ワンピース 第928話 “花魁小紫登場” 感想・考察(その3)

ジャンプ

ワンピース 第928話 “花魁小紫登場” 感想・考察(その3)

投稿日:

今年3月にこのブログを立ち上げて9ヶ月、皆様の励ましのおかげで早くも200記事を突破したことに驚いているやればできる子、ゾリラバです、こんばんは。

ワンピースヲタクの自己満足ブログをいつも訪れていただき感謝に堪えませぬ~!

さて今夜は、今週のジャンプ掲載ワンピース最新話の感想・考察の積み残し部分、いってみたいと思います。

アニメ派、コミックス派の方は、ネタバレご注意下さいまし。

 

小紫は悪女?

まさかというかやはりというか、小紫、ただの美女ではありませんでしたね。

江戸時代の遊郭の花魁にとって、小紫のような手練手管は普通のこと。

騙してお金を巻き上げるなんてことをしたら、遊女の頂点に立つ花魁の沽券にかかわるので、小紫ほどあからさまなことはしないものの、遊女に惚れ込んで通いつめたり貢いだりして身を持ち崩すなんてことは、時代劇でもよくある話です。

もしろ貢いだものを返せなどというのは、花街遊びの粋を知らない野暮の骨頂、というのが江戸時代の遊郭の常識でしょうが、遊女のことを少年が理解できるように書くのは至難の技。

少年漫画ワンピースではやはり、小紫は悪女として書かれているのでしょうね。

 

小紫の正体

問題は、小紫がドレスローザのヴァイオレット(ヴィオラ)と同じような立場である可能性があること。

小紫の悪女っぷりを描いた後に、モモの助の口からわざわざ日和の話をさせているので、小紫が日和であることをほのめかしている可能性がないこともないこともないとは言えなくってよ、ねえ、あなた。(←最近のお気に入り、マリー・ナントカネット調)

小紫が日和の成長した姿だとすると、ヴァイオレットと全く同じパターンです。

つまり一国の姫が、父王の地位を奪った敵の懐に入り、雪辱の機会を伺いながら、心ならずも悪役を演じているというね。

でも、ドレスローザ編とデジャブラせておいて、実はやはり日和はお玉ちゃんでした、というミスリードかも!

モモの助の話を聞くお玉ちゃんの表情から、お玉ちゃんは自分の素性を知っているように読めないこともないこともないことはなくってよ、ねえ、あなた。

あ、もういいですか?

 

小紫とおトコ

他方、もし小紫が額面どおりの性悪女だとすると、以前、コアラを思い出すと書いたおトコちゃんの笑顔の理由が、コアラ同様に小紫からの虐待の可能性が出てきますね。

わざわざおトコちゃんとサンジ達の絡みを描いたということは、今後の展開に一役買うことは間違いないでしょうが、小紫とおトコちゃんの関係が、ゾリラバ、気になります。

 

モモの助の覚悟

カイドウ&オロチとの決戦を前に、ひたすら剣の稽古に打ち込むモモの助がとても凛々しく見えます。

やはりワノ国入りして以来、跡継ぎとしての自覚と仇討ちの覚悟がより強まったのでしょうか。

表情だけでなく、妹の日和を思う気持ちにも成長が感じられますね。

 

ゾリラバ的には、日和は小紫よりお玉ちゃんであって欲しいなー。

小紫が実はいい人だったとしても、モモの助との今後の関係を考えると、20歳年上になってました、というのはどうもね。

 


ONE PIECE 91 (ジャンプコミックス) [ 尾田 栄一郎 ]

-ジャンプ

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

ワンピース第1002話“四皇VS新世代”感想・考察(その1) “閻魔”がまとう光月おでんの気配と対カイドウ/ビッグ・マム戦でのゾロの役割

ジャンプアプリのリニューアルで、定期購読していたONE PIECEが突如読めなくなり、真夜中に慌てた綱渡り人生のゾリラバです、こんばんは。 タブレットがアプリの新しいバージョンに対応できなかったことと …

ワンピース第1096話“くまちー”感想・考察(その2)地獄に咲いたイワンコフとくまとジニーの友情

今週は金曜日が休みであることに今朝気づいて、一気に士気が上がった水曜のゾリラバです、こんばんは。 高揚した気分とテンションのままに、今週のワンピースの感想の続き、いってみたいと思います。 読むのがしん …

ワンピース第983話“雷鳴”感想・考察(その2) ペロスペローの単独行動とカブトムシかぶり

ようやくパウンド父さんがシフォンとローラに会えた今週のワンピースの扉絵を見る度に、心がほっこりして梅雨寒の天気も気にならなくなるゾリラバです、こんばんは。 月曜日以来、更新をサボっていた今週のONE …

ワンピース第1116話“葛藤”感想・考察(その1)ステューシーの苦悩とベガパンク“欲”が盗み出したマザーフレイムの欠片

第6回ワンピース知識王(ナレッジキング)決定戦の告知以来、盛り上がりを見せているワンピース熱のおかげで、執筆意欲がとどまるところを知らない6月のゾリラバです、こんにちは。 最近アニメの感想をサボってい …

ワンピース第1082話“取りに行こうぜ‼︎”感想・考察(その2)シャンクスを認めていたバギーの想いとクロスギルドの行方

何度も読み直したくなる情報量と熱量を持った今週のワンピースにあてられて、早くも熱中症気味のゾリラバです、こんばんは。 まぁ一年中ワンピース熱中症ではあるんですけども。 昨日は、Tボーン中将殉職の真偽に …

サイト内検索はこちら

カテゴリー