来年のONE PIECE展開予想記事を書かないと、年越し気分が盛り上がらない年末のゾリラバです、こんにちは。
今年もこの季節がやってきましたね!
はい、もちろん今年も大掃除は終わってません!
…ま、ボチボチだ(クザン風に)。
さて、今年もワノ国編、大盛り上がりでしたねー。
思えば昨年末、尾田っちの年末メッセージの「新情報としてはあいつがボチボチ動くかなー?赤い髪の男…‼︎」という言葉を真に受けて、2021年の展開予想はがっつりシャンクス語りをしましたが、やはりと言うべきか、そこまでストーリーが進みませんでした(笑)
昨年末どころか、2018年末に予想した今後の展開に関わるワンピース世界の10の未回収の伏線すら、3年経ってもほぼ謎のままです。
でもね。
ONE PIECEがあと5年で終わるなんて到底受け入れ難いゾリラバとしては、もういっくらでも長く時間を使って欲しいと思う。
じーっくりゆーっくり進んでほしいのだン!
だいたいワンピースの来年の展開予想が出来なくなったら、何をして新年を迎えろと言うのか!(大掃除すれば?)
以下、最新の“ONE PIECE”第1035話までの内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。
2021年まとめ
来年の展開予想をするにあたって、指針となるのは、尾田っちが年末にジャンプフェスタに際してファンに向けて送るメッセージ。
冒頭書いたように、これがなかなか翌年のうちに実現しないとはいえ、ルフィ達が進んでいく大まかな方向性を指し示してくれる、ファンにとっての記録指針(ログポース)です。
まずは今週発表されたその直筆メッセージをみてみましょう。
尾田っちのメッセージにあるとおり、2021年は、記念すべき第1000話で幕を開け、9月にはコミックス巻100が発売され、つい先月はアニメ第1000話の放映があって、ワンピースファンにとってはコロナ禍による沈鬱ムードも吹き飛ぶお祭りイヤーでしたね。
エースとヤマトの出会いについて興奮しながら感想を書いたと思ったら、もう1年ですよ。
いや、マジで?
作者の尾田っち自身も「まだワノ国終わってねーのかい」と驚いてますが(笑)、第909話から始まったワノ国編は、先週の第1035話でなんと127話目。
これまで最長だったウォーターセブン編の全120話を軽く越えました。
鬼ヶ島最終決戦も終盤とはいえ、まだカイドウはほぼ無傷だし、ビッグ・マムもオロチもCP0も残っているので、あと10話やそこらでは終わらないでしょうね。
さすがに2022年中には終わるでしょうけど(笑)
2022年の注目点
麦わらの一味の懸賞金アップなど、ワノ国編の最終局面から終戦後にかけて気になることはたくさんありますが、特に今後の展開を大きく左右するとゾリラバが思っているのは以下の2点です。
① カイドウが倒れたら直接ワノ国を支配しようと目論む世界政府との決着はどうなるか
② ヤマトは仲間になるか
特に、今年のヤマトの活躍と人気はすごかった!
昨年の準主役がおでん様なら、今年のONE PIECEの準主役を張ったのは、間違いなくヤマトでしょう。
カイドウの娘ながら光月おでんに憧れ、モモの助を守って奮闘するヤマトは、世界のワンピースファンを魅了し、今年行われた世界ONE PIECE人気キャラランキングWT100では、登場して日が浅いにもかかわらず、11位にランクインしました。
ゾリラバも、知恵と勇気と正義感にあふれ強く美しく天然なヤマトにもうメロメロです。
2021年は、ヤマトが麦わらの一味に入って欲しい!と叫び続けた一年でもあったので、今夜はヤマトの仲間入りの可能性をまとめながら、来年の展開を考えてみたいと思います。
ヤマトが仲間になる可能性
ゾリラバの展開予想というのは、いつも読んで下さっている方はよくご存じかと思いますが、希望的観測のバイアスてんこ盛りです(言い切った)。
でも尾田っちは万物の声(ワンピファンの願い)が聞こえるゴール•D•ロジャーのような方なので、希望的観測を書いても結構当たります(きれいに開き直った)。
それでは、2022年の大きな注目点であるヤマトの仲間入りの可能性について、理由を列挙しつつ考えてみましょう。
① ワノ国編でルフィと共闘
これまでルフィの仲間になったメンバーは全員、正式に麦わらの一味に入る前に、ルフィと一緒に敵と戦っています。
ゾロ | 東の海編(シェルズタウン) | ルフィと共にモーガン率いる海軍と戦う |
