最近多忙だったせいか、ちょいと体調を崩して半日ばかり伏せっていたゾリラバです、こんばんは。
ぐっすり寝たらだいぶ回復したので、遅くなりましたが、昨日の感想の続き、いってみたいと思います。
以下、昨日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”最新話の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。
最低な親子、再び
ミョスガルド聖に痛めつけられたにもかかわらず、性懲りもなく、しらほしを手に入れようとパンゲア城の社交広場に戻って来たチャルロス聖。
今度は父親のロズワード聖とその“無敵奴隷”くまも一緒です。
くまによって鎖でがんじがらめにされたしらほし姫が哀れです。
「諦めない心」という言葉をこれほど胸くそ悪い使い方する奴、見たことありませんわ。
しらほし姫を口説いていたくせに、天竜人が相手となると、尻尾を巻いて一目散に逃げ出す各国の王子達も不甲斐ないですねー。
ちなみにしらほしを見捨ててわれ先に逃げる王族達を「ワカメのような輩」と吐き捨てるふかぼし王子の比喩が、ゾリラバちょっとツボりました。
魚人や人魚の世界では、骨のない軟弱な奴をワカメに例えるのかとwww
サイとレオの怒りの鉄槌
兄達以外にしらほしを助けようと動いたのは、またもルフィが繋ぐ縁でリュウグウ王国の人々と親しくなった八宝水軍のサイとトンタッタ族のレオ。
それぞれ麦わら大船団の3番船船長と5番船船長ですね。
もしルフィがこの場にいたら間違いなく同じことしてただろうと思うと、押しかけ子分2人のチャルロス聖への怒りの鉄槌は熱いわー。
それにしても、サイの“錐龍錐釘”とレオの“しっぽハンマー”を同時にくらって、生きてたチャルロス聖がむしろ不思議です。
“錐龍錐釘”なんて、ドン・チンジャオを沈めてサイが首領襲名を果たした八衝拳の奥義だよね‼︎
あのダルダルのチャルロスが武装色の覇気を持ってるとは思えないんですが(笑)
でもこいつだけはホントやられてもいい気味だわ。
ミョスガルド聖がカッコ良すぎる
レヴェリー編でまさかの再登場を果たして以来、ゾリラバの中で株価上昇ストップ高のミョスガルド聖。
ストライクゾーンど真ん中の改心系キャラなので。
今週もカッコよかったわ〜。
「今度はやっちまっていいんだな⁉︎」とチャルロス聖への攻撃の許可を求めるサイに対して
構わん‼︎
責任は全て私が取る!!!
くあー‼︎
かっこええ〜〜
しかもね。
両手を振り上げてサイ達を鼓舞する一方で、ふかぼし達リュウグウ王国の王族には自制を求める冷静な判断力ですよ。
かっこよ‼︎
国を背負う王族に天竜人を襲わせてはいけないと。
まして魚人差別が根強く残る天竜人界隈に与えるインパクトを考えれば(たぶんそこまで考えてるでしょう)、ふかぼし王子達は手を出すなと。
いやー、まじ惚れるね、ミョスガルド聖。
我々読者は、この後、ミョスガルド聖が天竜人殺人未遂犯の逃亡を助けた罪で取り調べを受けることを知っているだけに。
ミョスガルド聖の覚悟と男気と有言実行に痺れますわ。
モーリーにもらい泣き
初登場時の印象が濃すぎて、いくらボンちゃんやハンニャバルやセニョール・ピンクのようなキワモノ好きなゾリラバでも、ちょっとモーリーは感情移入しないかな。
そう思っていた頃もありました。
でも今週。
めっちゃ感情移入したわ‼︎
革命軍で苦楽を共にした仲間であるバーソロミュー・くまが人格を奪われ、天竜人の「悪事」に加担させられているのを見て、滂沱の涙を流すモーリーにやられました。
サイ達に向けてレーザーを放とうとするくまを後ろから羽交い締めしてモーリーが言ったセリフがまた泣けるじゃありませんか。
だめよくまちゃーん!!!
もういいのよこれ以上‼︎
誰の命令も聞かなくて‼︎
帰りましょう‼︎
あたし達と一緒に‼︎
(ONE PIECE1084話)
モーリー、やる時はやる男だっきゃブル。
イム様とコブラ王の対面
昨日の感想で、五老星はなんで“虚の玉座”のある部屋をコブラ王との会見場所に選んだのだろうと書きましたが。
メタ的な視点だけでいえば、この最終ページのイム様の予期せぬ登場を演出するためなのでしょうね。
イム様が姿を現したことは、コブラ王はもちろん、五老星達にとっても衝撃だったようです。
これまで何度か登場しながら、一度も口を開いたことがなかったイム様から、初めて出て来た言葉は「リリィ…」でした。
自分の花の部屋で聞いていた五老星とコブラ王の会話の中で、「リリィ」の名が出たから、イム様がコブラ王の前に敢えて姿を見せたことが分かります。
謎多きイム様と、800年前のアラバスタ王家のリリィ女王の間にどんな因縁があるのか。
材料が少な過ぎて推理するのも難しいですが、リリィ女王がマリージョア移住を拒んだことや、アラバスタ王国のネフェルタリ王家がポーネグリフを脈々と守って来たこと、そしてコブラ王やビビの「国とは人」という民主的価値観(=アラバスタ精神)を考えると、最終的にはイム様に代表される今の世界政府の思想とは相容れなかったように思います。
この後、サボが見るのはこの“虚の玉座”に座ったイム様でしょうか。
来週は残念ながら休載ですが、このままマリージョアでの伏線回収が最後まで行くといいなー。
モーリーが凄くかっこ良かったですね!
緑牛相手に煽り攻撃してた時も余裕を感じて惚れましたが
くまを止めるために乙女の涙を流す男気にズキューンですわ!
あれだけの攻撃くらっても殺人未遂どまりのチャルロス・・
憎まれっ子世に憚るの典型ですね!
バギーラバさん、こんにちは。ホント「乙女の涙を流す男気」って言い得て妙ですね‼︎緑牛のようにモーリーに「変態‼︎」って言われたらちょっと嬉しいかも、と思うくらいには好きになりかけてますわ(笑)