世間の風と自分の弱さに心が折れそうな日も、ワンピースを読めば元気が湧くゾリラバです、こんばんは。
今週のワンピは、光月おでんの大きさに魅了され、サブタイどおりの赤鞘九人(十人?)男の成長に感動した回でした。
早速、感想いってみましょう。
以下、週間ジャンプ掲載のONE PIECE最新話の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方は、ネタバレご注意下さい。
イヌ、ネコ、河童の受難と救済
前回、まさか7才のイヌアラシとネコマムシが、二人きりでゾウからワノ国まで航海してきたとは思えないと書きました。
思いっきり二人だけで来てるじゃん!
“世界にゃあ5こ以上の島がある”って、あなた。
よくそんな認識で生きてたどり着けたものです。
しかもボートって…
若気の至りにも程があるガネ。
で、巻き添えを食った河童の河松とともに、海岸で危うく火あぶりにされそうなところを、偶然通りかかったおでん様に救われます。
ごろつき達に仁王立ちで説教するおでん様のカッコいいこと。
たとえ「牛すじ」と書かれたふんどし一丁でも!
これは、あれだね。
おでん様は、おでんの具が書かれたいろんなバージョンのふんどしを持ってるとみたね。
「ちくわぶ」とか。
やんちゃなネコと健気な河松
豪快で自由奔放なネコマムシの旦那は、子供の時からやんちゃそのもの。
猫舌で熱いおでんが食べられず、怒って鍋をひっくり返したりしてます。
一方、河松は子供の頃から優しくて我慢強い感じですね。
カッパと名乗っているのは、今は亡き母の教えによるもので、本当は魚人だったとは。
お母さんはどうやら、尾ひれが二股になった人魚のようです。
世界中に未だ残る魚人に対する差別は、ワノ国でもありました。
いや、むしろ何百年も鎖国している閉鎖的なワノ国では、異質なものへの差別はより厳しいでしょうね。
まさにおでんが言うとおり、無知ゆえに一層、異形を恐れるというわけです。
そんな“異形”を面白がるおでんの仲間に、半ば強引に3人が加わって、おでん城は益々にぎやかです。
お菊とじゃれるネコマムシがかわいいガネ♪
オロチの暗躍と康イエの薫陶
大所帯になったおでん城の台所を切り盛りしているのは、どうやら子供の時から頭が切れた傳ジローのようですね。
そしてこの頃からオロチはおでん様に無心をしている模様。
おでん様の言う「独立しても」というのは「オロチが康イエのコマ使いから独立した」という意味でいいのかな。
いずれにしても家臣達は「台所が苦しいのは康イエの息のかかったオロチが頻繁に借金にくるせい」とばかりに、忍者の雷ぞうの指導の下(笑)、康イエのところに盗みに入ることにしたようです。
これが第943話の「おでんは好きか?」の感動シーンにつながるわけですねー。
康イエに諭され、先行投資までしてもらって、チンピラ、ごろつき、孤児、流れ者達が、礼儀を学び、学問を身に付け、剣の腕を磨き、文武両道の威風堂々とした「侍」になっていくのは、実に感動的です。
まさに、ジャンプの王道の価値である「仲間」と「成長」ですよ。
それにしても、傳ジローは仲間うちで学問の師範的立場みたいだし、剣も鍛えているようで、かっこええなー。
以前も、傳ジローは赤鞘九人男の頭脳だったのではないかと書きましたが、ホントに今、どこにいるんでしょうね。
ゾリラバ、気になり度MAXですがな。
そこから更に3年後の花の都への大名行列と白ひげとの出会いについては、また書きますね。
それにしてもオロチ、おまえなんでいつの間にかスキヤキ将軍の側にいるんだ!?
怪しすぎる!
今週の進展を踏まえてワノ国年表も更新しました。
弱冠15才の見習いマルコが尊い!