3連休に家に引きこもっていたらなぜか体調を崩した、自分でもインドア派かアウトドア派かよく分からないゾリラバです、こんばんは。
何もしないでゴロゴロしているのも、過ぎると心身の健康にあまり良くないのかもしれません。
さて、1週間と1日ぶりのワンピースは今週もアワアワしてしまう衝撃の展開。
まだうまく頭が整理できていませんが、とりあえず前半の感想、いってみましょう。
以下、本日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”最新話の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。
ビビが心配でたまらないルフィ達
ワノ国出港後、初めて新聞で①革命軍の世界政府への宣戦布告、②サボのコブラ王「暗殺」、③ビビの行方不明のニュースを知った麦わらの一味。
サボのコブラ王暗殺については、ルフィはもちろん、冷静なロビンをはじめ誰ひとり信じていないようですが。
ビビの失踪については、珍しくルフィとゾロが意見を戦わせています。
というよりビビが心配でたまらないルフィ、サンジ、ナミ、チョッパーが感情に任せてすぐにでもビビを助けるための行動を起こそうとするのに対し、ゾロは冷静に今できることはないと言っているだけなのですが。
いつもは現実的な判断を下せるナミさんまで取り乱していることから、正しいことを言っているゾロはかなり分が悪い。
こいつ鬼だな‼︎
「鬼ヶ島」‼︎
「緑カイドウ」‼︎
「緑マム」‼︎
と散々な言われようです。
連想ゲームか‼︎(笑)
ビビをアラバスタに残して出航した時も、そういえばゾロとその他で似たようなやりとりがありましたねェwww
もう副船長でいいでしょ
でもゾロのこういう冷静沈着なところがホント好きなんだよなー。
普段は方向音痴でバカだけど、いざという時は冷静に大局を見て賢い判断ができる。
クールな頭と熱い心ですよ。
ビビを侮ってんのか⁉︎
あいつは強ェ女だろ‼︎
ゾロだってビビを気にかけているけれど、かつて共に闘った仲間として、ビビの心身の強さに対する信頼が心配を上回っているわけです。
実際、闇雲に動き回っても意味がないことも理解した上で。
さすがはゾリラバのゾロ(あっ、またどさくさに紛れて野心出ちゃった)‼︎
なお、みんなの罵詈雑言を聞き流していたゾロが、サンジの「クソマリモ‼︎」にだけ「だまれ4番」と反応するとこが爆笑です。
その後のお約束の2人の真剣バトルと、ロビンちゃんの何事も無かったように続けられる冷静な新聞解説も。
ルフィに関わりのある名前
ロビンがルフィに伝えなかったニュースが他にもありました。
ルフィが一度に理解できる情報量と処理能力を正しく認識した上で、「もう頭がいっぱいよね」とバッサリ身も蓋もない言葉を発するロビン姉さんのステキな笑顔がなんとも笑えます。
実際、魚人島でも「サニー号をコーティングしてくれるフランキーの師匠トムさんの弟」という説明を、「フランキーの弟をコーティングする師匠」と理解したルフィですからね…。
おそらく語られなかった「ルフィに関わりのある名前」というのは、先週描かれた女ヶ島の事件、すなわち「黒ひげ」「ハンコック」「コビー」のことでしょうね。
コビーが黒ひげに拐われたのは、読者目線ではルフィの言う「ヤベーの」に当たりそうだけど。
ここでルフィに伝えられなかったことはのちのち何か意味を持ってくるのでしょうか。
ルフィの「夢の果て」
今週のサブタイトルをチョイ見せで見た瞬間から心が跳ねたルフィの「夢の果て」。
「“ONE PIECE”とは何か」という命題と並んでこの物語の最大の謎と言っても過言ではありません。
これまでルフィがエースとサボとシャンクスにだけ語ったことがあるというその「夢の果て」が、ついに今週、仲間の麦わらの一味にも伝えられたわけです。
それぞれの最初の反応は、
ゾロ「は?」
ジンベエ「ん?今…何と?」
ナミ「えェ??」
ブルック「ヨホホ♪面白すぎますそれ‼︎」
ウソップ「いやいやお前…‼︎」
フランキー「わははいいなそれ最高だ‼︎」
サンジ「だはははおいチョッパー頭診てやれ‼︎」
ロビン「……」
チョッパー「わあ〜…‼︎」
ルフィの子供時代のエースやサボの反応、あるいはルフィと同じ「夢」を持っていたとされる海賊王ロジャーから聞いた白ひげやおでん様の反応とほぼ同じですね。
まず、荒唐無稽なことを聞いた驚き、そして何バカなことを言ってんだという大笑いです。
でも次のページで、いくつか今後の推測のヒントになりそうな発言が出ました。
ジンベエが「この船に乗ってしまったからにゃあ他人事ではないのう」と笑い。
チョッパーが目をキラキラさせながら「その夢いいな〜‼︎」とはしゃぎ。
ナミさんはルフィらしいと言い。
フランキーが「そりゃ「海賊王」にくらいにならねェとムリ」と笑っています。
整理すると
◎ 最初は誰もが驚き涙を流して大笑いする突拍子もない夢であること
◎ 実現するにはルフィだけでなくクルーも覚悟を決めないといけないこと
◎ 「ルフィらしい」夢であること
◎ 海賊王なら叶えられるかもしれない夢であること
ちなみに、今回大方の予想を裏切って仲間にならなかったヤマト(言い方…)も、かつてエースがうっかりしゃべってしまったために、そのルフィの夢の果てを知っています。
その時のヤマトは、ルフィの「夢の果て」がおでんの日誌に書いてあったゴール・D・ロジャーの夢と同じだと知って、感動の涙を流していました。
つまり存命のキャラの中では、シャンクスとヤマトだけが、ルフィと海賊王の「夢の果て」が同じだと知っていることになります。
最後のロードポーネグリフ
今週、ロビンの口から4つ目のロードポーネグリフについて
☆長い間誰にも見つけられなかった石
☆全く手掛かりが無い
という情報が明かされました。
「情報が無い」というのも大事な情報。
世界中の情報が集まる革命軍に2年間身を置き、常にロードポーネグリフに関してはアンテナを張っているであろうロビンが、そう断言したことはかなり重要ですね。
記憶を失ったサボが革命軍で生きていたことも、ワノ国にプルトンがあったこともそうですが、ロビンは知っていることを全て仲間や読者に語るわけではありません。
でもロビンが手掛かりが無いというからには本当に何も情報を持っていないのでしょう。
つまり最後の一つのロードポーネグリフについては、ロビンはじめ麦わらの一味と読者は全く同じスタートラインに立っているわけです。
そうなると気になるのはキッドが言っていた火ノ傷の男。
ワンピース争奪戦に参加するには探さないといけない人物だという情報をローも知ってそうでしたが、ロビンは知らない様子でした。
キッドやローの情報ソースと併せてゾリラバ気になります。
もっと気になる今週の後半の展開については、また明日‼︎