ワンピースコミックス巻105“ルフィの夢” 感想(後半)時代のうねりとベガパンクとの出会い‼︎科学の国での新しい冒険

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ワンピースコミックス巻105“ルフィの夢” 感想(後半)時代のうねりとベガパンクとの出会い‼︎科学の国での新しい冒険

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今日は気温が20度まで上がるというぽかぽか陽気に、早くも「春眠暁を覚えず」という言い訳を使いたくなっている啓蟄のゾリラバです、こんにちは。

啓蟄というのは元々、「蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)」という言葉らしいですね。

冬籠りしていた虫たちが地上に出てくる季節。

 

ワンピースの「新世界」でも、これまでなりを潜めていた大物達が動き出しています。

早速、今週発売のコミックス巻105後半の感想、いってみましょう。

いよいよルフィ達の新しい島での冒険が始まります‼︎

いつものように、ジャンプ掲載時の最新話を読んだ時の初見リアルタイム感想は、それぞれのリンクからどうぞ。

 

コミックス105巻前半の感想はこちら

SBSのゾロの家系に関する感想はこちら

 

第1061話 未来島エッグヘッド

ワノ国出航時にくじ引きで負けたルフィ達が進んだのは南東。

途中、荒れ狂う海に落ちたチョッパーと、なぜか巨大な渦から飛び出してきた少女を助けようと腕を伸ばし、お約束どおり自分も海に落ちたルフィ。

3人を救出しようと飛び込んだジンベエが泳ぎ着いたのはなんと、人類の500年先を行くという天才科学者Dr.ベガパンクの研究所がある“未来島エッグヘッド”でした。

魚人のジンベエが麦わらの一味になってて本当に良かったわ〜。

航海仲間に魚人がいるというのは実に心強いですな。

 

渦から飛び出してきた少女というのはなんと、ルフィと同じ“最悪の世代”のひとり、ジュエリー・ボニー‼︎

ワノ国編では、ティーチ、ウルージ、ベッジ、ボニー以外の“最悪の世代”8人が勢ぞろいしましたが、新しい島での冒険は、ボニーが準主役のようですね。

 

そしてエッグヘッドの近くには、どうやら海軍本部のG-14支部というのがあるようです。

ベガパンクの拠点に近いためか、シーザーの実験で巨大化させられたモチャら子供達を連れてたしぎ大佐が滞在しています。

そしてそこにはヘルメッポの姿が‼︎

第1059話の最後のコマで、親友のコビー大佐が黒ひげ海賊団に拉致されたという衝撃的なニュースが明かされましたが、ヘルメッポをはじめ同じSWORDの仲間達が、G-14支部に集まっているようです。

しかしワノ国で重傷を負ったSWORD隊長のX・ドレークとはまだ連絡がついていないようで、今や四皇の黒ひげティーチのところに攻め込む決断をなかなか下せない模様。

コビーを心配して顔中涙でぐちゃぐちゃのヘルメッポ、いい奴だなぁ…(←改心系ヒーローに弱い)

 

第1061話の感想・考察(その1)

第1061話の感想・考察(その2)

 

第1062話 科学の国の冒険

未来島エッグヘッドの冒険は、序盤から次々と懐かしいキャラと新しいキャラが登場して、もう何にコーフンしたら良いのか迷うほど。

二手に分かれてしまった麦わらの一味ですが、どちらも自分がベガパンクだと主張する謎のキャラ達と遭遇します。

当時の混乱と狂乱と興奮ぶりは、リアルタイム感想を読んでいただくとして、改めて第1062話を読んで思ったのは、ゾリラバのゾロがカッコいいということです。

そしてロビンも!