ナミ | 東の海編(オレンジの町) | ルフィ、ゾロと共にバギー一味と戦う |
ウソップ | 東の海編(シロップ村) | ルフィ、ゾロ、ナミと共にクロやジャンゴと戦う |
サンジ | 東の海編バラティエ) | ルフィと共にクリーク海賊団と戦う |
チョッパー | ドラム島編 | ルフィらと共にワポル一味と戦う |
ロビン | エニエスロビー編 | 麦わらの一味と共にスパンダムと戦う |
フランキー | エニエスロビー編 | 麦わらの一味と共にスパンダムやCP9と戦う |
ブルック | スリラーバーク編 | 麦わらの一味と共にモリヤ、オーズと戦う |
ジンベエ | 魚人島編 | 麦わらの一味と共にホーディと戦う |
いわばそれぞれのエピソードの準主役を張って麦わらの一味側で闘った味方キャラが、仲間になっているわけです。
このことが、巷で噂される数字の法則やサブタイトルの法則以上に、尾田っちの仲間入り条件のこだわりではないかとゾリラバは思うのだン。
例えばウォーターセブン〜エニエスロビー編では、最初、船大工として仲間入りするのはパウリーかと思いましたが、途中で戦いから離脱して別行動になったことで、フランキーの方が新しい仲間に当確だろうと推測できました。
ワノ国編では、ヤマト、赤鞘九人男、キャロットらミンク族など、「一緒に闘う」という条件を満たす者は大勢いますが、「準主役的立ち位置」となると、まずは錦えもん、モモの助、ヤマトにしぼられるでしょう。
② ルフィと海に出ると自ら宣言している。
おでんの航海日誌を読み、「ワノ国を開国する」意味と重要性を知ったヤマトは、自分の使命が「海に出ること」だと考えています。
読者にはまだ「ワノ国を開国する」ことが何を意味するのか明かされていません。
しかし、単に「鎖国していた国が他の国と国交や通商関係を樹立する」といった一般的な「開国」とはどうやら違うようです。
もしそれだけならヤマトが海に出る必要はありませんし。
おでんの意志を継ぐモモの助や赤鞘九人男が生きていたことを知ってもなお、ヤマトは父カイドウに
と宣言していました。
出会ったばかりながら既に激戦の中でモモの助を託すくらいヤマトを信頼しているルフィが、ヤマトの長年にわたる熱く固い決意を拒否するとは思えません。
③ ヤマトはエースの想いも継いでいる
エースと出会い意気投合したヤマトは、エースの口からルフィの話を聞いています。
そしてルフィの夢の果てが海賊王ロジャーと同じであることもエースから聞き、感動の涙を流していました。
また来ると言ったエースが志半ばで倒れた今、ヤマトは親友の弟であるルフィに対して、特別な想いを持っていることでしょう。
頂上戦争でのマルコやジンベエがそうだったように、ルフィをエースに代わって守りたいと思っているかもしれませんね。
④ 霜月牛マル達に未来を託された
20年前、光月おでんの処刑後もカイドウの支配に抵抗した霜月牛マルらワノ国の大名達。
父カイドウによって、彼らと共に天岩戸に監禁されたヤマトは、彼らによって生かされ、「20年後の戦い」とワノ国の未来を託されました。
霜月牛マル達は、幼いヤマトと共に光月おでんの航海日誌を読み、おでんの願いと20年後のワノ国の使命を知り、自分達が捨て石となってヤマトを生かす道を迷いなく選びました。
侍達から譲られたご飯の味と共に、絶望的な状況でも未来に希望を繋いで挑んで果てた彼らの姿は、ヤマトにとって決して忘れられないものでしょう。
このエピソードもまた、ヤマトという人物の重要性と、ヤマトがルフィと共に海に出る必然性を物語っているように思えます。
⑤ カイドウを倒した後、ワノ国にはヤマトの居場所がない
①で挙げた「ルフィと一緒に戦って準主役を張った」キャラでも、ある共通の理由で仲間入りしなかった例外的なキャラは何人かいます。
その筆頭がビビ。
麦わらの一味と同じ船に乗り、クロコダイル率いるバロックワークスと戦い、アラバスタ編の準主役でありながら、ビビが船を降りた理由は、アラバスタの王女として国を愛していたから。
すなわちビビには、海に出るよりも大事な使命がありました。
当時は荒廃したアラバスタを復興させることかと思いましたが、その後のマリージョアでの世界会議(レヴェリー)のエピソードからすると、“空白の100年”に関わるアラバスタの王女としてのもっと重要な使命があるのかも。
