足を骨折して趣味のジョギングができず、なぜかキーボードを習い始めた、常に泳いでないと死んでしまうイワシ女、ゾリラバです、こんばんは。
さて、今日2月9日は、謎多き元七武海、バーソロミュー・くまの誕生日ですね。
久々にキャラ語りマインドを唆られたので、今日はじっくりくまさんについて語りたいと思います‼︎
麦わらの一味の恩人
初めてバーソロミュー・くまがワンピースという壮大な物語に王下七武海として初登場したのは第233話。
その後、ようやくゲッコー・モリアとオーズを倒して精魂尽き果てたルフィ達の前に、静かに、でも圧倒的な力を持った敵として現れました。
世界政府から麦わらの一味の抹殺を命じられてスリラーバークにやってきたくまに対峙したのは、ゾリラバのゾロ(あっ、またゾリラバのって野心出ちゃった)。
なぜならルフィはモリアとの戦いで力を使い果たし、気を失っていたから。
このスリラーバーク編、いやONE PIECE屈指のゾロvsくまの名場面を語り始めると、完全にゾロ語りが始まってしまうので、今日はとりあえずくまさんに集中します。
ゾロの身代わりの申し出を受け入れて、麦わらの一味を見逃したバーソロミューくまが最後につぶやいたドラゴンへの言葉から、くまという大男が王下七武海という政府側の人間でありながら革命軍とのつながりも伺わせてワクワクしたものです。
元革命軍幹部
敵か味方かよく分からなくなったくまさんが再び麦わらの一味の前に姿を現したのは、シャボンディ諸島でした。
黄猿と戦闘丸とパシフィスタという圧倒的な戦力に追い詰められ大ピンチのルフィ達の前に現れたくまが取った行動はなんと、ニキュニキュの実の能力で一味を全員、どこかへ弾き飛ばすこと。
最初に飛ばされた瀕死のゾロが忽然と姿を消した時は、まだくまの能力が不明だったこともあり、「は?何してくれとんじゃ、ワレェ!」「いったい何をなさいますの、貴方‼︎」と動揺したものです(遠い目)。
でものちにくまがレイリーに語り、2年後にフランキーを通じて麦わらの一味に伝わったとおり、くまは一味をバラバラに世界各地に飛ばすことで、結果的に彼らを絶体絶命の窮地から救ったのでした。
しかも、一味それぞれが更に得意分野や才能を伸ばせる場所まで考えて飛ばすというね。
更には世界政府により人格を奪われPX0に改造される契約を結んだ時も、ベガパンクに頼んで、ルフィ達の修行の間、サウザンド・サニー号を守り抜くというプログラミングまで自分に施してもらっていました。
こうした一連の行動は、くまが元々革命軍の幹部であり、ルフィが革命軍司令官のドラゴンの息子であることと無関係ではないでしょう。
しかし革命軍幹部であったバーソロミュー・くまがなぜ、いつ、どうやって海賊になり、王下七武海になったのかは未だ明かされていません。
元ソルベ王国国王
「元革命軍で王下七武海」というだけでも「は???」という謎経歴のバーソロミュー・くまが、実は元ソルベ王国の国王であるということが明かされたのは、マリージョアでの世界会議(レヴェリー)編でした。
何ソレ⁉︎
初登場時から気になっている“暴君くま”の二つ名は、この国王時代についたものなんでしょうか。
このソルベ王国というのは現在も存在していて、世界会議にも参加しているらしいことが分かっています。
そうなると「現在のソルベ国王とくまとの関係は何?」ということも気になる謎のひとつですね。
ソルベ王国について分かっていることは、コニーという名前の王太后がいて、その容姿は、“最悪の世代”の一人ジュエリー・ボニーが悪魔の実の能力で老けた姿にそっくりだということです。
ジュエリー・ボニーの父親
様々な憶測を呼んでいたバーソロミュー・くまとジュエリー・ボニーの関係が父と娘でおそらく間違いないだろうと判明したのは、なんとボニーのビブルカードに描かれた尾田っちの手書きメモ。
そこには
ベガパンクに父を元通りにさせる
と書いてありました。
どういう理由があったかは分からないものの、世界政府との契約で自らの身体を少しずつ改造することを受け入れ、最終的には自我まで失って政府の人間兵器PX0となったくま。
かつては「暴君」と呼ばれ革命軍幹部だったくまが、大人しく政府の言うことを聞き、自らの人格を失う改造まで受け入れたのは、おそらく娘のボニー絡みではないかとゾリラバは踏んでいます。
当時、世界政府に捕らえられていたボニーを人質にされ、くまは言うなりにならざるを得なかったのではないかと。
だからこそ赤犬は、くまの改造が完全に終わった頂上戦争後に、ボニーに対してこう言ったのではないでしょうか。
お前が政府から逃げたと聞いた時ァ、ひやりとしたがのう。
だがもう全て終わった。
娘のボニーを人質としてくまを従わせていたので逃げられて「ひやりとした」けれども、もうくまの人格も奪う改造も「全て終わった」たから問題ないということ?
天竜人の無敵奴隷
ただでさえ謎属性てんこ盛りのくまが、現在は天竜人の「無敵奴隷」という扱いを受けていることが判明したのは、ONE PIECE第908話。
改造により人格を失ったくまを、レンタル奴隷としてナイフを刺したり酷い扱いをして使い回している天竜人に、怒りを超えて憎しみさえ覚えました。
本当にチャルロス聖とその父親のロズワード聖、腹立つわー。
なお、くまは奴隷でありながら王下七武海という肩書きは当時そのままでしたが、その後、王下七武海制度が撤廃されましたね。
くま救出作戦
くまをその悲惨な境遇から救い出すため、サボら革命軍とジュエリー・ボニーが偶然ほぼ同時にマリージョアに姿を見せた時は、非常に驚きました。
マリージョアでは4年に一度の世界会議の真っ最中。
しかしその救出作戦の結果については、4年近く経った今も、まだ判明していません。
それどころか、サボの身に何かあったらしいことが2年半ほど前に仄めかされて以来、「いったい何があったの〜サボ〜‼︎」という状態が続いているのだガネー。
ワノ国編も終盤なので、そろそろその後の経緯が小出しにされてくる頃ではないかと思っているのですが。
サボはどうなったの⁉︎
ボニーは⁉︎
くまは⁉︎
またしても漁夫の利を狙ってそうな黒ひげティーチは⁉︎
同じように世界会議で何か起きたらしいアラバスタのコブラ王とビビは⁉︎
はァはァ。
くまさんから話が拡散してしまいましたが、2018年の暮れに「今後の10大注目ポイント」として列挙した謎は、2022年が明けた現在もほとんどが絶賛注目中です(笑)
バーソロミュー・くまをめぐる人々の動きは、今年こそワノ国編以降の世界の動きと絡めて描かれるでしょう。
今年のくまさんに刮目せよ‼︎