決してベガパンク02“悪(リリス)が”「おどけるバカ共(フランキー、ウソップ、サンジ)は囮か…‼︎」と言うほど狙ってやってる訳ではないけど(笑)

ゾロとロビンの警戒心と臨戦態勢は、「常在戦場」って感じでカッコいいわー。

 

ややこしいベガパンク本体(ステラ)と“猫(サテライト)達の関係を読者に解説してくれたのは、世界会議(レヴェリー)以来久々の登場となったCP0のカク‼︎

なんとルッチやステューシーと共に、エッグヘッドに向かっています。

そのミッションはまさかのベガパンク抹殺。

エニエスロビーでのルフィ達との遭遇に、嫌でも期待が高まりましたわ。

 

第1062話の感想・考察(その1)

第1062話の感想・考察(その2)

 

第1063話 たった一人の家族

同じ食いしん坊同士、あっという間に意気投合したルフィとボニー。

でもボニーは、ルフィ達と違って明確な目的をもってこのベガパンクの島エッグヘッドにやって来ていました。

その目的とは「ベガパンクに父を元通りにさせる」こと。

ボニーのビブルカードの裏面に書いてあって、ゾリラバが大好物のプリンを落として三度見したヤツです。

その尾田っちの手書きメモがついに、本編のストーリーに登場してきました。

 

そして後半は舞台が一転して、ワノ国を北東に向けて出航したトラファルガー・ローサイド。

待ち受けていたのは衝撃のローの女体化、もとい、黒ひげ海賊団の待ち伏せ攻撃でした。

一番先へ進めるからと、賢く北東の航路を選んだローですが、ハートの海賊団、早くも次の四皇、一番タチの悪い奴らと戦う羽目になってしまいましたよ。

 

第1063話の感想・考察(その1)

第1063話の感想・考察(その2)

 

 

第1064話 エッグヘッド研究層

黒ひげ海賊団に対して想像以上に善戦するハートの海賊団(ごめんよ)にテンションが上がった前半。

これまでハートの海賊団は、ロー1強みたいなイメージが強かったので、シャチやペンギンが活躍しているのを見るのはとても嬉しいです。

でも、黒ひげ海賊団vsハートの海賊団の勝者島(ウィナーとう)での勝敗の行方は不明のまま、場面はエッグヘッドに移ってしまいました。

ティーチの船にプリンちゃんが囚われているというびっくり情報とともに、またも気になる「おあずけ」です。

くあーっ‼︎

 

そしてとどめのびっくり情報は、ドラゴンと交信して自分はもうすぐ死ぬだろうと告げたベガパンク(01シャカ)。

まさかの交友関係と謎が謎呼ぶ展開に、あわわ状態になりましたわい。

 

第1064話の感想・考察(その1)

第1064話の感想・考察(その2)

 

第1065話 6人のベガパンク

コビーが女ヶ島のハンコックを捕らえに行った第1059話で初登場して以来、ワンピースファンの考察魂をくすぐり続けた新型パシフィスタの“ジンベエ型”が、初披露された第1065話。

仲間であるジンベエの姿をしたセラフィムの攻撃を受けて、サンジ達麦わらの一味も動揺を隠せません。

 

加えてついにサブタイトルにあるとおり、ベガパンクの本体以外の6人の“猫(サテライト)達が全員登場です。

カクが言っていた“自分を「6人」に分散”するとか“6人の「猫」全員がベガパンク”という意味がようやく少しわかったような気がしました。

つまり忙しいベガパンクは、研究や発明や実験だけでなく、食欲や睡眠欲のような生命維持に必要な行為や、暴れることによる気分転換、研究資金の調達のために海賊船を襲う悪役などを、サテライト達に分担させてるんだろうなーと。

 

第1065話の感想・考察(その1)

第1065話の感想・考察(その2)

 

明日は、SBSの感想の続き(というかまだゾロの家系の話しかしてないしな…)を書きます‼︎

-コミックス

執筆者:


  1. 匿名 より:

    科学の国の冒頭が何だか推理小説みたいになっちゃて来ましたね…。
    ボニーとくまの事も凄く気になりますが、研究所内を暗躍してる者も気になります!
    ステラとサテライトも白という希望を含めた見解ですが…。
    もう1人のベガパンクがいる(分離した)?
    五老星と一緒になってた扉絵のベガパンクが一連の「ホシ」だろうかと?
    (悪意を感じる顔してる…笑)

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