すなわち「麦わらの一味と共に敵キャラに立ち向かった準主役級キャラ」でも「船に乗らない重要な理由がある」人々は仲間にはならないと言えそう。
空島のガンフォールやドラム島のドルトンのように新しい国の中心となる人物や、ウォーターセブンのパウリーのように中心となる人物を支えていく立場の者がだいたい該当しますね。
そして今回のワノ国編で言えば、これに相当するのがモモの助であり錦えもんでしょう。
新たな将軍となるモモの助と、まだ(心は)8歳のモモの助を支えてワノ国を盛り立てていかなくてはならない錦えもんには、「残る理由」があります。
したがって、パンクハザード、ドレスローザ、ゾウと、麦わらの一味の船に乗っていたモモの助と錦えもんですが、「共にカイドウを倒す同志をワノ国に連れ帰る」という旅の目的を遂げ、ここで船を降りると思われます。
それに対し、父カイドウを倒したのちにワノ国に留まる必要性がないのがヤマトです。
カイドウは、“大口真神”の能力者であるヤマトをワノ国の将軍に据えたかったようですが、最終決戦後に将軍になるのは間違いなくモモの助でしょう。
ヤマトとしては、正統なおでんの跡継ぎであるモモの助がワノ国の将軍となった暁には、もうこの国に未練も後顧の憂いもないはずです。
次に、ストーリーからの考察というよりは、メタ的な視点から、ヤマトの仲間入りの可能性を補強する要素を見てみましょう。
⑥ キャラが立っていて、他の仲間と被らない
女性でありながら「おでんは男だから僕は男になった」というヤマトは、いわゆる「ボクっ娘」で、ナミさんやロビンちゃんとは全く違ったタイプ(サンジくんがヤマトに対面した時の反応が楽しみで仕方ない)。
また、金棒という武器も、麦わらの一味にはいない独特の戦闘スタイルです。
仲間になるには一味の他のキャラと「被らない」ことも重要ですよね、たぶん。
また、どうやらカイドウやヤマトは種族としては普通の人間ではなく「鬼」らしいので、そういう意味でも多様性に満ちた麦わらの一味にピッタリ。
ただね、ヤマトの役割が「戦闘員」だと、ゾロと被っちゃうんですよ。
あっ!(気づき)
ヤマトの仲間入りをきっかけにゾロが副船長になるとか?
ちょっと野心出ちゃいました。
⑦ カイドウの息子というネームバリュー
ルフィは全く意に介さないでしょうが、麦わらの一味が四皇カイドウを倒し、その息子(娘)を仲間にしたとなれば、世界経済新聞社社長のモルガンズがよだれを垂らしそうなビッグニュース。
ヤマトはずっと鬼ヶ島に軟禁されていたので名前は知られてないでしょうし、もちろんまだ懸賞金もかかっていないでしょう。
でもその強さは本物だし、「鬼の子」ヤマトの仲間入りで未来の海賊王に更なる箔が付くのは間違いだろうなー。
ヤマト仲間入りに否定的な要素
以上、ヤマトが仲間にならないわけがない!という理由を挙げてきましたが、「もしかしたら仲間にならないかも」とゾリラバを心配させる5%ほどの不安材料があります。
そちらも語らねばフェアではありますまい。
それは、ヤマトがおでんの航海日誌を読み、ラフテルへの行き方や“ワンピース”とは何かという物語の核心的情報を知っていると思われること。
行く手に何が待っているかなんて知りたくない、つまらない冒険ならしねェ、というルフィの船に、“全てを知っている”ヤマトが乗るだろうか、という一抹の不安が。
もちろんルフィがそんなことだけを理由に仲間入りを拒否するとは思えないんですが、ストーリー展開的にどうなるんだろうというかすかな懸念があります。
(追記)
ヤマトは“全てを知っている”わけではないことが判明!懸念、解消‼︎
これでヤマトの仲間入りを阻む障害はなくなりました‼︎
とにかくルフィ
最後に、尾田っちのメッセージにあった来年の展開に関する部分を見てみましょう。
とにかくルフィ!主人公に注目して下さい‼︎うまく描けるといいなー!そしてずっと描きたかった「ワノ国」ラストシーン!くあー!
……
……
くあー!って何⁉︎(笑)
ラストシーンにかける尾田っちの意気込みは伝わったけど⁉︎
でも主人公のルフィに注目するのは当然と言えば当然なわけで。
そこを尾田っちがわざわざ強調している真意はなんでしょう。
うーん、気になるー!
どんなラストシーンがワノ国編に待っているのか想像もつきませんが、ルフィのカッコいいシーンやシビれる台詞がいっぱい見られそうなのは、来年も楽しみ以外の何ものでもないですね。
今年もめちゃくちゃ長くなりましたが、最後までお付き合い頂きありがとうございました!