アニメワンピース♯1056“逆襲!ローとキッドの反撃同盟”感想 相性最悪の船長2人の覚醒した能力による共闘が熱い‼︎

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アニメワンピース♯1056“逆襲!ローとキッドの反撃同盟”感想 相性最悪の船長2人の覚醒した能力による共闘が熱い‼︎

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思いがけない花冷えの寒さに、薄着で外出したことを思い切り後悔した春の陽気に浮かれ気味のゾリラバです、こんばんは。

風邪をひいたか春爛漫の気に当てられたか、ちょっと頭が痛いので、今日の感想はサクッといきたいと思います。

今週はワンピースの原作も休載なので、のんびりいきましょう。

今週のアニメワンピースは、原作でいうと第1030話の後半から第1031話の前半に当たります。

 

四皇の座を巡る戦い

今週も、四皇ビッグ・マムに挑むキッドとローのバトルが熱かったですね。

まず作画のクオリティが凄い‼︎

そして3人の中の人の熱演が素晴らしい‼︎

更にアニメオリジナルのセリフも自然で熱い‼︎

 

バトルが始まって以来、特にビッグ・マムのオリジナルのセリフがね。

原作にもあったような錯覚を起こすほど、カッコいい煽り文句なんですわ。

四皇の座を狙う若き挑戦者達を余裕でいなしながら、猫がネズミをいたぶるように余裕綽々のバトルを繰り広げてきたビッグ・マムの圧倒的強者感が、アニオリのセリフに良く反映されています。

そのビッグ・マムが、今週、ようやく本気になってきましたよ。

 

キッドとローの共闘っぷり

ビッグ・マムという独力では倒せない難敵を前に、一時的な共闘をしているローとキッド。

海賊ながら冷静沈着で知性派の医者ローと、強い意思と腕力で全てを薙ぎ倒してきたキッドは、価値観も性格も真逆。

相性は決して良くないでしょう。

 

それなのに、相手を煽り怒らせる才能だけは、2人とも共通してずば抜けてますからね(笑)

今週も戦いながら怒鳴り合ったり、腹の探り合いをしたり、渋々協力したりという掛け合いが最高です。

 

覚醒初期段階のキッドとロー

ビッグ・マムの強さを改めて認識し、このままでは勝てないと認識したキッドが、ローに技は既に覚醒しているのか、と問いかけます。

なんですと⁉︎

強さを推し量る重要なワード「覚醒」がいきなり出てきましたね。

 

これまで作中で明示された「覚醒した能力者」は、わずかにドフラミンゴ、カタクリ、(そしてなぜかインペルダウンの獄卒獣)のみです。

実際は明言されていないだけでもっと多いでしょうが、超レアな一握りの強者のみが悪魔の実の能力を覚醒させられるということです。

主人公のルフィですらまだ達成していない「覚醒」について、キッドがローに「逆上がりできるようになったか?」くらいのノリで問いかけたことに、原作を読んだ時は驚きました。

 

アニメでは、キッドがそう考えた根拠として、それくらいの隠し玉がなければ四皇に挑もうとは思わない、と言ってましたね。

つまりキッドはそういうことなんですね。

ルフィはそんなこと全然考えてないでしょうが。

そしてローもなんと、能力の「覚醒」を経験していました。

これには驚いたわ。

ルフィのライバルとして描かれてきたキッドとロー、「覚醒」に関してはルフィより一歩リード、というところです。

 

その2人の覚醒技、“KROOM”と“アサイン”については、原作の感想で熱く語ったので割愛します。

 

走れ、ヤマト

鬼ヶ島を花の都に近づけないために奮闘するモモの助と、屋上でカイドウと対峙しているルフィ、そして目の当たりにしたビッグ・マムを止めているキッドやローに思いを馳せつつ、白い狼の姿で城内を疾走するヤマト。

光月おでんに憧れ、常におでんならどうするかを行動の基準にしてきたヤマトが、味方達の奮闘を力にして自分を奮い立たせるアニオリが良き。

人型の姿はもちろん美しいんだけど、獣型の時の走る姿や跳躍する姿も凛々しいですね。

 

現在、ヤマトが向かっているのは、鬼ヶ島地下の火薬庫。

ヤマトはまだ、カン十郎が最期の力を振り絞って生み出した妖怪“火前坊”が、黒炭オロチの妄執と狂気を背負って火薬庫に向かっていることを知りません。

ヤマトの先見の名と洞察力とワノ国を護るという強い意志が、“火前坊”を食い止めることができるのか。

 

カイドウの息子であるヤマトが、血のつながらない光月おでんの意志を受け継ぎ、黒炭の怨念と戦っているのを見ると、ワンピースの重要なテーマである「受け継がれる意志」というのは血縁ではないと改めて分かります。

海賊王ロジャーの息子であるエースを処刑しようとした海軍に、白ひげが言った言葉を思い出します。

 

血縁”を絶てどあいつらの炎が消えることはねェ(“ONE PIECE”第576話)

 

光月おでんやヤマトはDの一族ではないけれど、なにがしらかの歴史的な「受け継がれる意志」の担い手であると改めて思うのですわ。

ヤマトが継いでいるのは、光月おでんの意志だけでなく、ヤマトを将来へ活かすために死んでいった霜月牛マルらワノ国の侍や、ルフィの夢の果てをヤマトに語った今は亡きエースの意志もなんですよね。

 

サクッと終わらせるつもりが、語り始めたらまた長くなってしまいました。

昨日は結局、頭痛で感想を書くのを途中で断念し、一日遅れになってしまったのですが、今日は絶好調、かつONE PIECEの最新話が休載なので、語りたい欲求が溢れてしまいましたガネ(笑)

-アニメ

執筆者:


  1. 篠村ヒカル より:

    今晩は(‘◇’)ゞ お大事になさって下さいね。風邪は万病のもと、と言いますし、ひき始めが肝心、とも言いますから。美しい桜の様に潔いそして、悔いのない散りざまを見せて、お空へ帰って行ったエース…(>_<) ゾリラバさんの感想の何が好きって「エース」の名を時々、感想の中に入れてくれる事です。無理やりではなく、さり気なく。遺志を継ぐ。とか、わずかな会合で固い絆を結んだ(サボが知ったら、焼きもちを焼きそうな親友っぷり)ヤマトを褒める?時などなのが又、素敵です。今は空の上から、可愛い弟や親友らの勇姿をゆっくり見物しているのでしょう…(ノД`)・゜・。 頭痛が落ち着くことを祈っています。明後日のアニワンや本誌の感想も楽しみにしております('◇')ゞ

    • ゾリラバ より:

      篠村さん、ありがとうございます‼︎ちょっと更新の間が空いたのでご心配をおかけしたかもしれませんが、単なるネタ枯れで(笑)元気なので大丈夫です。明日と明後日はアニメと原作の感想、ガッツリ行きます‼︎

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