汗だくになるほどに暖房が効きすぎている東京メトロ車内と、汗も一瞬で冷える地上の真冬の外気に繰り返し晒されているせいか、毎日本当に気分が悪くなって「仕事に行くと死んでしまう病」が発症しそうな師走のゾリラバです、こんばんは。
あー、早く定年退職して1日家でワンピースに浸っていたい。
さて、ゾリラバの愚痴はおいといて、早速、今週のワンピースの感想、1日遅れですがいってみましょう。
以下、昨日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”最新話の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。
イーダ、死す
エルバフの名君ハラルド王をして「人生の宝」と言わしめ、実子のハイルディンはもちろん、なさぬ仲の悪童ロキまでもが(心の中では)「母」と慕っていたイーダ。
立場の違いを越えてエルバフの皆に愛されたイーダは、ハラルド王の亡き王妃エストリッダの親族に毒を盛られ、ついに15年前、帰らぬ人となってしまいました。
最期の瞬間までハラルド王を明るく励ましていたイーダは、満面の笑顔で逝きました。
ベルメールさんや海賊王ロジャー、Dr.ヒルルク、コラさんなど、ワンピースに登場する人生を全うしたカッコいい大人たちと同じように。
最期の言葉が「最高♡楽しみにしてる‼︎」って素敵過ぎません?
「おれもだ‼︎」と答えるハラルドも最高。
もう目からアクアラグナですわ。
(おそらく)イーダに毒を盛った生母エストリッダの親族に暴力を振るったせいで投獄されているロキが、(おそらく)イーダの訃報を知って一人(おそらく)涙を流しているコマがまた泣ける。
ワンピースって、こういうセリフのない想像力で補いながら読むコマがグッとくるのよねー。
ハラルド王、神の騎士団へ
そしてついに14年前、ハラルド王に五老星から“神の騎士団”への勧誘が。
“従刃”になるまでに9年も海賊退治の功を積まなくてはならなかったのと同様に、従刃になってから9年でようやく次のステージへの扉が開かれたわけですね。
シャンクスはどうやら一年足らずでマリージョアを脱出したようですが、おそらくイム様や五老星にとっては、早くエルバフの戦士を奴隷化したかったんでしょうね。
エルバフの世界政府加盟という悲願を実現したいハラルド王にしてみれば、神の騎士団入りは長年の苦労が報われた瞬間のはずでしたが。
昨日、「ハラルド、騙されないでー!」と叫んだゾリラバの声も虚しく、善良で真っ直ぐな名君ハラルド王は、百戦錬磨どころか一万戦練磨くらいのイム様にすっかり転がされてしまいました。
マリージョアでの謎の天竜人ごっこからいち早く離脱したシャンクスが、お風呂でスコッパー・ギャバンに語っていた「ハラルド王に話したいこと」というのはおそらく「イムに騙されるな」ということだったんでしょうね。
“深海契約”の正体
凶暴な巨人戦士の国という汚名を払拭しようと何十年も平和国家の設立に苦労してきたハラルド王でしたが。
イム様が欲していたのは、まさに奴隷としての凶暴な巨人戦士でした。
ようやくハラルド王がイムの本性と企みに気づいたのは、“深海契約”を交わしてしまったのち。
引き返せないところまで来てしまってからでした。
深海契約とは、「不死」と「力」を得る代わりに、イム様の命令には逆らえなくなるというもの。
つまり神の騎士団はみな、イム様と“深海契約”を結んでいるわけですね。
ちなみに前話では、“深々海契約”というのも出てました。
これが五老星が結んでいる契約なのかな?
今のところ、五老星と神の騎士団の能力の違いが良く分からないけど。
深海契約が「不死」と「力」なら、深々海契約だと何が加わるんだろう?
もしかしたら「不老」?
フィガーランド・ガーリング聖は、若い頃から神の騎士団だけど、五老星と違ってちゃんと年取ってるからね。
でも軍子は不老っぽいんだよなー。
90歳のブルックと知り合いならなおさらあの見た目はないよなと。
次号ではついに、ハラルド王の死とロキの行動の謎が明かされそうですね。
楽しみでござる。
まる。
以下の記事も更新しました。

深々海契約は恐らく不老でイムちゃんが憑依できるって感じですかね~
だから五老星と軍子は不老でイムちゃんが憑依できるので深々海契約者かなと思います。 まる。
あとゾリラバさんに一言 「俺もだ」!!
ねー、軍子だけは神の騎士団の中でも特別感ありますよね。なぜ長年隊長を務めたガーリング聖さえ与えられてなかった特権の深々海契約を軍子が与えられてるか謎。元は下々民疑惑すらあるのに。