今朝未明に今週のワンピース(デジタル版)を読んで、「あれ?あれ?イーダ⁉︎」と慌て、ようやく先週が休載ではなかったことに気づいた、いろいろ迂闊なゾリラバです、こんにちは。
第1167話、読んでなかった‼︎
あわててジャンプのバックナンバーを読み直しましたわ(こういう時デジタル定期購読は便利)。
なんで先週は休載と思い込んでたんだろ。
年々歳々、物忘れだけでなく、思い込みも激しくなるようです。
そういうわけで最近長くなりがちな言い訳はこのくらいにして、まずは先週の第1167話の感想、いってみたいと思います。
今週の感想は明日になっちゃうかなー。
世界政府に尽くすハラルド王
過去1000年にわたり世界各国で暴れ回ったエルバフの歴史を償い、世界政府加盟国となるべく、陰ながら海軍の手足となって海賊を倒していくハラルド王。
前半で、新たに判明したことも含め、いくつかの歴史的出来事がさらっと描かれたので、簡単に整理すると。
33年前、ハラルド王が密かに海賊を攻撃開始
25年前、ロジャー海賊団、ラフテル到着
24年前、ロジャー処刑、大海賊時代が始まる。
24年前、ハラルド王、マリージョアに召喚され、天竜人と浅海契約を結び、神の騎士団の懐刀“従刃”となる。
ということですね。
約10年に及ぶ海軍への貢献が認められ、ようやくハラルド王はマリージョアに召喚されました。
神の騎士団の一歩手前まで到達し、悲願のエルバフの世界政府加盟が五老星により約束され、明るい未来に喜びを隠せないハラルド王ですが。
イム様や五老星や神の騎士団の非道っぷり、自己中っぷり、天竜人以外は虫ケラと思っている残酷さなどを知る我々読者は、「ハラルド、騙されないでー!」と叫びたくなりますね。
エルバフと巨人族の歴史年表も更新しておきます。
ロキとしらほしは許婚だった
士は士を知る、という言葉があるように、優れた人間同士はウマが合うもの。
ガープとロジャーとロックスが敵同士でも通じ合うものがあったように。
魚人島リュウグウ王国のネプチューン王は、ロジャーや白ひげとも親しかったですが、ハラルド王とも仲良しだったことが今週の描写でよくわかりました。
なんせまだ生まれていない娘を、悪童と噂のロキの許嫁にしようというくらい、ネプチューン王はハラルド王を信頼してますからね。
そうなると気になるのは、まだ未回収の伏線である「ロキがローラにプロポーズした」というエピソード。
忘れている方も多いかもしれませんが、ホールケーキアイランド編でシフォンからナミに語られた話ですね。
ローラが海賊として海に飛び出し、ビッグ・マムが激怒したきっかけになりました。
エルバフ編が始まって、ロキが初登場し、ローラに花を差し出していた姿(シフォンの想像図)とのあまりのギャップに椅子ごと後ろにひっくり返りそうになったのは、まだ記憶に新しいです。
単に親の決めた婚約が気に食わなかっただけかもしれないけど。
全世界の憧れである麗しの人魚姫という許嫁に目もくれず、ロキが本当にローラに熱烈なプロポーズをしたなら。
惚れるなぁ。
女子目線からすると、ロキ、めっちゃいい奴だよ(←チョロい)。
シャンクスはなぜ聖地に?
そして今週1番のびっくりは、シャンクスが15年前にマリージョアで、天竜人のような振る舞いをしていること。
一時マリージョアにいたことは既に明かされていましたが。
神の騎士団や兄に対して、“シャンクス聖”はことさらに天竜人らしい傲慢な価値観を述べてみせ、ハラルドにも敢えて非礼な態度をとっています。
密かにフィッシャー・タイガーの奴隷解放を助けたり、翌年にはエルバフでスコッパー・ギャバンと会っていることを考えると、シャンクスの態度は明らかに演技です。
シャンクスにとっては不快極まりないであろうその演技のおかげで、どうやら「生き別れて24年を下界で過ごしたフィガーランド家の息子」は、すんなり天竜人に受け入れられたようですね。
それにしても、自らの価値観に反する演技までして、短い間、マリージョアで暮らしたシャンクスの狙いはなんだったんでしょう。
シャンクスが赤髪海賊団を結成したのは遅くとも19年前なので、彼らを残してマリージョアに潜入したわけです。
フィッシャー・タイガーの奴隷解放を手助けするため?
あらかじめ打ち合わせていた可能性はゼロではないと思いますが、それだけが理由ではなさそう。
ロジャー海賊団の一員として育ちながら、天竜人の血筋であることを24歳でカムアウトしてまで、マリージョアに潜入したのは何が目的だったんだろう。
翌年(14年前)のハラルド王の死を経て、更に翌年(13年前)には海軍から「ヒトヒトの実」幻獣種モデル“ニカ”を奪ったシャンクス。
ルフィとフーシャ村で出会ったのも同じ年です。
きっとシャンクスの中では一連の行動が全部繋がっているのだと思います。
ラフテルから戻ったロジャー船長に何かを質問して、その答えに大泣きしていた25年前から。
そしてもう一つ気になるのは、今週シャンクスの顔に巻いている包帯。
これは多分、ティーチに目に3本の傷をつけられた直後ということですよね。
これでだいぶ赤髪海賊団の歴史年表も、謎だった部分が絞られてきましたよ。
張り切って修正しておくガネ!
イーダを母と慕っていたロキ
今週、1番の感動ポイントはやはり、イーダに悪態ばかりついていたロキが、実は内心ではイーダを母と慕っていたこと。
生まれたばかりの頃に、実の母親から冥界に突き落とされたことを覚えていることも、ロキの非凡さを表していますが。
どんなにロキが悪態をついても、その包容力と明るさで受け入れ、実子ハイルディンと同様に分け隔てない愛情を注ぎ続けたイーダの心は、ちゃんとロキに届いていたんですね。
ロキの不器用な愛情表現ときたら。
感動した。
モサ公とのやりとりでも思いましたが、ロキはちゃんと人の真心がわかる奴ですね。
ネプチューンが言うとおり、根っからの悪童ではない。
ロキの株はまだまだ上がる予感。
本当に麦わらの一味に入ったりする可能性もわずかに見えてきたなー。

ハラルドは改革を急ぎ過ぎて詰めを誤りましたね
世界政府は信じちゃダメなんですよ
なんか2択をいつも誤ってる印象です。良い人なのにな~
モサモサした娘を許嫁に・・アレッ
モサ公ってもしかしてシラホシ姫なんじゃないの
ハラルド、善人なのに2択をいつも間違うって分かりみー。モサ公、まさかのしらほし説!確かに「モサ」に繋がりそうな人これまで他に全く出てないんですよね。電伝虫の口調や顔はしらほしっぽくはないけれど。
ネプチューンとの「モサモサせんわ‼︎」のやりとりは、ロジャーにツッコミ入れた「モジャモジャせんわ‼︎」との連想しか浮かばなかったですわー。