ワンピース第973話“光月の一族”感想・考察(その1) 狂死郎は怒りの妖怪と化した傳ジロー!ワノ国編の伏線を一挙回収!

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ワンピース第973話“光月の一族”感想・考察(その1) 狂死郎は怒りの妖怪と化した傳ジロー!ワノ国編の伏線を一挙回収!

投稿日:2020年3月9日 更新日:

先週は尾田っちの急病でONE PIECEが休載となったことに動揺しましたが、今週は、2週間ぶりのONE PIECEの内容が情報盛りだくさん過ぎて動揺しているゾリラバです、こんばんは。

まったくハラハラするぜ…

 

これまでパンクハザード編での錦えもん登場以来数年にわたりあちこちに張られてきた伏線が、今週一挙に回収された感じです。

傳ジローの正体の予想が外れたのは軽くショックですが、それも含めて恐るべき怒濤の伏線回収についてみていきましょう。

 

以下、本日発売の週刊少年ジャンプに掲載されたONE PIECE最新話の内容を含みますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意下さい。

 

“怒り”の妖怪 

これまでも狂死郎=傳ジローではないかという噂はあったものの、ゾリラバは以下の3つの理由から懐疑的でした。

① 髪型や立ち振舞いはいくらでも変えられるが、「心の窓」である目が全然違う。

② 長年狂死郎と一緒にいた日和(小紫)が傳ジローは行方が分からないと言っていた

③ 錦えもんら赤鞘九人男が狂死郎の姿を見ても全く反応しない

 

そして今週、狂死郎はやはり傳ジローだったということが明らかになりましたが、尾田っちはきっちりとゾリラバの疑問にこたえてくれましたよ。

 

おでん様の処刑後、傳ジローは一人、御堂に長い間(季節が秋から冬に変わっているので数ヶ月が経過?)籠って嘆き悲しんでいましたが、出て来た時にはすっかり人相風貌が変わってしまっていました。

傳ジロー本人が後に日和に語っていわく

 

“怒り”という妖怪に取り憑かれたこの顔では

さしもの錦えもん達ですら気づきますまい…!!!

 

それほど、人相が変わり、全くの別人になってしまっていました。

 

傳ジローは赤鞘九人男の中でも最も早くからおでん様に心酔していた人物です。

そしておそらく最も頭も切れ、おでん様の不在間も文武両面で九里を支えてきたのでしょう。

そんな男が数ヶ月、嘆き続けた挙げ句、怒りのあまりに別人のようになってしまったとは…

 

いやもうめっちゃ泣けるんですけど!!!

うぉーん、傳ジローぉ~

 

狂死郎という名も、怒りで狂って死にそうな心境から浮かんだのでしょうね。

賢い傳ジローのことですから、狂死郎一家を立ち上げて評判を上げたのも、オロチに近づくためでしょう。

 

傳ジローは、味方にも話してはいけないと日和に口止めしていました。

日和はその言いつけを守って、味方と信頼したゾロにも傳ジローの正体だけは隠し通したと。

 

丑三つ小僧も狂死郎

丑三つ小僧の正体については、きっと傳ジローだろうと推測していましたが、狂死郎がいつも居眠りしているのは、そのせいだったのか!

いやーホント、コロンブスの卵とはこういうことですね。

夜中に頻繁に義賊をやっていたから寝不足で、居眠り狂死郎の二つ名がつくほど居眠りばかりしていたとはね。

 

完全にしてやられました…orz

いつも尾田っちの手の上で転がされて、悔しいんだけど同時に感じるこのカタルシスよ!

 

オロチに仕えるという地獄

仲違いしたままゾウで過ごしたイヌネコも、仲間を失って盗賊に身を落としたアシュラ童子も、日和とはぐれ毒魚で牢獄を生き抜いた河松も、それぞれ辛く苦しい20年を過ごしたと思いますが、今週のワンピースを読んで傳ジローがやはり一番しんどかったろうなと。

日和の成長をそばで見守れることだけが唯一の救いだったと思いますが、人相が変わってしまうほどの怒りと憎しみを秘めて「将軍の犬」を演じ続けることがどれほど辛いことか。

うぉーん、傳ジローぉ~!!!

 

こうなったら一日も早く傳ジローがカムアウトして、反カイドウ・オロチ軍に加わってほしいですね。

そしておでん様の仇を討って恨みを晴らしたら昔の知的なイケメンに戻ってほしい(ボソッ)。

 

先日予想した最終決戦の対戦カードも、今週の伏線回収を踏まえて再検討したいです。

傳ジローは対オロチ戦に参戦かなー。

 

今週はもうすべてのコマが伏線回収といっていいほどまだまだ語りたいことが盛りだくさんですが、とりあえず今日は最も衝撃を受けた傳ジロー関係のみ語るにとどめたいと思います。

 


ワンピース ワールドコレクタブルフィギュア ワノ国1 全6種セット 【A:ルフィ/B:ゾロ/C:お玉/D:ナミ/E:チョッパー/F:狛ちよ】

 

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