週の半ばに祝日があると、人生で大きな得をした気がする働きバチのゾリラバです、こんばんは。
目覚まし時計をかけずに寝られるというだけで幸せ。
さて、多幸感いっぱいのノリノリで、昨日のワンピースの感想の続き、早速いってみたいと思います。
以下、昨日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。
ヤマト、走る
鬼ヶ島の落下を危惧して地下の武器庫を目指していたヤマトですが。
オロチの奸計によりカン十郎が最期の力をふりしぼって生み出した燃える妖怪“火前坊”のせいで、爆発の危機はより切迫してきました。
今や城内は火の海になっていて、いつ武器庫の火薬に引火してもおかしくない状況です。
無事にヤマトが城の最下層の武器庫にたどり着けたとして、どうやって引火爆発を防ぐのでしょうね。
大口真神の能力者であるヤマトは、氷のような息を吐いてカイドウに対抗していたから、武器や火薬を凍らせることができるのかな。
でも、城中が燃えるような大火災だと、いっとき凍らせて爆発を抑えられたとしても、すぐに溶けてしまいそう。
それこそクザンのヒエヒエの実くらいの威力で、城全体を炎ごと凍らせられれば別だろうけど。
解決の鍵はルフィ
空を飛べるカイドウ、モモの助、キング、マルコあたりは別として、敵も味方も逃げ場のない空飛ぶ鬼ヶ島。
爆発の危機も迫る燃える城からどうやって脱出するのか。
カイドウ軍との戦いの行方とともに、気になりまくりです。
当面の危機回避の鍵を握るのは、武器庫に走るヤマトと、鬼ヶ島の花の都への接近を止めようとしているモモの助ですが。
これまでも、エネルを倒すことで空島の落下を防いだように、あるいはドフラミンゴを倒してドレスローザを「鳥かご」の危機から救ったように、やはり最後はルフィがカイドウを倒してその能力を無効化できるかどうかにかかってくるのでしょうね。
龍の力に目覚めたばかりのモモの助の力だけで、カイドウに対抗して鬼ヶ島を押し戻すことは難しくても、カイドウの能力が切れて落下する鬼ヶ島を浮かせ、安全な海上に移動させることくらいはできそう!
ルフィが主敵を倒すまで、周囲の懸命な尽力で危機的な状況の進行を押しとどめ、時間稼ぎをする展開。
ドレスローザ編と同じ状況になってきましたね。
ローとキッドの能力覚醒
なんとローとキッドの悪魔の実の能力は、早くも覚醒しかけているようです。
ルフィはワノ国での修行で流桜と呼ばれる武装色の覇気を進化させ、カイドウとの戦いで覇王色の覇気を「まとって」戦うすべを習得しました。
ルフィの覇気の進化は著しいものの、悪魔の実、すなわちゴムゴムの実の能力については、未だ覚醒の兆しらしき描写はありません。
ところが今週、ローとキッドの共闘中の会話でサラッと語られたところによると、二人の悪魔の実の能力は、既に覚醒段階にあるようです。
ローは、“まだ慣れてねェ”“体力の消耗が尋常じゃなく”と言い、キッドも“おれもそうよ”と言っているので、二人とも完全に使いこなせているわけではないものの。
早くもルフィのライバル達は、悪魔の実の能力については、一歩先を行っているようですね。
ローもキッドも超人系(パラミシア)の能力者です。
パラミシアで既に能力が覚醒していることが判明しているのは、ドフラミンゴとカタクリ。
二人とも、周囲に能力の影響を及ぼすことができ、自分の体だけでなく街や壁を糸やモチに変えていました。
ではローとキッドの能力は、覚醒したらどうなるのか。
ローのKROOM
今週、ローが“取っておき”を使って援護しろとキッドに言われて披露したのは、いつもの広範囲の“ROOM”ではなく、小さな“KROOM”というサークル。
「鬼哭」にまとわせるROOMだからKROOM?
それとも剣を「くるむ」からKROOM?(笑)
KROOMのネーミングの由来はよくわかりませんが、“麻酔(アナススィージャ)”は、英語のanesthesiaからですね。
ローがKROOM“麻酔”をまとわせた鬼哭でビッグ・マムを貫きましたが、貫通自体はダメージにはならないようです。
しかし、そこから繰り出した“衝撃波動(ショックヴィレ)は内部から“波動”を生むそうな。
ミサイル攻撃でもかすり傷ひとつ負わないビッグ・マムが、血を吐いたというのは、相当なダメージですね。
皮膚がめちゃくちゃ頑丈な“鉄の風船”でも、やはり内部からの攻撃には弱いのでしょうか。
それとも“波動”の破壊力が半端ないのかな。
元々ローのオペオペの実の能力は、広範囲に影響を与えられる特異でチートな能力なので、どこからが覚醒の効果なのか、今ひとつ分かりづらいんですが。
キッドの“アサイン”
一方、キッドの覚醒した能力は、「周囲にまで影響を及ぼす」という意味では、分かりやすいですね。
鉄屑を引き寄せられるジキジキの実の能力の“磁力”を他者に付与(assign)することができ、周囲に巨大な鉄骨などが有れば、引き寄せる力で押し潰すこともできると。
これは使いこなせるようになったら、相当強力ですね。
ローとキッドが体力の大幅な消耗を覚悟で繰り出した、豪華な覚醒能力による連携は、果たしてどの程度、ビッグ・マムを止められるのか。
大量の鉄骨に押し潰されても、ビッグ・マムは死んだりしなそうですが、せめて鬼ヶ島決戦が終わるまでは、瓦礫の下敷きになっていて欲しいものですね。
全てが片付いてから駆けつけるであろうビッグ・マム海賊団の連中に助け出されるまでは、大人しく埋まってたらいいよ、もう。