買い物しようと街まで出かけたら、財布を忘れて愉快なゾリラバです、こんにちは。
そのうちお魚くわえたドラ猫を追いかけて裸足で駆け出す羽目になるかもしれません。
さて、あちこちで物語が新たな展開を見せるとともに、新情報もてんこ盛りな今週のワンピース。
早速、昨日の感想の続き、いってみたいと思います。
以下、昨日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。
ヒノキズの男の新情報
1年前、新世界のとある島で偶然(?)邂逅し、一緒に酒を酌み交わす流れになったクザンと黒ひげ海賊団。
赤犬と青雉の決闘の顛末を本人の口から聞いて黒ひげ海賊団が盛り上がる中、やや唐突な感じで、カタリーナ・デボンの口から“ヒノキズの男”の話題が出ました。
マグマ人間のサカズキによって傷を負ったクザンの「……おれかな」というボケはおいといて。
“ヒノキズの男”というキーワードが初めて登場したのは、ワノ国編の終盤、ローがフェアプレー精神でキッド達にカイドウのロードポーネグリフの写しを渡した時でした。
その時は“火ノ傷”と表記されていましたが、1年前の黒ひげ海賊団が持っていた情報は“ヒノキズ”。
この違いは、キッド海賊団の方がより正確な情報を持っていたためなのか、あるいは1年間でより精度の高い情報が出回るようになったからなのかはわかりません。
でも上述の第1056話のエピソードで、ローも“火ノ傷の男”について何か知ってそうな反応だったのに、ロードポーネグリフに誰よりも詳しそうなロビンが全く初耳だったことが意外でした。
そして今週、新たに提示された“ヒノキズの男”に関する情報は以下のとおりです。
☆ 真っ黒な船に乗っている
☆ 敵船を飲み込む巨大な渦を発生させられる
☆ 政府側の人間かも(シリュウの推測)
☆ 現在行方のわからない四つめのロードポーネグリフを持っている
黒い船と聞いてまず浮かぶのは、革命軍ドラゴンの船。
カラー版やフィギュアを見ると赤い部分などもありますが、帆やヘッドが黒一色のため、遠目では「真っ黒」に見えそうです。
また、巨大な渦については、アーロン一味が海底の地形を変えて渦を起こしてプリンプリン准将の船を沈没させたように、魚人なら可能そう。
あるいはラフィットが推測するように、海流を操れる能力者なのかもしれません。
政府側の人間かもというのは、今は単にシリュウの推測として提示された情報ですが、メタ的に見れば、尾田っちが全くのガセネタをミスリードのために放り込んだとは思えないんだよなー。
ロードポーネグリフを人知れず長年所有できるというのは、相当の大物だと思うんですけどね。
火ノ傷の男が持っているという四つめのロードポーネグリフは、間違いなくロジャーの時代には魚人島にあったもののはず。
それを考えるとネプチューン王が一番、現在の所有者を知ってそうな気がするんですけどねー。
どうもこれらの条件を全て満たす人物が思い浮かばないんですよね。
うーん、まだ登場してない我々の知らない人物なんでしょうか。
迷う奴ァ!!!弱い!!!
ハチノスに乗り込むガープじいちゃんとクザンが直接対決するとしたら、クザンが黒ひげ海賊団への忠誠心を身をもって証明するよう求められた時だろうと思っていましたが。
今回、ハチノスに残っていた幹部達の中で、先陣切ってクザンが出て来たのはそういうことなんでしょうか。
クザンの加入から1年経っていても、バージェスがドレスローザでティーチに言っていたように、元海軍大将を信じられないと思っている黒ひげ海賊団幹部は多いはずですから。
一方、今は四皇の幹部となったクザンに対し、言いたいことを全部ストレートにぶつける安定のガープじいちゃん。
ホントこういうとこはルフィと(が)そっくりですね。
クザンは「あんたのそういう所大好きだから」「おれも今やりてェように生きている」と返しますが。
それに対するガープ中将の答えが意味深です。
縛られるなバカめ‼︎
「今を生きろ」と教えた筈じゃ!!!
と。
つまりガープじいちゃの目には、「今やりてェように生きている」と言うかつての一番弟子が、実際には、過去(もしくは未来)に縛られて、今を生きていないように見えているということ。
言い換えれば、クザンが今を「自由」に生きてない、クザンの求める「自由の答え」は、今いる場所には無い、と言っているような気がします。
そして、クザン自身もそれを薄々感じていると分かっているからこその
ええかクザン‼︎
迷う奴ァ!!!
弱い!!!
