伏線大魔王の尾田っちが、ガチ考察勢を嘲笑うかのように仕掛けてくるミスリードの数々に打ちひしがれながらも、それでも手のひらの上で転がされる快感の方が優ってしまうワンピース熱中症患者のゾリラバです、こんばんは。
いやー、今週のワンピースはホント「えっ、そう来る⁉︎」と叫んでしまう展開でした。
そこで、今までの予想がいろいろ覆されたゴッドバレー事件について、ちょっと整理してまとめてみたくなりましたよ。
以下、10/16日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”最新話の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。
Contents
ゴッドバレー事件とは
ゴッドバレー事件とは、ゴッドバレーと呼ばれる「とある島」で38年前に起きたと言われる大事件。
これまでその現場にいたことが判明していたのは、ルフィの祖父である海軍中将モンキー・D・ガープ、のちに海賊王になるゴール・D・ロジャー、当時の「海の覇者」だったロックス海賊団、そして「天竜人とその奴隷」でした。
曲者、強者揃いのロックス海賊団を、海軍中将と海賊王(P)が手を組んで倒したというのも驚きでしたが。
その理由が、「天竜人とその奴隷を守るため」だったことが、更に多くの謎を呼びました。
すなわち、普段はマリージョアという「神」の土地に住む天竜人が、なぜそんな島にいたのかと。
その答えを求めてゾリラバを含む多くの考察勢が飛びついたのは、ゴッドバレー(神の谷)という地名。
きっと天竜人ゆかりの土地なのではないかと。
ここでまんまと尾田っちのミスリードに引っかかったわけです。
今週フタを開けてみれば、ゴッドバレーは天竜人ゆかりどころか、政府非加盟国で天竜人の「人間狩り」の舞台にされた島だったとな。
くあー。
関係者のゴッドバレー集結
ロックス海賊団の襲来
今週、「ボニーが垣間見た父くまの記憶」という視点で始まったバーソロミュー・くまの過去編では、ゴッドバレーを舞台に「世界政府非加盟国の住民」「問題のある奴隷」「犯罪者」を対象にした「人間狩り」が始まりそうですが。
まだ、ロックスもガープじいちゃんもロジャーも登場していません。
天竜人が3年に一度行っているというこの唾棄すべき「先住民一掃大会」の情報を聞きつけて、おそらくロックス海賊団が、天竜人達が集まるゴッドバレーにやって来るのではないでしょうか。
普通の海賊は、天竜人はおろか、海軍にさえ敢えて向かって行こうとはしませんが、ロックスは、「世界の王」を目指し、世界政府自体を倒そうとしていたイカれた海賊でした。
そういう「神」を神とも思わないロックス海賊団なら。
普段ははるか上空のマリージョアにいて手が出せない天竜人が、大挙して地上に降りてくるこの「大会」は、恰好のチャンスだったでしょう。
ロジャーが居合わせた理由
このゴッドバレー事件から13年後に海賊王と呼ばれるようになるゴール・D・ロジャーも、この時にゴッドバレーにいたことが判明しています。
理由は明らかではありません。
ロジャーの性格からして、敢えて天竜人に喧嘩を売ろうとするとは思えないし。
偶然居合わせた可能性もありますね。
ただ、結果的にロックバレーから宝箱(シャンクスが入っていた)を持ち帰ったりしてるので、天竜人が集まると聞いてお宝を狙って来た可能性あるかなぁ。
どうもロジャーのプロファイリングとは合わない気がするけど。
ガープ中将もやって来る
ガープ中将とロジャーが組んでロックスを倒したことは分かっているので、これからガープじいちゃんもやって来るのは間違いないでしょう。
若い頃からずっとロジャーを追いかけ回していたガープですから、ロジャーを追ってたらたまたまゴッドバレーにたどり着いた可能性もありますが。
あるいは当時ロジャーよりもずっと大きな脅威だったロックス海賊団が、天竜人が集まるゴッドバレーを狙っているという情報を海軍が得て派遣されて来たのかも。
もしくは、そもそもこれだけ大勢の天竜人が地上に降りて来るからには、海軍にとってゴッドバレーは最高、最大級の警備対象でしょうから、元々中将クラスが何人か派遣されてガープ中将も(イヤイヤながら)警護に当たっていた可能性もありますね。
