今年も来年のワンピースの展開予想記事を書こうと思い、1年前に書いた記事を読み直したところ、冒頭の挨拶からしてそっくり同じでいいような気がしている休暇モードのゾリラバです、こんばんは。
大掃除も終わってないのにブログの更新に勤しんでいるとことかね。
1年で全く成長していません、はい。
いやー、冒頭の挨拶はともかく、2019年に注目すべき10大ポイントとして挙げた世界会議がらみの気になる要素のほとんどが、まさか1年後も気になる状態継続中とはね。
その分、ワノ国編は予想以上にスピーディーに進んだわけですけれども。
もう、2020年の展開予測、そのまま2019年のコピペでいいかと易きに流れそうになりましたが、ジャンプフェスタで尾田っちからのメッセージを聞いて、やっぱりいろいろ語りたいことが出てきました。
それではまた今年も長い記事になるかもしれませんがお付き合い下さい!
週刊少年ジャンプ掲載のONE PIECE最新話の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方は、以下、ネタバレご注意下さい。
(追記)2021年の展開予想、アップしました。
尾田大明神の御神託
ワンピースという現在進行形の壮大な物語において、キャラの命運とストーリー展開は、作者である尾田っちのペン先ひとつで変わってしまいます。
そういう意味でもワンピース世界の「神」である尾田っちがジャンプフェスタ2020で告げた言葉は、まさに来年の展開を示すログポース。
まずはその尾田っちの御託宣から見てみましょう。
光月おでんの冒険、楽しんでくれてますか?どこまで隠せばいいのか悩みながら描いてます。うっかりするとONE PIECEの全てを描いてしまいそうです。
これはここ数週間のおでんの冒険を読んでるとよくわかるわー。
尾田っちが去年のメッセージで伝えたとおり、ここ数週間、おでんの白ひげやロジャーとの出会いの回想の中で、ホントにすごい勢いで過去の伏線が回収されてますからね。
白ひげやロジャーだけでなく、シャンクスやバギーのように物語の初期から登場してこれまで我々読者をワクワクドキドキさせたり驚愕させたりしている重要キャラや、黒ひげティーチのような謎多き重要キャラも絡んできてますし。
まだ種明かしされていない謎や、最近の展開で新たに生じた疑問について、尾田っちのメッセージを踏まえて考えてみましょう。
シャンクスの謎
シャンクスはいつロジャーの船に乗り、なぜロジャーから麦わら帽子を託されたのか。
最近の展開を見ると、シャンクスはすでに9歳の時にはロジャー海賊団でバギーと共に見習いをやっていて、ロジャー船長から受け継いだ麦わら帽子を被っています。
ロジャー→シャンクス→ルフィと受け継がれた麦わら帽子は、ルフィにとっては尊敬する偉大な海賊から受け継いだ「立派な海賊になる」ための約束の帽子に過ぎません。
もちろん何より大切な宝物ではありますが、ルフィにとっては極めて個人的な物です。
しかしこれを託したロジャーとシャンクスには、もっと別の世界が見えているわけですよね。
まさに“受け継がれる意志”です。
ロジャーは不治の病にかかっていたから、シャンクスが幼いながら自分の“意志”を託せる子供と見込んで、早くに麦わら帽子を譲ったのかもしれません。
でもシャンクスはなぜ、12年前、まだ27歳の若さで、7歳だったルフィに麦わら帽子を託したのでしょうね。
どうして自分でロジャー船長から“受け継がれた意志”を果たさないのでしょう。
ラフテルにたどり着いた時に「20年以上先の未来」を待つ必要があることが判明したから?
それでも当時まだ14歳の見習いだったシャンクスにとっては、20年後もせいぜい30代の働き盛りです。
シャンクスは、ONE PIECE第1話から登場し、主人公のルフィの冒険のきっかけを作り、出番はさほど多くないのに、登場するたびに読者に衝撃を与える謎多き人物。
四皇でありながらセンゴク元帥から信頼されて頂上戦争に幕を引き、天竜人のトップである五老星と密会までできてしまうという超大物です。
そのシャンクスが、自分の子供の頃にそっくりだという理由で、ロジャー船長から受け継いだ麦わら帽子を最果ての東の海にいた7歳のルフィに託した真の事情が語られる時、ワンピースの秘密も少し明らかになりそうです。
→(追記)第968話の海王類の会話で、もしかしたらシャンクスの謎の行動の理由のひとつが分かったかもしれません…
黒ひげティーチの謎
“D”の名を持つティーチは、どこから来てどこへ行くのか。
こちらも長年ワンピース考察雀の御馳走だったティーチの「体の構造が異形」という意味。
ONE PIECE最新話(第966話)では、ティーチが「生まれてから一度も寝たことがない」という事実がバギーの口から明かされました。
「ティーチは夜眠らない3つの頭を持つケルベロスではないか」という予想を以前から支持していましたが、「生まれた時から」ということは、悪魔の実の能力でそうなったわけではなさそうです。
ティーチといえば、船の名前がサーベル・オブ・ジーベック。
「ジーベックの剣」ですね。
そして最近、伝説の大海賊として名前が登場したロックスのフルネームは、ロックス・D・ジーベックです。
ロックス海賊団が旗揚げしたと言われる海賊島ハチノスは現在、四皇となったティーチが根城にしている島でもあり、この二人の関係が大いに注目されます。
ワノ国の展開
しかしこの回想が明けると同時に、ルフィ達の冒険の重要性、戦う事の意義がより鮮明に見えてくるハズです!!
