ワンピースコミックス巻104“ワノ国将軍光月モモの助”感想・考察(後半)新時代を創る者と彼らを支え背中を押す者

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ワンピースコミックス巻104“ワノ国将軍光月モモの助”感想・考察(後半)新時代を創る者と彼らを支え背中を押す者

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そんなに強く叩いていないのにパソコンのキーボードの一部が戻らなくなり、これはもしや武装色の覇気の開眼かと途方に暮れているゾリラバです、こんにちは。

覇気の開眼は嬉しいけどキーボードが壊れたのは不便だすやん。

仕方ないので今日はスマホからの記事更新です。

昨日発売されたONE PIECEコミックス巻104、前半の感想に続き、今日は後半の感想、元気にいってみましょう。

 

第1052話“新しい朝”

35000人もの敵味方が国の将来をかけて戦った鬼ヶ島決戦は、忍者海賊ミンク侍同盟の勝利で幕を閉じ、ワノ国に新しい朝がやってきました。

20年ぶりの解放の喜びに湧くワノ国の人々の様子が描かれ、世界の動向も少しずつ明らかになってきて、新しい情報も盛りだくさんの回ですね。

 

800年ぶりのニカの出現と四皇二人の同時陥落に動揺する五老星のおじいちゃん達。

満身創痍で瀕死の重症らしきドレークとホーキンス。

戦争の後には必ず教育現場で行われる「歴史の修正」。

 

そしてついに確定してしまったアシュラとイゾウの死。

コミックスで改めて読んでも悲しみが募ります。

でも、おでん様や霜月康イエら大名達と共に二人を祀るというのは、最期までおでん様の侍として未来のために戦い散った彼らへの最高の餞ですね。

 

そしてようやく目を覚ましたルフィとゾロを囲む麦わらの一味と同志達のわちゃわちゃは、いつものように楽しさ満点。

特に男湯と女湯のシーンは素敵でした。

何のためらいもなく普通に男湯にいるヤマトに対して何のとまどいもなく受け入れているルフィ、ゾロ、チョッパー、ネコマムシが尊い(のか?)‼︎

ま、ブルックやサンジくんの反応が普通でしょうけどね。

モモの助もロビンと普通にお風呂に入ってたくせに、身体が28歳になったら一丁前に顔を赤らめてるのが笑えます。

 

第1052話感想・考察(その1)

第1052話感想・考察(その2)

 

第1053話“新しい皇帝達”

そして一つの章が終わった後の幕間のお楽しみ‼︎

世界の動きと麦わらの一味の新たな懸賞金です‼︎

べべん‼︎

 

懸賞金が46億1110万ベリーのカイドウを倒したので、ルフィの懸賞金も40億はいくかと予想してたんですが。

43億8800万のビッグ・マムを倒したキッド、ローと並んで、3人揃って30億ベリーでした。

これは3人で四皇2人(懸賞金の合計約90億)を倒したという計算なのでしょうね。

それでもルフィで2倍、キッドやローに至っては約6倍の爆上げです。

それだけの大事件ということでしょう。

百戦錬磨の世界経済新聞社社長のモルガンズでさえ興奮を抑えきれない様子ですから。

 

そして何より驚いたのは、ワノ国にプルトンがあったこと!

そしてそれをロビンは既にアラバスタで知っていたこと!

ロビンがアラバスタの葬祭殿の地下でポーネグリフを読んだのが第203話ですよ…なんと850話にわたるミスリード…尾田っちにまたしてもしてやられました。

 

しかもバギーが大変なことになってるし。

何でバギーが四皇に?

と思わずどこかの予備校のキャッチコピーみたいなセリフを叫んでしまいましたガネ。

 

第1053話感想・考察(その1)

第1053話感想・考察(その2)

 

第1054話“炎帝”

第1054話はね。

もうね。

表紙のシャンクスがカッコ良すぎてなかなか先に進めませんでした。

バギーとティーチの人間離れした顔に挟まれてるという引き立て効果もあるでしょうが…

この回、シャンクスがエモいのは表紙だけではありません。

なんとワノ国近海に赤髪海賊団が来ていたとは!

 

まだロジャー海賊団にいた頃のおでんやモモの助、日和のことを思い出すシャンクスもエモいし、CP9時代のフーズ・フーが護衛する“ゴムゴムの実”改め“動物系「ヒトヒトの実」幻獣種モデル“ニカ”を奪った回想も熱い。

その後のフーシャ村でのルフィとの出会いや近海の主からルフィをかばって左腕を失ったことも。

ルフィに会う気はないと言い、海賊としてのケジメや信頼を口にするシャンクスですが、語られないことの方が気になります。

すなわちシャンクスが白ひげに左腕を失った理由を問われて答えた「新しい時代に賭けてきた」ということ(これは先日の第4回ナレッジキングでも最終問題として出題されましたね)。

そして何より驚いたのは、これまで“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”に興味を示している描写が無かったシャンクスがベックマンに「そろそろ奪りに行こうか」と言ったこと。

謎が謎呼ぶ幕間、サイコー‼︎

 

サブタイトルの“炎帝”についても語らねばなりますまい。

“炎帝”と言えば今は亡きエースの技ですが、今や圧政に苦しむ世界の人々のヒーローとなったサボの二つ名だそうな。

ヒーローと崇められる理由がアラバスタのコブラ王暗殺(ママ)というのが複雑です。

もちろんサボがそんなことするわけないんだけど、ビビの行方不明と合わせて顛末が気になりまくりですね。

第1054話感想・考察(その1)

第1054話感想・考察(その2)

 

第1055話“新時代”

コミックス巻104の最後を飾る1055話は、サブタイトルも内容も、まさに「世界の夜明け」に繋がるであろう最終章への導入部分にふさわしいですね。

何話か前からワノ国にちょっかいを出しに来ていた海軍大将の緑牛を離れた海の上から追い払うシャンクスの圧倒的な覇王色の覇気ときたら。

もうね。

赤髪海賊団の新入りだけでなく、ゾリラバまで泡吹いて気絶しそうな強者感とカッコ良さでしたわ。

 

原作の感想でも書きましたが、シャンクスが思い浮かべる「新緑達」の中に、映画ONE PIECE FILM REDのウタのシルエットが含まれているところがもう号泣レベルです。

REDにハマった方なら共感してもらえるかも。

 

そしてルフィ達の手を借りずに海軍大将を追い払ったモモの助の心意気を喜んでいる麦わらの一味の4強がめっちゃ粋‼︎

このシーンはゾクゾクしたし、シャンクスの覇気を察知して「懐かしい顔が浮かんだ」と笑うルフィの顔が最高‼︎

ゾリラバ的には、ワンピース史上でも1、2を争うくらい好きなルフィの笑顔かも‼︎

 

第1055話感想・考察(その1)

第1055話感想・考察(その2)

SBSまで書く予定でしたが、予想外に長くなって疲れたので、また明日書きます。

あ、アニメの感想とどっち先に書くかな…

-コミックス

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