通勤途中で満開の梅を見つけて、金曜日の高揚感が更に上昇したゾリラバです、こんばんは。
深夜に及ぶ残業で、帰路はややくたびれてますけれども。
日付が替わってしまいましたが、気を取り直して、ワンピース最新コミックス92巻の感想の続き、いってみましょう!
今回も、より詳細なジャンプ掲載時のリアルタイム感想は、リンクを貼っておきますので、そちらからご覧下さい。
第926話 “囚人採掘場”
麦わらの一味のワノ国での活動が紹介されるとともに、カイドウにワンパンされて捕らえられたルフィのその後の様子が描かれた愉快な回でした。
錦えもんの作戦に従って、花の都で討ち入りの準備を進めるウソ八、おナミ、サン五郎の面々。
ガマの油売りに扮したウソ八ことウソップは、町中を自由に移動しても怪しまれない立場を利用して反乱の同志を募る符丁を配って回っていて、順調に成果を上げているようです。
ローとハートの海賊団もこのミッションに従事しているようですね。
同時に、最近花の都を騒がしているものとして、「北の墓場のオバケ騒動」、「人斬り鎌ぞう」、「丑三つ小僧」という新しい3つの要素が紹介されました。
有能なのかなんだかよくわからない忍者しのぶ(笑)と組んでいる新米くの一おナミことナミすぁんは、情報収集ミッションに勤しんでいます。
しのぶさん、ワノ国でのギャグ要員として確固たる地位を築きつつありますね。
熟女ってもはや兵器よね…。
そしてサン五郎ことサンジは、相変わらずサンジです。
侍を集めることが目的でそば屋をやっていても、レディを喜ばせることが何より大切。
ぶれません。
おやっと思ったのは、サンジが左手で包丁を握っていること。
サンジって、ペンを持つのは右手だったけど、包丁に関しては両利きなのかな。
ロケットマンの中で、ワンゼを相手に「一流の料理人の華麗な包丁さばき」を披露した時は、確かに両手に包丁握ってましたね。
なにより愉快だったのは、兎丼(うどん)の囚人採掘場に捕まっていたルフィのぶれないマイペースっぷり。
心を折られるどころか、同じ覇王色の覇気の持ち主であることが判明したキッドとともに、早くも囚人達のヒーローとなりつつあります。
究極の自由人であるルフィにとって、自由を奪われた捕囚の立場はストレスが溜まると思いますが、とりあえず肉体労働さえしてればお腹いっぱい食べられることと、キッドという小学生レベルの競争心を燃やせるライバルがいることで、なんだか楽しそうですらありますね。
第927話 “禿のおトコ”
この回は、ロビン、フランキー、ウソップがサンジの屋台に集まり、和気あいあいと情報交換している場面から。
船長のルフィが四皇カイドウに捕らえられたことを聞いても、麦わらの一味の面々は全く心配していません。
そのうち出てくんだろ的な、ちょっと銭湯にでも行ってるかのようなノリに、ルフィへの全面的な信頼が伺えます。
そんなサンジ達の前に現れたのは、時代劇でもお馴染みのヤクザ達。
以前登場したカイドウ傘下の両替商、居眠り狂死郎の手下でした。
サンジにあっけなく撃退され、覚えてろという陳腐な台詞とともに逃げていく三下達ですが、より強い奴が仕返しに来そうなこの展開、さてどうなるか。
サンジの「あれ」が見られるかな、
うふふ。
第928話 “花魁小紫登場”
今回のコミックス92巻のサブタイトルにもなっている花魁小紫が登場した第928話。
ワノ国でのキーパーソンになりそうな人物ですが、語られた人となりは、「性悪な絶世の美女」。
でも尾田っちのことだから、敢えて悪い顔を強調して描いていると思われ。
ビビ然り、ハンコック然り、ヴィオラ然りです。
美しいヒロインがまずは悪い奴のように描かれるのは、ワンピースの常道ですからね。
ナミですらそうでした。
きっと小紫も事情があるはず!
そしてルフィサイドの囚人採掘場も、久々に濡れ髪のカリブーが登場したり、キッドのこの2年間の戦闘歴が明かされたりと、情報盛りだくさんでした。
キッドは、アプーやホーキンスと同盟を組んでシャンクスの首を狙っていましたが、それより前に赤髪海賊団に挑んで左手を失っていたんですねー。
その後、なぜかシャンクスではなくビッグ・マムに挑み(ポーネグリフの写し狙い?)、偶然空から降ってきたカイドウにやられて捕まったと。
キッドも結構、苦労してるね…。
四皇海賊団との接近遭遇/戦闘率は、ルフィ並みです。
さすがライバル(笑)
そして前回ルフィが助けた古参囚人のヒョウじいも、再度登場して、なにやら今後のストーリー展開に絡んで来そうな予感。
考察マインドをいろいろと刺激する回だったので、リアルタイム感想・考察も、3回に及びました。
結局、昨夜(というか今朝)は睡魔に勝てず、土曜朝の更新となってしまいました。
なんとか今日中に92巻の感想、書き終えたいですが・・・やる気はあります!
ONE PIECE 92 (ジャンプコミックス) [ 尾田 栄一郎 ]