7月後半に入ってもなかなか明けない梅雨とまとわりつく湿気にウンザリしながらも、明日から三連休と思うと、大抵のことは笑って許せる金曜のゾリラバです、こんばんは。
コミックス115巻の感想を書こう書こうと思いつつ、気づいたら既に2週間が経過していたわけですが。
時間が溶けるという表現を最初に使った人は、うまいこと言ったなー。
7月は“わいわいクイズ100”やら(115巻は範囲外)、面白すぎる原作の展開があってですね…ごにょごにょ。
そういうわけで、需要があるかわかりませんが、書かないとゾリラバが気持ち悪いので、コミックス最新巻の感想まとめ、最新巻のうちに(笑)いってみたいと思います。
いつものように、より詳細な毎週のリアルタイム感想は、各話それぞれのリンクからお願います。
Contents
第1167話“イーダの息子”
第1167話は、「野蛮な巨人の国」と言われるエルバフを愛される平和な国として認めさせるために、ハラルド王が長年続けてきた奮闘ぶりが改めて描かれます。
世界政府に忠誠を示し続けたおかげで「浅海契約」を結ぶことを許され、“神の騎士団”の懐刀「従刃」の地位を与えられたハラルド王。
サウロを受け入れたエルバフ国内でも学校が作られて、平和国家を目指すハラルド王の航路は順風満帆に見えますが。
ハラルド王を待ち受ける結末を知っている我々読者は、悲しく複雑な気持ちですね。
1167話は同時に、「ロキ、やっぱりそんなに悪い奴じゃないかも」という気持ちが強くなった回でした。
今から15年前、ハラルド王の大切な内縁の妻であるイーダが、体調を崩して寝込んでしまいます。
実は病気ではなく、亡き王妃エストリッダの親族が財産目当てにイーダに毒を盛ったことが原因でした。
いつもは憎まれ口しかきかないロキですが、巨大な獣を狩って「ババアに肉でも食わせろ」と言ったり、毒を盛った実母の親族と村を焼き払ったり。
イーダは死なねェよな‼︎?
あいつだけがおれの…!!!
母親なんだぞ!!!!
という不器用な乱暴者ロキの叫びが胸に痛い。
第1168話“エルバフの雪”
ロキの祈りも虚しく、致死性の麦角菌を盛られたイーダは、亡くなってしまいました。
ハラルド王との最期のやり取りはもうね、何度読んでも目からアクアラグナ。
エルバフに悲しみの雪が降り積もります。
「また一緒に旅をしよう‼︎」というハラルド王に答えたイーダの最期の言葉は
最高♡楽しみにしてる‼︎
最高の笑顔と共にこの世を去ったイーダは、ベルメールさんやヒルルクやコラさんを思い出させます。
愛する者を守り悔いのない人生を全うした大人の最期。
くあー。
そしてついに、イーダを喪った悲しみを乗り越えて前に進もうとしていたハラルド王に世界政府が牙を向き、イム様の野望が明らかになりました。
第1169話“一刻も早く死ななくては”
15年前になぜか単身マリージョアに“帰郷”し、“浅海契約”を結んだシャンクスでしたが、わずか一年足らずで脱出したようです。
おそらく、更なる従属を強いる深海契約を結ばされそうになったからでしょう。
シャンクスが逃げ出したために次点のハラルド王が神の騎士団入りを果たしたわけですが。
シャンクスはそれを止めようとエルバフに来て、ギャバンと相談していたまさにその時。
アウルスト城で悲劇は起きていました。
身体を乗っ取られ思考までも支配される“深海契約”の恐ろしさを、ハラルド王が知った時には既に遅く。
自分がエルバフの未来にとって有害でしかないと瞬時に悟ったハラルド王の苦悩が、サブタイトルの“一刻も早く死ななくては”という心の叫びです。
イム様に完全に心と身体を支配される前に自分を殺してくれ、とヤルル様やロキに頼むハラルド王が名君過ぎてつらい。
第1170話“裏腹”
古代巨人族の血を引く大きな身体と腕力に加えて、深海契約で不死となった故に、誰も止められない強さを持ったハラルド王。
イム様の支配が途切れて正気の間にロキに「エルバフの悪魔の実を食べて自分を倒せ」と言った言葉とは裏腹に。
次の瞬間には「おれが食う」と言ってロキを襲う行動を取り、自意識とイム様の支配力がせめぎ合っている様子が見て取れます。
“裏腹”というサブタイトルには、尾田っちお得意のダブルミーニング、トリプルミーニングが仕組まれていますね。
どうしても自分の手で父親の命を絶たなくてはならない立場に追い込まれたロキが、ハラルド王を罵るのもそう。
その「クズ親」とか「恨むぞてめェ」という乱暴な言葉とは裏腹に、ロキの中にどれほど大きな悲しみと父親への愛情があることか。
それが分かっているからこその、ハラルド王の最後の言葉が泣けますね。
おれもだ。愛してる
第1171話“鉄雷(ラグニル)”
そして場面は現在に戻り。
14年前のアウルスト城で起きた全てを語り終えたロキは、「父王殺しの大悪人」ではなく、「父王の名誉と名声を守るため全ての汚名を被って海に出た息子」だったことが、ハイルディン達にもしっかりと伝わりました。
晴れて自由の身となったロキが、たまたま冥界に落ちてきたMMA(ムーマ)相手に最初に放った技が、“原初世界(ニブルヘイム)”
もっともこれは、ロキの技というより相棒“鉄雷(ラグニル)”の技と言うべきなのでしょうか。
巨大な“火死人(ドラウグル)”を一撃で氷の中に閉じ込めてしまいました。
第1172話“おれの憧れたエルバフ”
ロキとルフィを冥界に残して、他のメンバーが戻った陽界で見たものは、想像以上の大混乱。
子供達の“恐いもの”のイメージから生まれたMMA達が暴れ回り、悪魔化された巨兵海賊団船長のドリーとブロギーがヤルル様の命を狙い、子供達の行進は止まらない中で。
300年前には世界最強だった大長老ヤルル様の全エルバフに向けた言葉は最高にカッコ良かった‼︎
ウソップならずとも心が震える啖呵と檄、そして世界政府への宣戦布告でしたね。
ひゃー。
第1173話“戦士の世代”
イム様の“リバーシ”によって次々と悪魔化されたエルバフの戦士達を止めるため、ゾリラバのゾロが立ち上がりました!
あっ、ゾリラバのって野心出ちゃった。
それにしても、ゾロはこうやって戦闘に関しては決しておバカではないことを証明する頭脳戦を、ときどき仕掛けてくるから素敵です。
久々のお披露目の“六道の辻”はなんと、挟まれて“リバーシ”されないよう、巨人達の頭上高くからの攻撃。
ハイルディンには「利口だ」と言われ、スタンセンには「さすがロロノア‼︎」と言われてます。
もっと言って(笑)
そして何より気になるのが、ブルックが口にしたシュリ姫という名前と、そっくりだという軍子の関係ですね。
イム様の支配が一瞬緩んだ時の「逃げてブルック!!!」という言葉と、イム様(in 軍子)の「黙れヌシア!!!軍子の何なのだ!!!」という言葉が興味をかき立てます。
今日も丸々一巻分の感想を一気に書こうと思って書き始めましたが、また筆がノリすぎて力尽きたので(デフォ)、後半の感想とSBSはまた明日‼︎
のはずだ‼︎
©️ゾリラバ
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