ワンピース第986話“拙者の名前”感想・考察(その2)ルフィのあだ名の法則とモモの助の成長

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ワンピース第986話“拙者の名前”感想・考察(その2)ルフィのあだ名の法則とモモの助の成長

投稿日:2020年8月4日 更新日:

月曜日のONE PIECEの余韻でまだまだ元気な火曜日のゾリラバです、こんばんは。

今日は昨日の記事で書ききれなかった感想や疑問について書いてみたいと思います。

てっきりハッピーエンドの流れかと思って最近触れてなかった扉絵についても!

以下、8月3日発売の週刊少年ジャンプの内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方は、ネタバレご注意下さい。

 

パウンド父さんの苦難は続く

命からがらホールケーキ・アイランドを脱出し、奇跡的にドレスローザで娘のシフォンとローラに遭遇したパウンド父さん。

感動の父娘再会に、「やっと会えて良かったね、パウンド父さん!」と思っていたら、なんと赤ん坊の頃に生き別れた娘達には父親と認識してもらえず、怪しい人と見なされて逃げられてしまいました。

なんて気の毒な。

 

長い漂流でボロボロになった見ず知らずの男に、いきなりお前達のパパだよと言われても信じられないローラとシフォンの態度もわからないではないですが…

顔、そっくりじゃん!!

ローラとシフォンの情の篤さも、パウンド父さん譲りでしょうに。

 

あわれなパウンド父さん、せっかく会えたのにこのまままた生き別れてしまうのでしょうか。

いや、そんなはずはない!

どの扉絵連載も、尾田っちは必ず意味があって描いています。

この扉絵ストーリーは、今後、どのように本編に絡んで来るのか、ゾリラバ楽しみです!

 

ルフィの“ヤマ男”呼び

見た目はどう見ても女のヤマトですが、ルフィは男と認定して、ヤマ男と呼ぶことにしたようです。

人の感情を察する見聞色に長けているルフィではありますが、あだ名をつけるときに相手の希望を忖度しているとは思えないので、普通に男と整理したのでしょう。

トラファルガー・ローを“トラ男”、バルトロメオを“ロメ男”と呼ぶように、長くて呼びにくい名前の若い男性の名前を短くして「男」をつけるのは、ルフィのあだ名付け常套手段。

でも簡単な「ヤマト」までわざわざ「ヤマ男」とあだ名で呼ばなくてもね(笑)

同じ3文字で簡単になってないし…。

ま、そこはルフィの感性なんでしょう(適当)。

 

これがもう少し年配の男性になるとあだ名は「◯◯のおっさん」パターンが多くなります。

ちなみに性別不明のニューカマーだと、“イワちゃん”“ボンちゃん”“カニちゃん”と“ちゃん”付けになるのも面白いところ。

 

ヤマトは「ヤ・マ・ト」と訂正しているところを見ると“ヤマ男”と呼ばれることには不満そうですが、仲間にでもならない限り、ルフィの“ヤマ男”呼びは改まらなそう(笑)。

 

モモの助の内的成長

パンクハザードで偶然、人造悪魔の実の「失敗作」(“SMILE”ではない)を食べて以来、恐怖に駆られると龍の姿になってしまっていたモモの助。

ところが、カン十郎にさらわれて怖いはずの空を飛んだ時も、カン十郎から逃げ出そうとして半死半生の目に合わされた時も、そして今まさに処刑されようとしているにもかかわらず、モモの助は鬼ヶ島に来て一度も龍の姿になっていません。

これはモモの助の中で何かが変わってきている兆しでしょうか。

 

ワノ国でも暇さえあれば剣の修行をひとり続けていたモモの助ですが、カン十郎の裏切りなどのつらい経験を経て、少し大人になったのかな。

恐怖を克服するところまではいっていないにせよ、モモの助が精神的に成長して、変身をコントロールできるようになったなら胸熱。

ただ、今なら龍に変身すれば処刑台からするりと逃れられそうな気もするんですが…。

 

ヤマトの涙

子供の頃からはめられていた手錠について、いくらなんでも実の父親が自分を爆破するはずはないのでは、と半信半疑だったヤマトですが、本当に爆発したのを見て、カイドウを罵りながらも涙を流しています。

牛ゴリラて…www

このヤマトの涙を甘いとか覚悟が足りないと責めるのは、やや酷かもしれませんね。

いくら殴られ続けむごたらしい扱いを長年受けていても、最後のひとかけの親の愛情を信じたいのが人間というもの。

 

それにしても、ビッグマムにしてもカイドウにしても、自分の思い通りにならないと実の子でも虐待し、殺すこともためらわないというのは恐ろしいですなー。

いずれにせよ、手錠の爆発でヤマトの覚悟は本当に決まったことでしょうね。

 

さあ、最高の引きで終わった今週のワンピース。

来週は巻頭カラーです!

1週間が長い!

 


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