ワンピース第1055話“新時代”感想・考察(その1) プルトンはワノ国の地下深くに!「開国」とは古代兵器の解放‼︎

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ワンピース第1055話“新時代”感想・考察(その1) プルトンはワノ国の地下深くに!「開国」とは古代兵器の解放‼︎

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今週のワンピースのサブタイトルを見た瞬間、またしても声を殺して「うぉーっ‼︎」と真夜中の雄叫びをあげたゾリラバです、こんばんは。

最新映画ONE PIECE FILM “RED”の公開を5日後に控え、ついに映画の主題歌『新時代』とシンクロしたサブタイトルが来ましたね。

しかも映画で重要な登場人物となりそうなシャンクスが、先週に続き最高にカッコいい立ち位置で登場です。

はやる心を落ち着けて、まずは前半のロードポーネグリフとプルトンに関する感想から。

以下、本日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”最新話の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。

 

ローのポーネグリフへの関心

元将軍光月スキヤキとプルトンについて話していたロビンに、いつの間にかローが合流しています。

 

よく嗅ぎつけたわね…

 

と相変わらず身も蓋も無い言い方をするロビン(笑)に、ルフィ達と一緒にいないから怪しんで当然、と答えつつ、「ハイエナみたいに言うな」とツッコむローが笑えます。

1000人以上のキャラが登場しているワンピース界でも、屈指の頭の良さを誇るこの二人のやり取りは、程よい緊張感が面白い。

互いに気を許しているのかいないのか微妙な距離感も、とてもモダモダさせてくれます。

元は敵同士の海賊同盟相手として「適切な距離感」といいますか。

そのくせ狭い通路を這い上がったロビンの隣にローがシャンブルズで現れた時に、「ずるい…」と言う子供のようなロビンも愛い‼︎

 

鬼ヶ島で別の赤くないポーネグリフを見つけた時に、ローは

 

なァコラさん

おれはやっぱり………!!

この数奇な運命の意味を知りてェ

 

とつぶやいていました。

“Dの一族”であり、滅びた故郷フレバンスの唯一の生き残りであり、コラさんに奇跡的に命を救われた者として、ローにとっては自分の「数奇な運命」の意味を知ることが、今後の人生の大きな目標になったわけです。

そんなローですから、ポーネグリフが読めるロビンの動向をマークしていたでしょうし、単独行動を訝しんだのは当然でしょうね。

 

ロードポーネグリフは地下深くに

赤くないポーネグリフがあった元将軍スキヤキの「秘密の部屋」から更に深く深く地下に降りた先に、カイドウが保有していたとされるロードポーネグリフはありました。

今回、ロビン達がたどった地下への階段は、カイドウにもオロチにもバレていなかったものの、魚人の血を引く大看板のジャックが海中深く潜れたために、早々に奴らに見つかってしまっていたようですね。

 

今回、カイドウとビッグ・マムが倒れたことで、ラフテルへの行き方を示すロードポーネグリフの獲得競争は、麦わらの一味が頭ひとつ抜け出したどころか、ほぼ独走態勢!と言いたいところですが。

先週のシャンクスの“ワンピース奪りに行くぞ”宣言を思うと、そう簡単にはいかなそうです。

シャンクスやなぜか四皇になってるバギーは正直、ラフテル到達競争の眼中になかったのですが、二人ともロジャー海賊団のクルーとしてラフテルの一つ手前の島まで行ってますからね。

本気で「ワンピース」を目指されたら手強いですよ、これは。

 

もう一人の四皇黒ひげマーシャル・D・ティーチについては、ロードポーネグリフの写しを既に持っているのかわかりません。

持っていることを示す描写はまだ全くありませんし、ティーチが「成り上がる」という計画の果てに“海賊王”を目指しているのかすらよく分かりません。

でも四皇になったから満足というタマではなさそうだし、“Dの一族”でもあるので、きっと今後の海賊王レースに絡んでくるでしょうね。

 

海底に沈んだ800年前のワノ国

なんとワノ国の不思議な自然環境は、人工的に作られた巨大な防御壁によるものでした。

 

“ONE PIECE”1055話

 

これでようやくなぜ海の上に淡水の水源が存在し、滝となって降り注いでいるのかも判明しましたね。

でも百獣海賊団(アプーとナンバーズ)が滝を登らずに船で出入りしていた港って?

ぐるりと取り囲む防御壁にも入り口が少なくとも一つはあるってことですよね。

 

プルトンは地下深くに眠る

プルトンの正体と所在地についての予想は、どうやらハズレてしまいました(たぶん)。

“地下深くに存在する”が正解のようです。

ただ、プルトンを取り出すにはワノ国を取り囲む防御壁を破壊する必要があるのだそうな。

ワノ国が鉄壁の防御力を捨て、古代兵器プルトンを「解放」することが、ワノ国を「開国」することの真の意味ではないかという予想だけは当たりましたね。

ワノ国の「開国」とは何かについて、何年も前からずっと頭を悩ませていましたが、ようやく正解が示されたわけです。

 

他方、防御壁を破壊しないとプルトンを動かすどころか見ることもできないってどういうことなんでしょうね。

そのよくわからなさゆえに、まだちょっとワノ国=戦艦プルトン説も捨てがたい。

ワノ国を鉄壁の要塞にしていた防御壁ですが、これだけ巨大な建造物を人工的に作り、元々のワノ国の街並みを海の底に沈めてまで守ろうとしたものは、古代兵器プルトンそのものなんでしょうから。

いやはやスケールの大きな話だわー。

それにしても、光月おでんの父親であり元将軍だったスキヤキが、天狗山飛徹として生き延びていなければ、こうした将軍家に伝わる秘密も埋もれてしまうところでしたね。

生きてて良かった!

 

象主の役割は防御壁の破壊?

ルフィの動物系「ヒトヒトの実」幻獣種モデル“ニカ”の覚醒を感知して、ワノ国近海まで来ていたゾウの象主(ズニーシャ)ですが。

ワノ国は「まだ開国しない」というモモの助の判断を受けて、再び遠ざかっていきました。

五老星も、ズニーシャが去ったのを確認して、「ワノ国の開国はない」と判断しました。

 

今週のワンピを読んで、もしかするとズニーシャの役割は、ワノ国を取り巻く防御壁の破壊だったのかもしれないと思いましたわ。

800年分もの雨水を溜めて支え、これまで外敵からワノ国を守ってきた壁を壊すには、相当の破壊力がないと無理そうですからね。

 

最高にカッコ良いシャンクスのことも語りたくてうずうずしますが(“新緑”達の中にシルエットで登場してるのってひょっとしてONE PIECE FILM “RED”のヒロインのウタちゃん⁉︎)、楽しみは明日に取っておくことにします。

-ジャンプ

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