ようやく訪れた穏やかな土曜日なのに、ゆっくりワンピースを堪能する暇がない、秋のしっとりした落ち着きとは縁遠いゾリラバです、こんにちは。
しかも忙しさにかまけて、ワンピースコミックス最新巻の感想を書くのをすっかり忘れてました。
原作の3週休載で、「ワンピースが足りなーい」とか叫んでたくせに。
そして昨日、次号も最新話が休載であることを知り、「あー(泣)」と思うと同時に「あれ、そういえば‼︎」と気づき、コミックス110巻を買いにコンビニに走った次第。
(言い訳終わり)
では、いつものようにコミックス派の方を念頭に、2回のまとめと1回のSBSの感想を3日にわたりお送りしたいと思います。
一緒に原作とアニメのロスを乗り切りましょう!
コミックス巻109のSBSの復習はこちらから。
第1111話“太陽の盾”
エッグヘッドからの脱出劇も佳境を迎え、五老星と麦わらの一味をはじめとする脱出チームの攻防が各地で続いています。
真の姿を現した五老星の圧倒的な強さに、苦戦が続くルフィ達ですが。
第1111話は、特に“以津真天(いつまで)”ことマーカス・マーズ聖と、“封豨(ほうき)”ことウォーキュリー・トップマン聖の禍々しさが際立ちましたねー。
それとやはり第1111話のメインイベントは、ルフィとドリー&ブロギー師匠との2年ぶりの再会。
ニカの姿になっているギア5ルフィを見て、「エルバフに伝わる神の姿」だと言う師匠達。
やはり世界政府非加盟国のエルバフもまた、800年前に「ある巨大な王国」の側で戦った人々の末裔なのでしょうね。
原作連載時の詳細なリアルタイム感想は、いつものように以下のリンクから参照下さい。
第1112話“ハードアスペクト”
サブタイトルどおり、麦わらの一味にとっては、あっちでもこっちでも厳しい状況が続いています。
ベガパンクによってボニーに最高の威権順位が与えられ心強い味方となったパシフィスタ達は、“馬骨”ことイーザンバロン・V・ナス寿郎聖により全て機能停止に追い込まれ。
ルフィとドリー&ブロギーは、“サンドワーム”ことシェパード・十・ピーター聖に追いかけられ。
ナミ達には、ジェイガルシア・サターン聖が迫っています。
そしてベガパンクが希望を託した配信電伝虫は、上層階を飛び回っていたマーカス・マーズ聖についに見つかってしまった⁉︎
各地で仲間が困難に見舞われる中、二人の人物の献身的な自己犠牲が光る回でもありましたね。
誰かが残らなければ、脱出が叶わないというまるでインペルダウンのような状況で。
あの時のボンちゃんと同じように、単身残ってみんなを逃すという役割を引き受けたのは、CP0を裏切って生みの親であるベガパンクに味方したステューシーでした。
そして同じくベガパンクによって生み出されエジソンも、科学の力でサニー号を脱出させるために死地に赴く勢いで研究層を飛び出して行きました。
うーん、義と覚悟のある人達の行動は泣ける。
第1113話“STALEMATE”
五老星の必死の捜索と妨害にもかかわらず、ついに開始されたベガパンクの遺言とも言うべき世界への配信。
そして第1113話では、それを聴く世界各地の懐かしい人達の様子が描かれました。
サブタイトルのSTALEMATEはチェスでいう「詰み」。
絶対に阻止したかったベガパンクの配信を止められなかった五老星にとっても「詰み」の状況ですが。
なんと配信でベガパンクがいきなり語ったのは、「世界は海に沈む」という衝撃的な言葉。
人類の未来は「詰み」なのか?
第1114話“イカロスの翼”
ベガパンクの配信で、次々と明かされていく世界の謎。
五老星は必死になって配信を止めようとエッグヘッド内を駆けずり回っていますが。
ついにベガパンクの話は、マザーフレイムを作った己の罪から、更に「空白の100年」や「歴史の本文(ポーネグリフ)」といった禁忌(タブー)を経て、ジョイボーイに至ります。
ワクワクがとどまるところを知らないとはまさにこのこと。
そして改めてコミックスで一気読みすると、また新たな気づきがありますね。
天竜人でさえどうやら「空白の100年」を知らない者もいるとか(単にシャルリア宮が無知なだけではなさそう)。
第1115話“大陸の断片”
第1115話は、公式チラ見せから久々に登場したデマロ・ブラック一味の偽キッド海賊団に爆笑しました。
特に、ドリップの偽キラーの雑さといったら。
なに顔にシマシマ書いてんだよ(笑)
真剣な展開の要所要所に爆笑を挟み込んでくる尾田っちのバランス感覚とユーモアセンスが大好きですわ。
そう、ストーリーはまさに長年のワンピースの重要な謎の数々に迫るベガパンクの配信を軸に、緊迫した展開が続いています。
今週ベガパンクが話した配信の目玉は、「空白の100年」の間に「人為的な力」によって海面が200mも上昇し、世界が海に沈んだこと。
各地の反応も様々ですが、最も深刻に受け止めているのは、ベガパンクの語っているのが真実だと知っていて、それを隠したい人々、すなわちイム様と五老星でしょうね。
サボやビビも真剣に耳を傾けています。
ベガパンクの配信は何話にも渡るので、コミックスが出てからまとめようと思っていましたが、通して読み返してもやはり興味深いですね!
いつか改めて考察しようと思いますが、とりあえず明日は、コミックス110巻の後半をまとめます。