いよいよカイドウとオロチがいる鬼ヶ島への討ち入りの日を迎えたと思ったら、約束の港にルフィ達が現れないまま「???」の状態で、おでん回想に入っているワノ国編。
おでん様の冒険が面白すぎて、おあずけを喰らっていることも全く気になりませんが、いよいよ尾田っちが長い間、一番描くのを楽しみにしていたワノ国編のクライマックスがやって来るわけですね。
おでん様の冒険も、ロジャーとゾウに行ってロードポーネグリフを見る話とか入ってきそうなので、まだしばらくは続くのでしょうか。
まさに尾田っちが「どこまで隠せばいいか迷って」いるというのは、ラフテルにたどり着く前後の部分をおでんの回想でどこまで描くか、ということなのでしょう。
ロジャー海賊団がラフテルにたどり着き、ロジャーの命令で解散した後は、おでんはワノ国に戻って「20年後」に向けた準備を始めるはず。
そこからおでんが処刑されるまで5年ほど。
おでんはワノ国に戻って何をするのか。
オロチはどのような卑怯な手を使ってワノ国に帰国したおでんを陥れるのか。
このあたりもきっと来年描かれるのでしょうね。
サボ、ビビ、ハンコックの安否
そしてその裏では、サボが…!!ビビが…!!ハンコックが…!!ああああ…!!はい。
…。
…。
はい。じゃないよ、尾田っち!!
もうこの部分、気になりMAXですね。
サボとハンコックの安否については、第956話で考察したので、ここではあまり詳しく語りませんが、やはり王下七武海撤廃決議を受けてコビーが捕らえに向かったハンコックだけは、心配していたとおりになりそうですね。
ルフィのファン同士で密かに意気投合してほしかったんだけどな。
そして最も気になるのがビビの消息。
なにしろ敵が巨大過ぎます。
五老星がアラバスタを裏切り者と呼び、恐ろしげなイム様がビビの写真を持って虚の玉座に上がった時から、何かが起きるとは覚悟していました。
世界会議が終わってしらほし達を魚人島まで送り届けたガープじいちゃんの言葉からも、アラバスタにただならぬ事が起きたと思われます。
最近アラバスタのコブラ王が病気だということが強調されているので、ビビは遠からずアラバスタの女王になりそうな気がするのですが、五老星が言う“歴史から消すべき灯”というのは、ビビのことなのでしょうか。
アラバスタのポーネグリフに記載されていたプルトンの情報とあいまって、ここに来て一気に世界政府を作った20の国のひとつであるアラバスタ、要注目ですね。
最後に、昨年末に挙げた未解決のポイントを念のため再掲しておきます。
結局コピペするんかい!と言われそうなので、一応アップデート情報付きで。
①海軍大将VS革命軍幹部の顛末
→サボの身に生死に関わるほどの何かが起きた。藤虎は五体満足の模様。
②父親であるくま(ビブルカード情報によるゾリラバ的確定事項)を救おうとしているボニー
③アホ息子チャルロスに大怪我をさせたミョスガルド聖に、何かしそうな馬鹿父ロスワード聖
→ビビの身に何かが起きそう!
⑤魚人族の移住問題
→世界会議後のネプチューン王とガープじいちゃんの会話では触れられず終い。特に王は意気消沈しているわけではないので、すぐとはいかないまでも、好意的に受け止められたのかな?
→レヴェリーで撤廃が議決され、海軍が王下七武海を捕縛に向かいました。ハンコックがコビーに捕まる展開!?
→レヴェリーの最中もしくは直後に何かした模様。ビビも心配だけど、五老星に面会を求めたコブラ王はもっと心配。
→あんたいったい何者なんだってばよ!!
⑨凍った巨大麦わら帽子
⑩ドフラミンゴが知るマリージョアの国宝
(追記)
→最新(2020.6)のワノ国編展開予測記事“ワノ国編の3つのポイントと7つの伏線”はこちらです。
→最新(2020.12)の2021年展開予測はこちらです。