ワンピース第1110話“降星”感想・考察(その2)ゾロがルッチを新技で圧倒!ルフィをドリーとブロギーが救う熱いオマージュ

ジャンプ

ワンピース第1110話“降星”感想・考察(その2)ゾロがルッチを新技で圧倒!ルフィをドリーとブロギーが救う熱いオマージュ

投稿日:

東京マラソン燃え尽き症候群が未だに続いていて、いつにも増して怠惰な日々を送っているゾリラバです、こんばんは。

運動量が激減して、体重計に乗るのが怖いわー。

さて、昨日は体重計より怖い五老星をメインに今週のワンピースの前半について感想を書きましたが、今日は後半について。

本当はおどろおどろしい“妖怪おじいちゃん大集結”より、後半のゾロの大活躍を熱く語りたかった!

ゾリラバのゾロの成長っぷりと新技を!

あ、久々にゾリラバのって野心出ちゃった。

 

では、後半の感想、いってみましょう。

以下、昨日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。

 

一味とボニーを狙う以津真天

一度は「もう用はない」「放っておけ」と五老星に言われていたジュエリー・ボニーでしたが。

ベガパンクが、良心とくま・ボニー親子への同情心から、ボニーにパシフィスタへの最上位の威権順位を付与していたことが判明し。

世界政府と海軍は、ボニーを抹殺対象と認識したようです。

ドーベルマン中将は、“馬骨”ことV・ナス寿郎聖がパシフィスタを無力化させているのを見て、今のうちにボニーを抹殺しろと命令していますね。

 

一方、五老星は今更海軍などアテにする気もないのか、怪鳥“以津真天(いつまで)”ことマーズ聖が、ボニーや麦わらの一味がいる研究層を狙って上空に向かいました。

サターン星が「呼ぶぞ」と言って残りの五老星を召喚して以来、彼らは全く言葉を交わすことなく、見事な連携と役割分担を見せています。

さすが何十年(下手すると何百年)も顔ぶれが変わっていないだけありますね。

もっとも彼らはテレパシーでの意思疎通もできるようなので、描かれてないだけでコミュニケーションをとってるかもしれませんが。

 

サンジの的確な判断と指示

そして、いち早く“以津真天”ことマーズ聖の動きを察知したサンジは、上層にいるナミさんとロビンちゃんとその他(笑)に、脱出の指示を出しています。

複数の怪物達を相手にしているルフィと、ベガパンクを背負った自分を待っていては、一味とボニーが危険だという判断でしょう。

こういう時のサンジくんの判断力はさすがで、本当に頼りになりますね。

 

目の前の強敵に集中したいルフィやゾロに対して、常にそれ以外の麦わらの一味のメンバー(もっぱらナミとロビンですが)を守り、導くことを最優先するサンジくん。

以前、ドレスローザで「ぐるわらの一味」が臨時に結成されたのも、サンジくんの弱者目線のリーダーシップによるものでしょう。

 

そんなサンジくんには、もうひとつ大切な役割があります。

それは、ゾロの闘志に火をつけること。

ワノ国で死神を見るほどにダメージを受けたゾロが無事に生還できたのも、サンジくんの無茶な依頼に応える約束があったゆえですからね。

 

麦わらの一味、脱出準備ほぼ完了

ブルックが凍らせたミルキーロードを、止まる術がないまま、集合場所を通過してバリアに突撃する勢いで疾走していたサニー号ですが。

どうやらウソップが“竹ジャベリン”の技で止めたようですね。

本当にウソップも、頼れる男になりましたねぇ(お母さんか)。

 

しかし、ウソップ達には、サンジくんの脱出要請にすぐに応えられない理由があります。

それは、ゾロと、ゾロを迎えに行ったジンベエがまだ戻っていないこと。

ゾロはルッチと戦闘が続いています。

ルッチは、仲間を見捨てられない麦わらの一味の性格を知っていて、確信犯的にゾロを足留めしているんですよね。

 

それにしても。

2年前、ウォーターセブンで全くルッチに歯が立たず、簡単に遠くまで投げ飛ばされたゾロが、ルフィでさえ死闘の末ようやく倒したルッチと互角に闘っているだけでもエモいですが。

サンジくんが電伝虫を通じてジンベエに言った

 

あのマリモ野郎

一味を危険に晒しやがって

役立たずが

 

という言葉がゾロの耳に届いたようで(耳が良い?見聞色の覇気?五老星並のテレパシー?)、ゾロの怒りとプライドという名の闘志が燃え上がりました。

 

ルッチが繰り出す手銃“斑(まだら)”に対し、繰り出した新技は、その名も

三刀流“虎虎婆(ここば)”“彪狩り(まだらがり)”‼︎

「彪(ひょう)」と書いて「まだら」と読ませるのもカッコいいし。

ルッチがネコネコの実モデルレオパルド(豹)であることも踏まえてるし。

ゾロの初期からの技“虎狩り”が“彪狩り”に進化したっぽいのも良き!

