年に一度の健康診断を明日に控え、昨夜から空腹に耐えている最後の追い込みモードのゾリラバです、こんばんは。
普段は天性の覇王食の覇気のおもむくままに、食欲に身を委ねているのですが。
やる時はやる女だっちゃブル。
さて、“D”の謎について知りたくてもだもだした2週間の禁断症状の果てに、今週のワンピースの場面がよそに移っていたらどうしようと気を揉んでましたが。
前話から引き続いて、場面は五老星と面会するコブラ王の前に、いきなりイム様が登場したシーンですね。
早速、初見のコーフンのままに、感想いってみましょう。
以下、本日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”最新話の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。
Contents
ネフェルタリ・D・リリィ
800年前、世界政府を作った“20の王国”の一つでありながら、マリージョアへの移住を拒んだアラバスタ王国。
その初代王女の名がリリィであること、そのリリィがアラバスタ王国に帰還した形跡がないこと、そしてリリィの手紙がアラバスタに残されていることが、前話でコブラ王の口から語られました。
そして今週判明した驚きの真実は、リリィの名が「ネフェルタリ・D・リリィ」であること。
以前、五老星がアラバスタ王国を「裏切り者」と呼んでいましたが、それは単に、マリージョアへの移住を拒んで世界政府に加担しなかったから、というレベルではなかった‼︎
まさに敵対者である“Dの一族”だったわけですね。
Dの一族とは
これまでも、ルフィをはじめとする“D”の名を持つ者は世界政府にとって、好ましくない存在であると仄めかされてきました。
現在の世界を動かしている政府や天竜人からは「神(=天竜人)の天敵」と言われ、「Dはまた嵐を呼ぶ」と言われ、「厄介なのはいつも“D”だ」と目の敵にされています。
Dの一族とは、空白の100年の間に存在を消されたかつて栄えた「ある巨大な王国」の子孫ではないかと思われていましたが。
今週のワンピースを読んでおやと思ったのは。
これまで考察されているように、月から来た人々が作ったのが「ある巨大な王国」であり、それに縁のある人の子孫が“Dの一族”ならば。
元々はDと敵対する側にいたはずのアラバスタ王国のリリィ王女の名にDがついているのはいったいどういうわけでしょう。
Dを名乗る資格
今週、イム様がDの名を持つ者について
“D”とはかつて我々が敵対した者の名だ
と明言しました。
世界政府とDが敵対していたこと自体はこれまでも予想されていたことですが、Dとは何を意味するのか、どういう人々なのかは、まだよくわかりません。
世界政府が800年前に滅ぼした、月から来た人々が作った「ある巨大な王国」ゆかりの者達というのが、ファンの間でおおよそ推測されていることでしょう。
元々、資源不足で地球にやってきた羽の生えた月の人々は、ジャヤや空島の歴史からして、ある者は地上に住み、ある者は空島に住むという具合に、ある程度、世界に散らばっていたと思えます。
でも不思議なことに、今のところ、月の壁画に残された人々と同じ羽を持つシャンドラやスカイピアの住人の中に、Dの名を持つ人物はいません。
現在判明している“Dの一族”は、むしろ見た目は普通の人間がほとんどです。
中にはハグワール・D・サウロのような巨人もいますが。
そして今週判明したリリィが手紙に残した「ネフェルタリ・D・リリィ」という署名。
これらを踏まえると、Dの一族というのは、月から来た人々の血縁や子孫ではなく、彼らが作った「ある巨大な王国の思想」を受け継ぐ者達なのではないかと。
だから巨人もいれば、元々敵対していたものもいる。
つまり現在の世界政府の思想とは相入れない「ある巨大な王国」の「自由」や「平等」を体現する思想に共感し、「受け継ぐ意志」を持ったものが、Dを名乗るようになったのかもしれません。
以前から、Dが月から来た人々の末裔なら、なんでサウロのような巨人族までいるのか不思議だったのですが、Dは「血脈」ではなく「意志」や「思想」と考えれば納得できます。
白ひげが死に際に言った
血縁をを断てどあいつらの炎が消えることはねェ(“ONE PIECE第576話)
というセリフともつじつまが合います。
また今週、サボが子供の頃、ルフィやエースと交わした会話を思い出したシーンも、「Dの名とは、“Dの意志”を継ぐ者が自由に名乗ったり、相応しい者に与えたりできる」ということを示唆しているのかもしれません。
