今日はお天気の良い休日だというのに仕事が入り、明日はワンピースの最新話も休載で、長い1週間になりそうだわいと、ちょっとどんよりしている日曜夜のゾリラバです、こんばんは。
こんな時は、アニメワンピースを熱く語って自分にエネルギーを注入してあげようと思います。
今週のアニワンは、原作だとほぼ第1032話に当たります。
早速感想、いってみましょう。
火前坊を追うイゾウとマルコ
ますます怪物っぷりに拍車がかかっているビッグ・マムと、その頑丈さに苦戦しているローとキッド。
先々週はその戦いを横目に見ながらヤマトが走り抜けていくアニメオリジナルの描写がありましたが。
今週はその四皇の座を賭けた戦いの上空を、イゾウがマルコに運ばれて通過して行きました。
大看板2人を長時間相手にして力尽きてボーッとしてたところをイゾウに救出されたマルコ。
どうやら今度はイゾウの頼みで、マルコがペリカ○便ならぬフェニックス便をやっているようです(笑)
どうしたんだよいイゾウ
ケガ人を飛ばせて……‼︎
と軽口を叩いているマルコですが、イゾウは突如現れた“火前坊”に関する通信に胸騒ぎを感じた模様。
このあたりのマルコとイゾウのやりとりは、長年一緒に白ひげ海賊団で隊長をやった気のおけない仲間、という感じで良いなー。
イゾウにとって、菊は血のつながった弟だけど、マルコも20年以上一緒に暮らした「家族」なんですよね。
ロビンを追うCP0
ミンク族がロビンを逃すために体を張って盾になってくれたものの、2人のCP0には歯が立たなかったようです。
いよいよ追い詰められ、ライブフロアにいたニ牙の頭上に落ちたロビンとブルックでしたが。
そこにロビン達にとっては折良くというべきか、“火前坊”が上階から降りて来ました。
オロチの怨念とカン十郎の執念が生み出した巨大な火の妖怪に飲み込まれたCP0ですが、あまりダメージを受けていなそう。
なんで⁉︎(笑)
でも、いったんは戦いを覚悟したロビン達が逃げるまでの、しばらくの時間稼ぎにはなるでしょうか。
ヤマトと追いかけっこ
偶然ロビンとブルックのクッションになってくれたニ牙は、ヤマトのことを慕っているようですね。
火薬庫に急ぐヤマトにニ牙が並走し、ヤマトを味方に付けたいアプーがその後を追っています。
X・ドレークに共闘を持ちかけるも一蹴されたアプーは、この戦場を生き抜くためにどうしても強い味方が欲しいようです。
同じ「最悪の世代」でも元々アプーが嫌いなドレークは、性懲りも無く今度はヤマトに取り入ろうとするアプーが許せないのか、これまたその後を追おうとしています。
火薬庫を目指すいわば「巨大な火種」の“火前坊”の出現で、引火爆発を懸念するヤマトの焦りはいよいよ増したでしょうし、CP0まで乱入して来たことで、地下二階は大混乱。
誰がどう動くのか。
面白くなってきましたね。
シリアスとギャグの絶妙なバトル
ワンピースのバトルシーンが好きなのは、超真剣な命懸けの闘いの中にも、折に触れギャグが投下されること。
緊張感がフッと緩むこの間合いが好物です。
敵でも笑わせてくれる奴とのバトルは、読んでて楽しいんですよね。
バギーとかボンちゃんとかワンゼとかね。
今週は、大看板のキングさんがやってくれましたよ。
「貂自尊皇(てんぷらうどん)」てwww
その技名のセンスも爆笑もんだけど、その技を繰り出す前のタメの顔がね。
しかも太古のプテラノドンはこうやって狩りをしていたんだという偽情報をさらっと口にしています。
こないだONE PIECE談義したAIチャットみたいです(笑)
「そうだったのか…」と信じるゾロもゾロですが。
でも、この“こういう恐竜だ!”シリーズの会話って、サンジとクイーンもしてたし、フランキーとササキもだよね。
百獣海賊団も麦わらの一味も、どんだけ恐竜知らないんだ(笑)
読者にとってはギャグとしか思えないやりとりも、戦っている本人達にとっては真剣そのもの。
特にゾロは斬撃が通らないキングに、手を焼いています。
このまま力押しだけではキングを倒すことができないと、理解したようですね。
普段、頭を使うことは仲間に任せているゾロですが、ルフィと同様に命懸けの戦いの最中に見せる洞察力と戦闘センスは抜群です。
来週は、キング攻略に向けて、ゾロの弱点分析が進みそうですね。
鬼ヶ島に乗り込んでいた日和
戦火を避けて宝物殿に隠れていたオロチの耳に、戦場に似つかわしくない三味線の音が流れて来ました。
ちなみに今週のアニメで、前半と後半全く同じシーンが流れたのはなぜでしょうね。
演出?
尺稼ぎ?
オロチが感涙にむせぶとこなんて、何度も観たいと思わないけどなー。
それはともかく、オロチに(鬼の目にも)涙を流させたのは、オロチにとっては死んだはずの大好きな花魁小紫。
宝物殿でカイドウにやられた赤鞘九人男の手当をしていた謎の人物は、やはり光月日和でしたね。
原作で初めて読んだ時も書きましたが、「討ち入りの邪魔をしたくないから赤鞘九人男には会わない」みたいなしおらしいことを言っていた日和が、鬼ヶ島に単身乗り込んで来ていて嬉しかったです。
子供の頃から兄モモの助に飛び蹴りするようなお転婆で、誰よりもオロチの近くで耐えてきた日和ですから。
やっぱり親の仇の最期を見届けさせてあげたかったんですよね。