いくらガープとロジャーが組んでロックスを倒したことが、ガープの英雄伝説の始まりだったとしても、ロックス海賊団には後の白ひげやらビッグ・マムやらカイドウ(途中逃亡疑惑あり)やら猛者共もいたわけなので。
海軍の戦力もそれなりに最初から派遣されていたのかも。
今後考え得る展開
今後の展開としては、ゴッドバレーで不愉快な「ゲーム」が開始するのと前後して、ロックス海賊団が襲来する可能性が高そうかなと最初は思ったのですが(不快極まりない大虐殺を見たくないという希望的観測もあり)。
ただ、気になるのは、既にゴッドバレーの国王を斬り捨てたフィガーランド・ガーリング聖が、「ゴッドバレーの王者」と呼ばれていること。
かつて、なぜ「王」ではなく「王者」なんだろうという疑問を呈しましたが。
この卑劣な「先住民一掃大会」の「王者」という意味だとすると、現在マイナス1万点スタートのガーリング聖がある程度住民を倒してからでないと救いは来ないのでしょうか。
悲劇的な結末を予感してしまうもう一つの理由は、ゴッドバレー事件以降、この島が「跡形もなく消えた」「政府が隠したかった島」になっていること。
もしかしたら、“脱兎(ラビット)とされた住民達は、ほとんど生き残れなかったのかもしれません。
タイミングは定かではありませんが、今後、ロックス海賊団が襲来し、ガープ中将と(なぜか)ロジャーが倒して、結果的に天竜人とその奴隷を救うという流れはほぼ確実。
ガープじいちゃんは、海賊と組んで天竜人を救ってしまったことが不本意で、ゴッドバレー事件を語りたがらないと同期のセンゴクは言ってましたが。
少なくとも、そのおかげでイワンコフとくまは救われたんでしょうね。
今後注目すべき残った謎
少女ジニー
今週のワンピースの感想ではスルーしてしまったんですが、読者の方のコメントで、イワンコフと共に現れた奴隷の少女ジニーは、もしかして重要人物かも、と気づきました。
ゴッドバレー事件を生き延びるバーソロミュー・くまは、その後、故郷のソルベ王国の国王になるわけですが。
現在のソルベ王国の王太后の名は「コニー」。
そしてくまの娘の名は「ボニー」。
となると「ジニー」という名のこの少女が、くまの将来の妻にしてボニーの母親という可能性、ありますよね⁉︎
くまは物静かで温厚なイメージですが、ボニーの率直な明るさと大喰らいは、このジニーから受け継いだ⁉︎
イワンコフをアニキと呼ぶジニーが、イワンコフの実の妹かどうか分かりませんが、もしそうなら、イワちゃんとくまは単なる革命軍の同士というだけでなく、義兄弟?
ま、またしても尾田っちのミスリードの可能性、あるけどね(←疑い深くなっている)。
フィガーランド聖とシャンクス
映画FILM“RED”で五老星によって言及された衝撃的なネタバラシが、「シャンクス=フィガーランド家出身の天竜人」ではないかということ。
そして、その衝撃に追い打ちをかけたのは、フィガーランド家の天竜人として本編に登場したガーリング聖が、クズ揃いの天竜人の中でも武力をもった非情のクズらしいことです。
このフィガーランド・ガーリング聖とシャンクスが血縁とは、正直思いたくないですが。
サンジくんとヴィンスモーク・ジャッジのような例もあるから、有り得ないとは言い切れないですよね。
今週判明した若き日のガーリング聖はそこそこイケメンなので、シャンクスに似てないこともない。
髪の毛の色はまだ分かりませんが、シャンクスのような赤髪ではなさそうです。
1歳の息子(シャンクス)がいそうな年齢かどうかは微妙ですね。
結構若く見えますけどね。
今回のくまの過去編で、この一番気になる謎の解明までいくかは分かりませんが、これから何週間かでいろいろな伏線が回収されそうですね。
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尾田っちはイトイトの実の能力者なので踊らされるのはいつものことなので
心地よくマリオネットと化しているバギーラバです。
早くロックスのご尊顔を見たいな~
ガーリング聖とどっちが鬼畜なのか
警護兵の中にコングもいて欲しいです。
バギーラバさん、こんにちは。確かに尾田っちはイトイトの実の能力者かも(笑)
マリージョア事件は38年も前だから、警備兵の中にコングさん、いてもおかしくないですね。センゴクやサカズキより偉いのに、普段何してるかさっぱりわからない人なので(笑)