すなわち、アラバスタ王女リリィは、最初は「ある巨大な王国」と戦う「20人の王」の側にいたけれど、その思想に共感し、Dの意志を受け継ぐことを決意し、アラバスタ王国とその子孫に宛てた手紙に「ネフェルタリ・D・リリィ」と署名したのではないでしょうか。
うわー。
すごいな。
言葉が出ません。
しかも、リリィは単にアラバスタ王国に“歴史の本文(ポーネグリフ)”を一つ隠しただけでなく、世界中にばら撒くことの立役者でもあったようです。
イム様の言葉を借りれば「計画的」。
確信犯として。
リリィ、すごいわ。
アラバスタに受け継がれた意志
やはりアラバスタのコブラ王やビビの揺るぎない「国とは人」という価値観は、そうと知らず受け継がれてきたDの思想なんでしょうね。
コブラ王が最期にサボに伝えたリリィの手紙の言葉。
一部は(たぶん意図的に)隠されています。
歴史の本文を守りなさい
〜ゆく世界に夜明けの旗を掲げ
このアラバスタ王国の「最初の言葉」が、そのままコブラ王のビビへの遺言になりました。
合掌。
イム様の謎
これまで秘密のヴェールに包まれていたイム様が、今週、一気にしゃべりまくり、早くもアニメで誰が声を当てるか気になるところですが。
イム様の正体は明かされなかったものの、いくつか新たに判明したことがありました。
順を追って考えてみましょう。
最初の「20人の王」のひとりらしい
これも初登場時から推測されてはいましたが、イム様はどうやら世界政府を作った創造主20人の1人であり、つまり800年前から生きているようですね。
なぜイム様だけが不老不死になり(オペオペの実の不老手術?)“虚の玉座”に君臨しているのかはまだ分かりませんが。
自分をムーと呼び相手をヌシアと呼ぶ
イム様が使う一人称と二人称も特徴的です。
自分をムーと呼ぶのは、イムという名前から来ているのか。
相手をヌシアと呼ぶのは、ミンク族の二人称のユティアとも似てます。
モコモ公国は古い歴史ある国だし、それを背に乗せた象主(ズニーシャ)は、もろに800年前の歴史の生き証人です。
イム様とジョイボーイとズニーシャにも、何か因縁がありそうですね。
嵌められたサボ
世界経済新聞に載った倒れたコブラ王の横に立つサボの写真は、こうやって捏造されたんですね。
サボが乱入するというピンチを、コブラ王殺害犯に仕立てあげることに利用してチャンスに変えた五老星は、敵ながら流石ですわ。
でも、コブラ王が命尽きる前の最期の数分に、ルフィの兄であるサボと言葉を交わせて本当に良かった。
コブラ王の「意志」と「言葉」は、間違いなくルフィとビビに伝えられて受け継がれることでしょう。
もっと書きたいことがたくさんあるんですが、ひとまず筆を置いて、後半は明日に譲ります。
リオダッチ・ポーネ・グリフ ことワンピースの本文が
ドンドン明かされる衝撃に 初期のファミコン並みのCPUが
フリーズと言う悲鳴をあげてるバギーラバです。
ちょっと~男子~ こんなに情報過多になるなんて 聞いてないわよ~です。
とにかく一言! 「サボ カッコ良すぎ」ドドン!!
流石に「ここからがワンピース」発言も納得の面白さですね!
バギーラバさん、こんばんは。ほんと今週のサボ、カッコよかったですね。ルフィを恩人と呼ぶコブラ王を結果的に助けられなかったことは、サボの行動に今後どのような意味を持ってくるのか。ビビに遺言を伝えられるのか。楽しみです。
今晩は(‘◇’)ゞ 健康診断…頑張って下さいませ!(←?)謎多きDの一族…意志を継ぐもの…ですか…エースの意思を弟や相棒兼親友のサボが受け継ぎ、白ひげの皆も偉大な父と可愛い末っ子の為に行動する…受け継がれる思い…あぁ…(ノД`)・゜・。 沢山のDの名を持つキャラが登場していますが、気になるのはエースのママ、ルージュさんです。命をかけて…母の鏡!の彼女ですが、彼女もDの名を持っていました。姉か妹が居て、もしかしたらルフィの未だ謎のお母さんとか? エースのお母さんなんです。回想だけで終わるものでしょうか…あの、オダッチに限って…何か伏線があるのではと思ってしまいます!(←考え過ぎ?)リリィもですが、ワンピ界の女性たちは皆、信念や強さがありますよね! カッコイイ! どなたか、未登場の誰か。エースの子を宿していないものでしょうか…早く生まれ変わって来~い!!! 失礼しました_(._.)_
篠村さん、エースの落とし胤を切望する気持ち、伝わってきました。ワンピースは、ASL3兄弟や、ベルメールさんとナミ、ゼフとサンジなどの絆が示すように、「想い」や「意志」による結びつきが血縁を越える漫画なので、エースの血を分けた子供が登場するかは分かりませんが、ルフィの夢の果てを見たかったというエースの想いは、サボやヤマトが間違いなく継いで行くと思います。