ワンピース第1097話“ジニー”感想・考察(その1)くまの献身的な自己犠牲と革命軍の設立!軍隊長だったくまとジニー

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ワンピース第1097話“ジニー”感想・考察(その1)くまの献身的な自己犠牲と革命軍の設立!軍隊長だったくまとジニー

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3連休明けのしんどい気持ちも、ワンピース最新話でくまちーの優しさに触れたら癒された月曜日のゾリラバです、こんばんは。

バーソロミュー・くまの自己犠牲と献身は、1000人を超えるワンピースキャラの中でも1、2を争うのではないかと、今週のワンピを読んで思いましたよ。

奴隷としてマリージョアで死んだ方がマシ、という子供時代を過ごしたくまですが、ジニーと束の間の幸せな青春時代を過ごせたことが救いですね。

早速、今週のワンピースの感想、いってみましょう。

以下、本日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。

 

優しいくまちー

命からがら死のゴッドバレーを脱出し、ジニーを連れて故郷の南の海ソルベ王国に帰ってきたくまちーことバーソロミュー・くま。

両親が住んでいた教会に住んで、ジニーと共に働き始めました。

バッカニア族を根絶やしにしようとしていた五老星のジェイガルシア・サターン聖も、ニキュニキュの実の能力で南の海に飛んだくまの居場所を特定できなかったようですね。

くまはゴッドバレー事件から8年後の17才の時には既に牧師となり、住民のために献身的に働いていたようです。

 

その最たるものは、ニキュニキュの実の能力を使った痛みや苦痛の緩和。

スリラーバークでルフィから弾き出したあれですね。

なんとくまは、老人達から弾き出した痛みをすべて自分で受け止めていたようです。

なるほど誰かが引き受けないと、弾き出した痛みは本人に戻ってしまうと。

ジニーが日曜だけと言っていたのはケチだからではなく、毎週毎週日曜のたびにその苦痛を引き受けるくまの身を案じていたわけですね。

 

スリラーバークでゾロに語った痛みや苦しみの話は、くま自身が体験済みだったのか。

うん。

もう今週のくまの優しい自己犠牲を知ったから、ゾリラバのゾロをあんな死ぬ目に遭わせたことは、許してあげるよ、くま。

あ、ゾリラバのってまた野心出ちゃった。

 

くまちーとジニー

今から25年前、くまが22歳の時に、プロポーズする男前なジニーでしたが、自分に流れるバッカニア族の血がジニーや子供を不幸にするのではと心配するくまは、断ってしまいます。

この時に結婚していれば、現在、推定24歳とされるボニーがすぐに生まれたとしても計算が合うのですが。

ジニーの顔はボニーによく似ているし、性格もいかにもボニーの母親という感じなんだけどなー。

やはりボニーは悪魔の実の能力で見た目年齢を変えていて、本当はもっと幼いんでしょうか。

今週の展開だと、どうやら14年前にジニーの身に何か起きたようなので、それをきっかけにくまが結婚を決意するなら、ボニーは13歳くらいの可能性あるかなー。

 

ただ、いくら見た目を大人に変えても、11歳やそこら(2年前)で海賊団の船長を務めて「最悪の世代」と呼ばれるほどになれるかという疑問があるんですよね。

ま、モモの助の例もあるから、周りがしっかりしてれば何とかなるのかも(←適当)

 

バッカニア族はくまだけ?

もうひとつのボニーに関する謎は、くまのことを「父は特殊な種族」と言っていたこと。

血の繋がった子供なら、当然ボニーもバッカニア族のはずなのに不思議だなぁと。

だからもしかして、ジニーはボニーの母親だけど、遺伝を恐れていたくまとは血が繋がっていないのかもと思ったり。

でもくまにベタ惚れしているジニーが、他の男との間に子供を作るとは思えないんですけどね。

 

でも、くまとボニーが血の繋がらない親子だったら、親子の絆の感動がより増すというのがワンピース・クオリティだから。

ついいろいろ想像しちゃいますね。

ボニーの回想には母親が登場しないので、ジニーはボニーが物心つく前に亡くなっていて、忘れ形見のボニーをくまは溺愛してるのかなーとか。

 

それともう一つの疑問は、レヴェリーに登場した王太后のコニーって誰じゃい、ということ。

ボニーがコニーに化けられたということは、明らかに血縁、おそらく祖母だと思ったのですが、くまの母は既に他界し、ジニーも孤児のようでした。

コニー、who?

 

革命軍の設立と軍隊長

なるほどくまが革命軍入りしたのは、先にドラゴンと出会っていたイワンコフの紹介だったんですねー。

そしてくまだけではなく、ジニーも共に加わったと。

14年前には2人とも軍隊長になっていたわけですか。

 

それぞれ別地域の軍隊長を任されていたということは、普段はなかなか会えなかったんでしょうね。

だからこそジニーは久々にくまと再会できるのを楽しみにしていたと。

ジニーを攫った「思わぬ敵」って誰なんだろう。

それなりにジニー自身も強かったからこそ軍隊長を任されたのだろうし、周囲に部下も大勢いたのに攫われたということは、普通に考えたら海軍でしょうか。

 

海軍にいたドラゴン

今週の新情報として、かつてドラゴンが海軍にいたことが明らかになりました。

かなりびっくり。

やはりガープじいちゃんは、孫のルフィを海軍に入れようとしただけではなく、息子のドラゴンも海軍に入れたわけですね。

以前ガープ中将は、クザンと軍艦を殴りながら「息子が革命家になった‼︎チキショー」と言ってましたが。

海軍辞めて革命家になったら、じいちゃん的にはそりゃーショックだったでしょうね。

 

今週、いろいろくまと革命軍に関する新情報が判明したので、革命軍の歴史年表も更新したいと思います。

 

-ジャンプ

執筆者:


  1. バギーラバ より:

     ハーフであるくまは政府に執拗にねらわれたのに
    ボニーは捨て置けと言うサターン聖

     ボニーはコニーのクローンなのでは?
    溺れた時に見せた子供の姿が実年齢ではと
    ベガパンクも幼い子発言してるし ステューシーでクローン技術証明済みだし。

    • ゾリラバ より:

      バギーラバさん、コメントありがとうございます。そう、その可能性ありますよね。しかもクローンの成功例としてのベガパンクの独白のシーンで描かれていたのはボニーだったんですよね。流れ的にはステューシーのことのようにも読めたのと、その後の展開でステューシーのことを言ったと思い込まされたのですが、あれも尾田っちのミスリードの可能性あるなー。

  2. 匿名 より:

    〉ジニーはボニーが物心つく前に亡くなっていて、忘れ形見のボニーをくまが溺愛してるのかなー
    ↑私もコレを推してみたいです!!
    ボニーはジニーと髪質が違うのと、そばかすがないところが気になっています…。
    クローン設を否定するとこを?描いてるんだと思うんです。

    • ゾリラバ より:

      なるほどー。それも一理ありますね。目鼻立ちはそっくりだけど、そばかすと髪質、確かにちがうなー。カラーが出たら髪色ではっきりするんですけどね。

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