なんだろうな。
相手が自然系(ロギア)の元海軍大将であることを全く感じさせない、ガープじいちゃん(78歳)の圧倒的な覇気と腕力による“海底落下(ブルーホール)”の大技も。
普通なら「うぉーっ‼︎すげー‼︎」となるところなんですが。
相手が、ガープを尊敬し、敬愛し、後ろをついて回っていたクザンだと、なんだか切ないですね。
ガープじいちゃんの愛ある拳で、クザンが目を覚ましてくれるといいなぁ。
地中深く落下してもクザンは死んだりしてないでしょうし、ガープじいちゃんは、他の幹部達が来る前にさっさとコビーを連れて脱出して欲しい‼︎
もうほんとこれだけガープの強さを見せつけられても、ストーリーの展開上なんか起きるのではと心配で心配で。
敗北したハートの海賊団
ローvsティーチの闘いがいよいよ始まるというところで場面が切り替わってしまったことで、ハートの海賊団にとって悪い予感しかしないと以前書きましたが。
やはり“勝者島”の勝者は、黒ひげ海賊団でした。
ティーチのヤミヤミの実の能力は、悪魔の実の能力者であるローにとっても致命的だったのでしょう。
能力者になる以前からルフィを圧倒していた身体能力抜群のエースでさえ、ヤミヤミの力に負けたわけですからね。
しかもその後、グラグラの実の能力を得た黒ひげは、バナロ島の決闘の頃より更にパワーアップしています。
一方、ローのオペオペの実の能力は、体力の消耗が激しい上に、ローはワノ国で四皇ビッグ・マムと死闘を繰り広げたばかりですし。
やはりワノ国近海で闘いの傷が癒えぬ「新緑」を待ち伏せしていた黒ひげの作戦勝ちというところ。
憎たらしいヤツです。
ベポの変身
でも瀕死のローを救ったのはなんと、ペポでした。
どうやらチョッパーから、巨大化の薬を作ってもらっていたようです。
見た目は“月の獅子(スーロン)”のようで、黒ひげ海賊団もスーロンかと思ったようですが、これはチョッパーが使っている怪物強化(モンスターポイント)のランブルボールに近いのではないかしら。
ガリッと噛む所もランブルボールと一緒だし、いくらチョッパーでも、短期間でスーロン化の秘密を解き明かして、月光なしでスーロンになれる薬を作れる気はしないのよね…。
で、チョッパーでさえモンスターポイントを制御できるようになるには2年の修行が必要だったからこその、「うまくいく保証はないからな」なのかなと。
ペポ、単なる“月の獅子”にしてはだいぶ巨大化してますし。
ワノ国でチョッパーが巨大化して活躍したのを見て、ペポがチョッパーにランブルボールをねだったものと推測します。
ローの敗走と今後
四皇であるシャンクス率いる赤髪海賊団に壊滅させられたキッド海賊団に続いて、ハートの海賊団も四皇である黒ひげ海賊団に敗北を喫しました。
新たに四皇になったルフィと懸賞金額では並んでいたキッドとローが、まさかこんなにも早く海賊王争いから後退するとはね。
いずれも船を完全に破壊されて、一味の大半は生死すら不明という状況ですが。
ローがキッドと違うのは、なんとか逃げのびた様子が明示的に描かれたことと、ハートの海賊団が“壊滅”ではなく“敗北”という表現が使われていること。
ローはDの一族だし、オペオペの不老手術の伏線もあるしで、このまま退場することはまずないでしょうが。
新四皇とは明らかに差が付きました。
ルフィ達麦わらの一味も今はエッグヘッドを脱出することに必死でそれどころじゃないだろうけど、新聞でキッドとローの海賊団に起きたことを知ったら、どうするんでしょうね。
ポーラタング号を破壊され、瀕死のキャプテンを背負って海に逃げたベポは、ワノ国に引き返すのでしょうか。
それともエルバフかエッグヘッドにたどり着くのか。
誰に救われ、どうやって仲間を取り戻し、再結成をはかっていくのか。
気になります。
もうね。
気になることだらけ‼︎
続きは合併号だから、またしばらく待たないといけませんね(泣)
今晩は(‘◇’)ゞ ガープ爺ちゃん、カッコイイ!!! 流石ですね~ルフィの祖父、革命軍・ドラゴンの父、そして。エースに「生きてみればわかる」と言った人…どんな言葉だったとしても、その人の言に信憑性がが無ければ「はぁ? それで!?」となるかと思われるのですが(篠村だけ?)素敵です。勿論、賛否はあるでしょうが。例の決戦の時も身内への情に溺れる事無く、己自身の義を貫いた訳ですしね(ノД`)・゜・。 ティーチ…許せん! まぁ、アレぐらいの分かりやすい悪役も必要なのでしょうが…エース…(>_<) ベポは単なるアニマルセラピー的、存在では無かったのですね( ̄▽ ̄;) 可愛いだけでなく凄いとは! 続きが気になりますね! しかし、予想をいつも裏切ってくれるオダッチ!(←褒めてます)仮でももどきでも良いからエース、復活しないものでしょうか…(/_;)(←諦めの悪いエースファン…)失礼しました(-_-;)
篠村ヒカルさん、エース愛に溢れたコメントありがとうございます。「そりゃおめェ……生きてみりゃわかる」というセリフは、私もガープ中将の名言No.1だと思います。https://zorilover.com/character-garp
ガープの「迷うやつは弱い」
なんか良いなぁ。
自身が頂上戦争のときルフィに対してなってたもんなぁ
サルベージポストさん、コメントありがとうございます。ガープのセリフ、自身が「家族」の命と自分の「正義」の板挟みで迷ったからこその説得力がありますよね。