15年間絶賛落選中だった東京マラソンに当選し、週末はせっせと走っている師走のゾリラバです、こんばんは。
先生も走る12月だからね。
ゾリラバだって走ります。
さて、今週もワンピースは、バーソロミュー・くまという男の大きさがわかる過去編が続きますね。
特に娘のボニーへの愛情は、せつないまでに大きく深い‼︎
早速、感想いってみましょう。
以下、本日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”最新話の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。
フーシャ村を訪れていたくま
今から3年前。
16才のルフィが、出航を1年後に控えてフーシャ村で修行をしていた頃。
くまはこっそり同志ドラゴンの息子を見に来ていたんですね。
前話のラストシーンでは、フーシャ村の近海にくまが来ている様子が描かれていました。
でも、先週も書きましたが、わざわざ“東の海”までルフィを見に来たのって、単にドラゴンの息子だからっていう理由だけじゃないかも。
くまは、先祖代々奴隷とされ、救世主“ニカ”を待ち望んできたバッカニア族の生き残りです。
そして今週の最後の方で、ニカについて「その体はゴムのような性質を持ち」と言っているので、くまは、五老星並かそれ以上にニカについて知っていたのかも。
だとすると、ルフィのゴムゴムの実の能力を見て、確信は持てなくとも期待するところがあったのかもしれないですね。
今思えば。
スリラーバークで世界政府の命令に逆らってもルフィを助けたのも。
シャボンディ諸島でルフィと仲間達を黄猿から救っただけでなく、適材適所の修行の地へ飛ばしたのも。
ベガパンクに頼んで、ルフィ達の再結集までサニー号を守るプログラムを組み込んでもらったのも。
全てルフィが待ち望んだニカかもしれないと期待しての行動なら、納得が行きます。
魚人島へ向かう船内でフランキーがくまを「恩人」と呼んだほど、自我を失う前後も麦わらの一味を守り抜いた理由が、ようやく腑に落ちた気が。
いやほんと、尾田っちの伏線大魔王、ストーリーテラーとしての面目躍如だわ。
まじ天才。
“ゴムゴムの戦斧”は必殺技
そして初めて描かれた16歳のルフィもエモいですね。
そうかー。
“ゴムゴムの戦斧(オノ)”はフーシャ村にいた頃から練り上げていた技だったんですね。
仲間ができ、やられて捕まったら使おうと鍛えていた必殺技の“ゴムゴムの戦斧”。
まさにこの技が必殺技として使われたのは、仲間のナミが子供の頃から捕らわれていたアーロンパークを、ルフィが粉々にして、ナミをアーロンから自由にした時ですね。
くあー‼︎
熱いぜ‼︎
ドラゴンもちゃんと父親
ルフィが父親の顔も名前も知らずに育ったので、ドラゴンったら革命軍の仕事が忙しくて育児放棄したのね、と思ってましたが。
今週のドラゴンのセリフを読んで思ったのは、ドラゴンは息子のルフィを守るために、遠くから見守るにとどめ、仲間にも存在を隠し抜いていたんだなーということ。
そして、イワンコフにも言っていなかったその秘密をくまには伝えていたというのはびっくりですね。
ドラゴンは、寡黙で愛情深いくまを心から信頼していたんでしょう。
特に子煩悩なくまなら、ドラゴンが息子を護りたい気持ちを十分理解できると思ったのかもしれません。
実際に「子は…親の弱点だ」というドラゴンの言葉で、くまは全てを悟ったようですね。
引き裂かれた父娘
本当に今週は、サイファーポールのアルファ某に腹が立ちましたわ。
政府の都合で引き裂かれ二度と会うことができない娘に、父がせっせと送る手紙を「くっだらねェ‼︎」と毎回破り捨てられるってどういう人間?
ウォーターセブン編で、ルッチ達の裏切りを知った時も愕然としましたが。
このアルファも任務に私情、感情を挟まないように子供の頃から訓練されたんでしょうけど。
ほんと、ひどいことするわ。
後半のボニーの大冒険の始まりについては、また改めて感想を書きますね。
手紙を破り捨てるなんてセクハラです。
ホントですよ。カリファに指導してほしい。