昨日16日に発売されたコミックス最新巻97を改めて一気読みして、もう一度パンクハザード編あたりからONE PIECEを読み直したくなったゾリラバです、こんばんは。
もう30回くらいは読んでると思うのだけど、ワノ国編に入ってからおでん様の冒険やカン十郎の裏切りが判明した現在、改めてパンクハザード~ゾウ編を読み直すと、また面白そうですわぁ。
とりあえず今日は、昨日の97巻の感想(前半)の続き、いってみましょう。
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第980話“戦う音楽(ミュージック)”
麦わらの一味が正しく予想したとおり、潜入早々、派手な騒ぎを起こすルフィとゾロ。
キッドとキラーのツッコミが爆笑ものです。
そんなルフィとゾロをいち早く発見したのは、同じ“最悪の世代”で、現在はカイドウの“真打ち”であるスクラッチメン・アプーでした。
2年前にシャボンディ諸島で大将黄猿に奇襲的なダメージを与えて読者を驚かせて以来、その能力が謎だったアプー。
どうやら彼の悪魔の実の能力は、音が聴こえる範囲内の敵にピンポイントで打撃、斬擊、爆撃等の攻撃を加えられるようですね。
しかも聞こえてしまったら防ぎようがないという厄介なもの。
ところがアプーに狙われたルフィとゾロを救ったのは、派手な騒ぎを起こしたルフィ達を囮に進もうとしていたキッドでした。
相変わらず冷静なキラーの制止も聞かず、同盟を裏切ったアプーに対して“磁気弦(パンクギブソン)”をお見舞いするキッドが熱い!
まさに文字どおりの「鉄拳制裁」です(←うまいこと言った)。
第981話“参戦”
“参戦”というサブタイトルは、前話で参戦が予想できたキッドのことかと思ったら、次から次へと新たな参戦者が現れ、最後には「ええええええっ!!!?」と驚いた神回。
ルフィとゾロとキッドという3バカに巻き込まれ結局正体がバレて“参戦”するはめになったキラーの苦労が笑えます。
いやほんと、申し訳ないけど(笑)
そしてシルエットのみの登場だったナンバーズの一人、八茶(はっちゃ)が酔いに任せて“参戦”!
更には錦えもん達が進む東の山道で、逃げ遅れたチョッパー司令官に遭遇したビッグ・マムの“参戦”は、大きく戦力バランスを敵側に傾けそうだと思ったら。
なんと最大のサプライズ参戦は!
まさかの不死鳥マルコ!
キター(゚∀゚≡∀゚)
てっきりオヤジの島を守っていて来られないと思っていたので、本当に驚きました。
しかも、ネコマムシと、きっと来てくれると祈るような気持ちだったあの人、イゾウも参戦ですよ!
いやもう、最高かっ!!!
第982話“無礼者meets無礼者”
人気花丸急上昇中(?)の“飛び六胞”うるティと、カイドウ目指してばく進中のルフィがとうとう出会ってしまいました(ゾロはまたはぐれた模様)。
サブタイトルからして笑えます。
地位や立場に無頓着ゆえにしばしば無礼者呼ばわりされるルフィと、カイドウにさえ噛み付く怖いもの知らずのうるティの、無礼者対決は、読んでいてなかなか小気味良いですね。
何だ、おめー
おまえが何だ
…www
この二人の会話は永遠に噛み合わなそう。
第983話“雷鳴”
さすが飛び六胞だけあって簡単には退けられないうるティに、ルフィがギア4を発動しようとした矢先。
謎の仮面の男が登場して、うるティを“雷鳴八卦”の一撃で沈めてしまいました。
もうこの技名からして、既に名前だけ登場しているカイドウの息子だとわかりますね。
息子とはいえカイドウがルフィをワンパンした“雷鳴八卦”を使って飛び六胞を一撃で倒すとは、ヤマト、なかなかの強者です。
ヤマトを連れ戻せと言われて、同じ飛び六胞のブラック・マリアが「それは大変」と言っていたのも納得ですね。
さてその素顔は!?
第984話“僕の聖書(バイブル)”
うるティをワンパンした強さに驚かされたヤマトは、自他共に認めるカイドウの「息子」ながら、なんとルフィでさえひとめで見分けられる「女性」でした。
ヤマトはカイドウの子供でありながら、20年前の光月おでんの最期に感銘を受け、尊敬の念が高まったあまりに自分がおでんとなってその遺志を継がねばと決意した、という不思議ちゃん。
ルフィやうるティをしてツッコミ側に回らせるという、あらゆる意味で強者なボクっ娘です。
でもその斜め上過ぎる発想も、ひたむきな熱意と健気な決意のせいで全て魅力に転じる、という尾田っちのキャラ造形マジック。
ゾリラバも一目惚れして、登場2話目で早くも「10人目の仲間はヤマト」推しになりましたとさ♪
感想も久々に3回にわたる面白さでした。
明日は、コミックス97巻のSBSでおやっ?と思った気になる点について、語りたいと思います!