クリスマスに月島でもんじゃ焼きを堪能してきた全く季節感のないゾリラバです、こんばんは。
いやー、それにしても今日はクリスマスだというのに、くまの悲し過ぎる自己犠牲を読んで号泣してしまいましたよ。
だいぶ遅い時間になりましたが、熱い想いが消えないうちに“ワンピース”の感想、いってみたいと思います。
以下、本日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”最新話の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。
頭角を表すボニーとルフィ
くまの過去編はついに、我々読者が知る2年前まで進んできました。
父親のくまを探して海に出たボニーは、“トシトシの実”の能力で敵を年寄りや子供に変えて撃退し、海賊として名を上げて来たんでしょうね。
そのために、行く先々で「傷ついた老人や子供が転がっている」と人間のクズ扱いされてます(笑)。
海賊の悪名ってこうやって勝手に上がっていくんだなー。
時を同じくして、東の海ではルフィがアーロンを倒し懸賞首になったところ。
ワンピース世界ではわずか2年前の出来事でも、読者にとっては20年以上前のエピソードなので、懐かしさもひとしおですね。
ルフィの最初の手配書に写り込んだ自分の後頭部を、ウソップが自慢するシーンとかめちゃくちゃ懐かしい‼︎
ボニーから逃げるくま
娘のボニーを守るために、ジェイガルシア・サターン聖と交わした約束を守ってボニーから逃げ続けるくまが切ないです。
くまは、我が子がまさかの海賊になったことで、革命軍の盟友にしてルフィの父であるドラゴンとの縁を感じているようですね。
ルフィもボニーも同じ時期に名を上げて、「超新星」「最悪の世代」と呼ばれる“同期”になるまで、あと少しです。
ボニーの身を守るために「私を追ってくるな」と願うくまですが、シャボンディ諸島では物陰からボニーの様子を最高に優しい顔で見つめています。
自我を失うという、死ぬも同然の手術を目前にして、その唯一の理由であるボニーを「見納め」と言いながら、そんな表情で微笑むことができるくまは、本当に「聖人」ですわ。
エースとサボ
2年前、互いの存在を知らずにいたエースとサボが並んでいるコマがまた切ないです。
この頃のサボはまだ記憶を失っていて、ルフィのこともエースのことも思い出していません。
まして革命軍司令官にして自分の恩人かつ上司であるドラゴンが、ルフィの父親であることなど全く知りませんから、ドラゴンがローグタウンに行こうとするのを訝しんでいます。
一方、エースはもうね、毎度毎度一コマ登場するだけでゾリラバの涙腺を刺激するんですけれども。
アーロンを倒して賞金首になったルフィを、エースはこんな風にジンベエに自慢してたんですね。
哀しいかな、サボのことはとっくの昔に亡くしたと思っています。
もしかしたら、どこかの海でニアミスしていたかもしれないのに。
切ない。
エースとサボとルフィという義兄弟、ジンベエとアーロンという元仲間、ドラゴンとルフィという親子、ドラゴンとサボという革命軍の同志と、それぞれの縁が複雑に絡み合っているところに、くまとボニーまで絡んでくるとはね。
合縁奇縁というヤツです。
ホントこれだからワンピースはやめられません。
ルフィに希望を見出すくま
五老星よりも早くルフィが“ニカ”ではないかと気づいたのはくまかもしれない、という予想は、やはり当たっていたようですね。
五老星にとって“ニカ”の名は、歴史から消し去るべき忌むべき存在でした。
“ゴムゴムの実”という別の名前を与えてまで、“動物系「ヒトヒトの実」幻獣種モデル“ニカ””の名を隠そうとし、何百年にもわたりその実を手に入れようとしてきたわけです。
一方、生まれながらにして奴隷という立場を運命づけられたバッカニア族のバーソロミュー・くまにとっては、ニカは子供の頃から待ち続けた救世主。
ルフィのゴムという特性と、スリラーバークやシャボンディでの麦わらの一味の行動に、期待が高まるのも無理はないですよね。
スリラーバークでの初登場時から、無口で何を考えているか分からなかった「王下七武海のバーソロミュー・くま」が、こんなにも感情豊かで愛情深い人間だとは。
今週のワンピースを読んで、改めてスリラーバーク編やシャボンディ諸島編を読むと、ホント泣けてきますわ。
そろそろ日付が変わりそうなので、更に目からアクアラグナの後半の感想は、また書きますね。
リッチー海賊団改めバギー海賊団の復活の1コマも懐かしくて
涙腺崩壊しました! 目指せローグタウン!(捏造)
バギーラバさん、こんばんは。思わずバギー見落としたかと探しちゃったじゃないですか(笑)捏造にも程がありますwww