構えが描かれてないので、同系統の技かは分かりませんが。

 

ゾロったら、こんな凝った技名、ルッチとの戦闘が始まってから、ずっと考えながらギリギリの戦闘してたのかしらと想像すると、かなり笑えます。

 

ドリーとブロギーのルフィ救出

一方、いったん潜った地中から現れた“サンドワーム”の姿の十・ピーター聖に、あっさり呑み込まれたルフィでしたが。

タイムリーに駆けつけてくれたドリー&ブロギー師匠に無事に救出されました。

こちらもカッコいい技ですねー、太陽鋸

 

そしてオールドファンには更にエモさマシマシなのが、この状況ですよ。

ドリーも「懐かしいな」と言ってますが、2年前、ルフィ達はリトルガーデン出航時、巨大金魚「島食い」に船ごと呑み込まれたところを、ドリーとブロギーの大技「覇国」によって救われたわけです。

 

暗い場所は似合わぬ男‼︎

というルフィへの賛辞がまたいいですなー。

ドリーとブロギーのセリフはいちいちカッコいいんですよね。

 

来週は表紙&巻頭カラーだそうです。

ジェットコースターのような展開が、実に楽しみでござる。

 

この記事には広告が表示されます。

 

-ジャンプ

執筆者:


  1. バギーラバ より:

     次回は1111話と言うスーパーゾロ目なので
    今からゾロの活躍が楽しみです。
     鉄の巨人もそろそろ動いて欲しいし!

    • ゾリラバ より:

      あっ、ホントだ!次号は1111話ですね!腐れ盲点!
      ますます楽しみになってきました♪

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

ワンピース第1095話“死んだ方がいい世界”感想・考察(その2)くまとイワンコフは西の海のゴッドバレーで出会った元奴隷

大好きな金木犀の季節も終わりに近づき、あっという間に過ぎ去りそうな秋を惜しんでいる神無月のゾリラバです、こんばんは。 春と秋が年々短くなっている気がしますわ。 ゾリラバの感傷はさておき、今週のワンピー …

ワンピース第1038話“キッド&ローvs.ビッグ・マム” 感想・考察(その2) ついに新世代が四皇の一角を崩すか⁉︎CP0とイゾウの意外な対戦とヤマトvs火前坊の勝敗の行方

ゾロが死ぬわけないと思っていても、突然の死神の出現に、一晩経っても動揺がおさまらないゾリラバです、こんばんは。 でも今日はとめどないゾロを語りたい気持ちは封印して、昨日のワンピの感想の続き、いってみた …

ワンピース第1004話“きびだんご”感想・考察(その1) 最強少女お玉の役割と能力の限界

先週のCP-0の碁盤黒一色発言は、お玉ちゃんが数の差による勢力図を塗り替える前フリではないか、という予想が早速当たって、馬並みに鼻息の荒いゾリラバです、こんばんは。 馬といえば久々にスピードが再登場で …

ワンピース第1035話“ゾロvs.キング” 感想・考察(その1)「勝者サンジ」コールが熱い!イケメンキングの素顔と弱点 

土日のジャンプフェスタと今朝のONE PIECE最新話の興奮で、「語らないと死んでしまう病」を久々に発症したゾリラバです、こんにちは。 いやいや、もうここ最近の寒さを忘れるくらい熱い闘いですわ。 早速 …

祝ワンピース第1000話“麦わらのルフィ”感想・考察(その1)サブタイトルの意味とヤマトがモモの助におでんの日誌を渡した真意

数々の前人未到の記録を更新し続ける“ONE PIECE”の記念すべき第1000話を読んで、エースとヤマトのやりとりが尊すぎて、なかなか先に進めなかったゾリラバです、こんばんは。 もう語りたいことが多過 …

サイト内検索はこちら

カテゴリー