えませんね。

反省。

 

そして、カン十郎が最初から一貫して裏切り者だったという悲しい真実にうちひしがれそうな心を救ってくれたのが、最後のひとコマでした。

ずっと期待していたルフィ、ロー、キッドの揃い踏み!

べべんっ!

兎丼の囚人採掘所でのエピソードでキッドの印象が良くなったせいか、シャボンディ以上に興奮しますわー。

 

第974話の感想(その1)

第974話の感想(その2)

 

96巻の感想・考察で残るはいよいよ、SBSと扉絵連載です。

今日4月4日はしらほしの誕生日なのでキャラ語りもしたいし、明日はアニメワンピースもあるしで、ネタがたくさんあって困りますなー♪

そして現在、週刊ジャンプ連載中のワンピース最新話は第975話ですから、ほとんどコミックスの内容が追い付きましたね!

 


ONE PIECE 96 (ジャンプコミックス)

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