朝からワンピースを読める幸せを噛みしめながら、9日ぶりの休日を満喫しているゾリラバです、こんにちは。
お天道様の下で「こんにちは」の挨拶をしたかった!!!
どんっ!!!
最高れす♪
想定外のボニーとくまの登場にあわあわして、今週はまだ、全体をとおしてワンピースのストーリーを語っていなかったので、ちょっと落ち着いて流れを俯瞰してみたいと思います。
パンゲア城内の社交の広場にて
世界一おっきなお姫様と世界一小さなお姫様が可愛すぎる♪
ルフィの縁でこうして過去の登場人物たちが和気藹々とやっている姿を見るのは、心が和みます。
マンシェリー姫も、最初はしらほし姫のサイズを恐がっていたようですが、すっかり仲良しになりました。
魚人島の過去編で、元奴隷のコアラが魚人達に心を開けない様子を見て、ジンベエは「知らないから恐い」のだということを理解しましたが、こうしてネプチューン王やしらほし姫ら魚人、レベッカら人間、レオやマンシェリー姫のような小人族、そして天竜人であるミョスガルド聖が、種族や立場や見た目の差異を超えて理解しあう場面が、とてもワンピースらしい。
幕間のちょっとしたエピソードのようで、実はワンピの重要なテーマを象徴するシーンなのだと思います。
この身分に生まれたことが人の役に立つなら本望だ
姫たちを守る戦いならば私が全て責任をとろう
(ONE PIECE 第905話)
ミョスガルド聖、かっこよすぎです。
レオにあなたの命令なら誰でもやっつけていいのかと問われ、「お・・・おう!!」と一瞬ビビるところも人間臭くていい!
改心系ヒーローに弱いゾリラバは、一気にミョスガルド聖に心を持ってかれそうです(笑)。
今更ながら、オトヒメ王妃の偉大さがわかりますね。
それにしても、天竜人の世界に住みながらこうした考え方を持ち続けることは、本当に大変なことだと思います。
よくまあ10年間、追放されたり村八分にされたりしなかったですね。
ミョスガルド聖を「マイサン」と呼んでいた父親(名前不明)は、ミョスガルド聖以上にダルダルな感じでしたが、彼との関係は今、どうなんでしょう。
あのダディもドンキホーテ一族だとすると、ロズワード聖が「ドンキホーテの一族はどうかしている」と言っていたので、息子に感化されて改心していることをちょっと期待。
藤虎の手紙
以前、なぜこの場にコブラ王やリク王(やペル)がいないのだろうと書きましたが、どうやら海軍大将藤虎から手紙をもらって三者協議をしていた模様。
コブラ王のアラバスタは、当時王下七武海だったクロコダイルにあわや国を奪われるという危機に瀕しましたし、リク王のドレスローザは実際に、10年間も王下七武海ドフラミンゴ(現在インペルダウン収監中)に支配されました。
王下七武海撤廃論者の藤虎がこのタイミングでこの二人と話をするということは、世界会議で王下七武海撤廃を持ち出してくれないか、ということでしょうね。
海軍大将藤虎といい、ミョスガルド聖といい、本来ルフィ達の敵であるはずの世界政府サイド(ルフィ自身は政治とか国家にはまるで無頓着ですが)に、高い地位と影響力を持った味方が増えていることは、今後の展開に大きく影響しそうです。
世界会議の意義
世界会議のテーブルについた人間は49人(3回数えた・・・)。
50か国の国王が参加する会議ですが、1人分足りないのはおそらく、「今回からはさすがに「世界会議」出席の権利は剥奪されるだろう」(ONE PIECE第839話)とジャッジが言っていたジェルマ王国の席でしょう。
どうやら世界会議というのは、天竜人や海軍など、世界政府側の人間は参加しないんですね。
だとすると、世界会議の持つ意味はかなり下がるような。
要は「下界」の王族のガス抜きのための会議ということでしょうか。
好きなだけ議論してもらってもいいけど、世界の均衡のために重要なことは、結局、五老星をトップとする(先週それが判明し、今週更にそれが覆りましたが・・・orz)世界政府が決めると。
世界の根幹にかかわる部分は、各国の王たちにも秘されていて、世界政府の作った秩序の中に収まっている限りは、王族の権威も王国の自治も認める、とそういうことなんでしょうね。
だからこそ、コブラ王は、五老星に面会を求めたのかもしれません。
神々の地の地下に潜む革命軍
サボが荒れています。
「んもー!恐いんだから男子~!!」というモーリーの地味にウケるツッコみはとりあえずスルーするとして、こんなに荒れているサボを見たのは、子供の頃に、父親の差し金でエースとルフィがブルージャムに殺されそうになった時と、エースの処刑後に記憶を取り戻した時くらいでしょうか。
それくらい、現在くまが置かれている状況はむごたらしいものでした。
ゾリラバの中の「嫌いなキャラランキング」で、今週、ロズワード聖は、チャルロスとスパンダムを抜いて一気にトップに躍り出た感があります。
お前、くまになにしてくれてんねん!!!
ボニーでなくとも、絶対に許さねぇと言いたくなります。
また話がボニーとくまに戻りかけましたが、今は革命軍の話でした。
サボの回想の中の「くまさん」は本当に優しそうに微笑んでいます。
カラスは冷静に「解放したところで元のくまさんには戻らない」と言っていますが、やはり人格を奪われるということは、不可逆的な改造なのですね。
それでもくまを奴隷の立場から解放する決意を固めている革命軍。
サボが言う
いや「ヘマ」はない…「成功」か…「死」かだ!!!
という言葉が、決意の固さを物語っています。
同じ目的で侵入したと思われるボニーとの共闘はあるのか。
カラスやモーリーやリンドバーグら、革命軍の面々が、どういう能力を持っているのか、革命軍の戦闘も楽しみです。
五老星の謎の会話と「イム様」との更に謎の会話については、次の記事で!
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