ワンピース第972話感想 笑って逝ったおでんの最期とトキの覚悟 | ガープの世界〜ONE PIECE(ワンピース)感想&考察byゾリラバ

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ワンピース第972話“煮えてなんぼのおでんに候” 感想・考察(その1) 釜茹でに耐え笑って逝ったおでんの「受け継がれる意志」とトキの覚悟

投稿日:2020年2月22日 更新日:

昨日の深夜に今週末が三連休であることに初めて気付き、電車の中で思わずガッツポーズを決めたゾリラバです、こんばんは。

こういう勘違いは嬉しいです。

ワンピースも2日早く読めるし。

いよいよおでん様の過去編もクライマックスを迎えた今週のONE PIECE、早速いってみましょう。

以下、週刊少年ジャンプに掲載された最新話の内容を含みますので、コミックス派、アニメ派の方は、ネタバレご注意下さい。

 

全てを読んでいたおでん

おでん様の最期については、先週の悲しい予想が当たってしまって、語るのがとてもつらいです。

煮えたぎる油の中で1時間も耐え抜くなんて、漫画とはいえあり得ない、でもきっとおでん様は耐え抜いた上で殺されるのではないか、と予想したのは、それがおでん様の最期の生き様として最もカッコ良く、かつ最も悲劇的だから。

でも当たってほしくなかったです(涙)

 

ゾリラバ、このおでん様の処刑の様子をみて、裏切り者は、赤鞘九人男の中にはいないと確信しました。

ワノ国の人々のおでん様への感情を一瞬で転換してみせたしのぶさんも含めて。

ここまで壮絶なおでん様の最期を目の当たりにし、命まで救われた彼らの中にオロチへの内通者がいたりしたら、それはもうワンピースではない!(言い切った)

 

受け継がれる意志

カイドウとオロチにあっさり約束を反故にされたおでん様は、たとえ釜茹でに耐え抜いたとしても殺されることを読んでいました。

自分を倒しワノ国を手に入れるために5年間待ったカイドウとオロチが、自分を生かして帰さないことを理解していたのでしょう。

それでも死ぬよりつらい凄惨な責め苦に1時間耐えたのは、おそらく家臣達赤鞘九人男を救い、開国への遺志を継がせるため。

 

ゾウ編の第819話で、おでん様の最後の言葉は「ワノ国を開国せよ!!!」だったことが錦えもん達から伝えられましたが、その直前におでん様が言った言葉は

頼んだぞ!!お前ら……!!

 

まさに“ワンピース”という物語のキーワードのひとつである「受け継がれる意志」が、ワノ国でも生まれていたわけですね。

男泣きに泣きながら散る赤鞘の侍達に、しっかりと意志が受け継がれたことを確認して、煮えたぎる油の中で“煮えてなんぼのォ~”と見得を切るおでん様。

なんと豪快で見事な生き様でしょう。

そのおでん様の最期の大見得さえも全うさせず、とどめをさすカイドウの器の小ささよ。

おでん様が最後まで言うことを許されなかった決め台詞は、真相を知ったワノ国の人々が代わりに言ってくれました。

“おでんに候”!!!!

 

笑って逝ったおでん

カイドウに撃たれ、釜に沈むおでん様は、煮えたぎる油の中で最期に笑いました。

いやもうホントこのシーン泣けるんですけど(ToT)

 

「ワンピース」はあまり人が死なない漫画として有名ですが、過去の回想の中では、散っていった人が何人もいます。

麦わらの一味に大きな影響を及ぼした、今は亡き人々の最期を思い浮かべる時、脳裡に甦るのは常に笑顔です。

そう、ONE PIECEという物語では、人々は命をかけて大切な人を守ったり、夢を後世に託したりして、最期に笑って逝くんですね。

 

ベルメールさんは、アーロンに撃たれる直前に「ノジコ!!ナミ!!大好き♥️」(第78話)と言って笑いました。

Dr.ヒルルクは、「まったく!!!いい人生だった!!!」(第145話)と言って笑って酒をあおりました。

死刑台で笑ったロジャーしかり、「愛してくれて………ありがとう!!!」(第574話)と言って逝ったエースしかり、ローに「愛してるぜ」(第767話)と言って散ったコラさんしかり。

 

そして今週、おでん様もその仲間入りをしました。

20年前の回想を読んでいることを忘れるほどに生き生きとしたおでん様の生き様は、最後の最後まで強烈でした。

なぜイヌアラシとネコマムシが「夜明けを待つ男」として生に執着していたのか、なぜ錦えもんからおでんの最後について聞いたルフィ達があれほど怒り狂っていたのか、ようやく心から理解できましたよ。

 

トキ様の覚悟

おでんの最期は、侍の中の侍、男の中の男としかいいようのない見事なものでしたが、やはりだいぶ前から気になっている「なぜトキ様のトキトキの実の能力で未来に逃げなかったか」という疑問は解消しませんでした。

特に今週、おでんから2本の刀、天羽々斬と閻魔をトキが受け取っているシーンがありましたが、そうやって接見が許されていたなら、おでんを未来に飛ばすこともできたはずなのに。

 

おでん様の性格的に敵に後ろを見せることは潔しとしないだろうとは思いますが、世界の秘密を知った光月家の跡取りとしての責任を全うする方が重かったと思うんですけどね。

いつか語られることはあるんでしょうか。

 

赤鞘九人男とは別におでん様から「意志」を受け継いだトキ様が、おでん様の遺書ともいうべき手紙をビリビリ破り捨てて、キッと顔を上げるところが、カッコいいですねー。

 

私達はあなたの弱点じゃない!!

 

と。稀代の英雄光月おでんが愛した妻は、やはりただ者ではない!

 

次回、もう少しおでん城へ向かう赤鞘九人男とカイドウ&オロチの攻防が描かれてから、現在の時間軸に戻るのでしょうか。

現在のワノ国に戻る前に、尾田っちが昨年末のメッセージで仄めかしたように、ハンコック、サボ、ビビあたりの現在の様子が差し込まれるかもしれないですね。

 


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