段ボール箱しかほぼ無くなった部屋でまったりとスマホでアニメワンピースを観ながら、それでも引越し当日は何かと忘れ物があるだろうなと悟っている、最後に油断しがちなうさぎ女、ゾリラバです、こんにちは。
2年ぶりに東京に戻る喜びより、馴染んだ土地を離れる寂しさの方が大きいですが、住む場所が変わっても変わることないONE PIECEヲタク道を今後も突き進んでいきたいと思います。
渋谷に出来たというワンピースのフィットネスジム“Brag Men”もめっちゃ気になってるのよねー。
さて今週もいろいろ熱かったアニメワンピース、ハラハラドキドキしながら感想いってみましょう。
今日放映された♯1068は、原作だと第1041話に当たります。
CP0と差し違えたイゾウ
イゾウをスルーして麦わらの一味を仕留めに行こうとしたCP0の2人を、満身創痍にも関わらず、わざわざ呼び止めたイゾウ。
原作では省かれたイゾウの覚悟がわかる回想シーンが、悲しい死亡フラグにしか見えません(泣)
鬼ヶ島に上陸した際、30年ぶりに再会した錦えもんと固い握手を交わし、「ここでいいのか?死に場所は」と問うかつての赤鞘の同志に
もう死に損なうのはたくさんだ
(ONE PIECE第961話)
と笑って答えたイゾウ。
諦めるのはこの兄が許さん
と励ましたイゾウ。
勝てる見込みがないと知りながらもCP0を引き留めるまでの数秒に、イゾウの胸に去来したであろう様々な想いが胸に迫ります。
特に幼い菊の手を引くイゾウの子供時代のシーンは、目からアクアラグナですわ。
イゾウもまた、麦わらの一味や菊をはじめとする新時代を作る若芽達に希望を託し、自分の命を使ってできる最大限の仕事をしました。
ペドロや霜月康イエ、アシュラ童子らと同様に。
最近、ワンピースでリアルタイムで亡くなるキャラには共通点があります。
①死に損なったという想いを抱え、死に場所を探していたこと
②大切な人や受け継がれる想いを守るために自分の命を犠牲にしたこと
これがギリギリ、大好きなキャラの死にゾリラバが耐えられる条件のような気がしてます。
誰も死んでほしくないけどね。
おでんの日誌とモモの助の迷い
やはりモモの助は、空中を移動する鬼ヶ島を必死で止めながら、ワノ国に近づいているズニーシャと会話していたようですね。
800年以上生きているズニーシャの声を当てているのは、ゼフの声でお馴染みの樋浦勉さん。
渋いわー。
そしてモモの助によって初めて読者に明かされた驚きの事実は、光月おでんの日誌の肝心の最後のページが破り捨てられていたこと。
すなわち日誌を読んだヤマトもモモの助も、ラフテルに何があるのか、なぜ世界の夜明けのためにワノ国の開国が必要なのか、我々読者・視聴者と同様に分からないということです。
今週のモモの助のセリフから分かるのは、どうやら「ワノ国の開国」によってワノ国の人々が危険にさらされること。
8歳のモモの助には、父おでんが生きていたら「開国」という同じ判断をしたかという疑問が拭えないようです。
モモの助は自己評価が低いので
拙者は頭が悪いゆえ分からぬのでござる
と嘆いていますが、8歳で国の民を思い、現状を分析し、父の遺言を鵜呑みにしていいか迷えるというのは、十二分に賢い証拠ですわ。
嘆きの月姫
ワノ国編のテーマソングとも言うべき、三味線で奏でられる“月姫”は、どちらかというと明るくテンポの良い賑やかな曲のイメージですが。
崩れゆく鬼ヶ島で仇敵オロチを前に、日和がスローテンポで奏でる“月姫”は、哀愁が感じられて素敵です。
これまでの日和の悲しさ、悔しさ、亡き父おでんへの想いなどが込められているのが分かる演出ですね。
それにしても、敵も味方もそれなりに覚悟を持って闘っている中で、こいつだけは最後まで下衆の極みオロチ。という感じ。
本当にみっともなくて、日和に海楼石の釘をさされ、がれきの下敷きで動けなくなっても、一片の同情も湧かないわー。
決戦を制した者達もボロボロ
百獣海賊団No.2のキングとの死闘を制したものの、力尽きて人事不詳に陥っていたゾロは、フランキーによって間一髪、鬼ヶ島からの落下を免れたようです。
でも、ゾロの怪我には慣れているはずのフランキーでさえ、何度も名前を叫ぶほどに、ゾロは完全に意識がない状態(泣)
ゾロが死ぬわけないとわかっていても、ファンとしては心穏やかではいられませんわ。
そして四皇ビッグ・マムをついに倒したキッドとローも、起き上がることもできない状態です。
キッドが動けないながらも念のためカイドウにも備えるべきかと言うのに対し、屋上から(決戦に勝利して)降りて来るのがカイドウならもう闘う気力はないと言うロー。
これは、2人の闘魂の差というよりは、ルフィに対する信頼の差のように思えます。
パンクハザードから長くルフィと共に行動し、ドレスローザでは最後にドフラミンゴにトドメを刺す役割をルフィに託すしかなかったローは、ルフィが勝てないなら誰もカイドウに勝てないだろうと、キッド以上に思ってそう。
もはや麦わらの一味に限りなく近い「ルフィなら何とかしてくれる」という信頼。
熱い!
カイドウとビッグ・マムの過去や、意外な「リンリン」のカッコ良さについては、原作の感想で散々語ったので割愛します。
け、け、決して家の片付けが気になって書くのが面倒くさくなってきたわけではなくてよ、ぶ、ぶ、無礼者!