ワンピース第1071話“英雄出撃”感想・考察(その2)ガープ中将、黒ひげティーチの拠点ハチノスへ‼︎キッドはエルバフ到着

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ワンピース第1071話“英雄出撃”感想・考察(その2)ガープ中将、黒ひげティーチの拠点ハチノスへ‼︎キッドはエルバフ到着

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今年初のワンピースを呼んで雄叫びを上げた昨日から一夜明けても、読み返すたびに高揚感がとどまるところを知らない新年のめでたさも最高潮のゾリラバです、こんにちは。

病で寝込むというスロースタートを切った2023年ですが、ゾロとガープじいちゃんの頑丈さにあやかって、気持ちは元気いっぱいに、昨日の感想の続き、いってみたいと思います。

以下、昨日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。

 

くまを治せない理由

いろいろ明るい展開で盛り上がった今週のワンピース、唯一気がかりなのは、バーソロミュー・くまに関するベガパンクの発言です。

「虫の怨み」も手伝って怒り心頭のジュエリー・ボニーに追われながら、「父(くま)を元に戻せるのか戻せねェのか!!!」の2択を迫られたベガパンクの返事は

 

それは…できない‼︎

すまない!!!

しかし理由があるんじゃ!!!

 

ベガパンクが「できない」と言ったことに軽くショックを受けましたが、できないと答えるまでの一瞬の間「…」から、それは物理的に不可能という意味ではないのかも、と感じました。

「ひとたび人格を奪った以上もはや元に戻すことは不可能」というよりは、まさに「今は元に戻せない『理由がある』」ということなのではないかと。

 

ま、いつものようにかなり希望的観測入ってますけれども、他にも根拠はあります。

ベガパンクは、成長し過ぎた自分の脳を別の場所に保管(“PUNK RECORDS”)したり、人格もバラバラな自分の分身“猫(サテライト)”を作り出す科学力を持っています。

そのベガパンクなら、くまの手術をした際に“人格”を司る脳を別途保管しておくことなんて容易くできそう。

しかもドラゴンとは昔からの知り合いでくまともボニーが幼い頃からの旧知の仲であるベガパンクですから、むしろいくら世界政府に強要されたからといって、くまの人格を永遠に奪って終わり、ということはないんじゃないでしょうかね。

 

キッド海賊団、エルバフに上陸⁉︎

最終章でルフィ達が訪れることはほぼ確実と思っていた巨人の島エルバフが、早くも登場しそう‼︎

しかし最初に麦わらの一味より先にキッド海賊団が到達するとは。

なるほどそう来たかと。

 

ワノ国を出る時、ルフィ、キッド、ローの3船長は、航路がかち合わないように「話し合い&くじ引き」をしました(ローが「真ん中?ガキか…(プッ)」と煽るコマは何度読んでも笑えます)。

その時、ルフィとのくじ引きに勝って見事に「真ん中(東)」の航路を引き当てたキッドでしたが、ということはワノ国の東に巨人の総本山エルバフはあるわけですねー。

そしてルフィ達が今いるエッグヘッドとエルバフは、かなり近そうです。

22年前にエルバフに行ってオハラが残した書物を読んだベガパンクが、エッグヘッドに研究所を構えたのは、エルバフから近いということも関係あるのかなぁ。

 

それからオハラがある“西の海”も、実は「新世界」の海から“凪の海(カームベルト)”一本隔ててるだけなので、エルバフから直線距離でそんなに遠くないはずなんですよね。

バスターコール後のオハラにエルバフの巨人達はどうやって行ったんだろうと思いましたが、新世界→魚人島→グランドライン前半の海、と逆走しなくても、海軍の船を奪うか、ひたすら海王類を撃退(巨人族が大勢いればできる?)してカームベルトを超えられれば最短距離で行けそう。

 

話がちょっとそれましたが(通常運転)、エルバフに上陸するであろうキッド達がどんな騒ぎを起こすのか、なかなか楽しみですね。

エッグヘッドとの距離の近さや、ベガパンクがかつて訪れたことがあること、サウロが今も生きてエルバフに身を潜めていそうなことからすると、ルフィ達がベガパンクを連れて向かう先もひょっとしたらエルバフかもしれません。

ワノ国編に引き続き、トラブルを起こして窮地に陥ったキッドを再びルフィが助けたりして(笑)

全巨人族が嫌っていたビッグ・マムを倒したキッドですから、自ら揉め事を起こさなければエルバフで歓迎されそうな気もしますが。

 

英雄ガープ海賊島ハチノスに出陣

そして今週最大の「ぎゃー‼︎(歓喜)」ポイントは、何と言ってもガープじいちゃんの海賊島ハチノスへの殴り込みですよ‼︎

まさにサブタイトルどおり「英雄出撃」。

くあー‼︎

ワクワクが止まらないぜ。

そうだよ、ガープじいちゃんがいたよ‼︎

大興奮の一方で、なぜガープじいちゃんが出張ってくる可能性に思いが至らなかったかと、いつものようにちょっと悔しい。

またしても尾田っちの掌の上で転がされる快感と悔しさですわー。

ま、9:1くらいで快感が優ってるんですけどね。

 

ガープ中将がハチノスに殴り込みをかけるということは、いろいろな意味でエモがたぎります。

まず、愛弟子のコビーのピンチに自ら乗り出してくるところがじいちゃんらしいこと。

そして、海賊島ハチノスといえば、38年前にロジャーと共に倒したロックス・D・ジーベックの根拠地でもありました。

更に“黒ひげ”ティーチは、エースの死の原因を作った海賊。

飄々としていても情の深いガープ中将にとっては、赤ん坊の時から育ててきたエースの命を、自分の成り上がりのためだけに利用した黒ひげティーチは、因縁の相手どころではないでしょう。

 

ただね。

ガープじいちゃんがちょっと心配です。

実力的にはティーチなんかにまだ負けないと思うし、ガープは悪魔の実の能力者ではないからティーチのチートな“ヤミヤミの実”の能力も恐れるに足りません。

でもメタ的に見ると、シャンクスの場合と同じでティーチがガープ中将に倒されるという展開はないと思うのよね。

コビーを救出したらさっさと脱出すれば良いのだけれど、コビーやヘルメッポを逃すために自分が犠牲になる(白ひげパターン)展開来たら怖いです。

そろそろコビー覚醒しないと、海軍大将の夢が叶う前にルフィが海賊王になっちゃうよー、とは思うけど…

頂上戦争のパターンはイヤ〜‼︎

 

-ジャンプ

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