師走の慌ただしさの中で年末年始休暇へのカウントダウンを(そっと心の中で)始めた、サテライトが3体くらい欲しいゾリラバです、こんばんは。
毎日忙しいと、ベガパンクが自分の分身であるサテライトに「悪」と「暴」を入れた気がちょっとわかる気がします…。
きっと毒を吐いたり暴れたりしてストレス発散したかったのでしょう。
さて、ルフィとルッチのバトルが早々と始まった今週のワンピースですが、後半は懐かしいあの人も再登場です。
昨日の感想の続き、早速いってみましょう。
ニカを知っていたベガパンク
22年前、バスターコールでオハラの学者達を島ごと根絶やしにし、“空白の100年”の秘密を守り通したはずだった五老星でしたが。
オハラの学者達が命がけで守った歴史と人類の知恵は、世界最高の頭脳を持つベガパンクに受け継がれていました。
本当に最高の展開ですよね。
これまで世界政府や海軍に大きな貢献をしてきたベガパンクを一転して世界政府が消そうと考えたのも、オハラを滅ぼしたのと同じ理由と知れば腑に落ちます。
そしてベガパンクは、“太陽の神ニカ”のことも知っていました。
“解放の戦士”について記されていた古代の文献というのも、オハラが残したものでしょう。
長年悪魔の実を研究し、無生物を悪魔の実の能力者にしたり、人造悪魔の実を作り出したベガパンクが語る悪魔の実の真髄とは。
“悪魔の実”とは……‼︎誰かが望んだ「人の進化」の“可能性”である!!!
うーん、ロビンでなくてもドキドキしますね。
サンジくんは、ルフィが神の姿にそっくりだと聞かされて
神ィ⁉︎
ルフィだぞ⁉︎
馬鹿なんだぞ⁉︎
という素直な反応ですが(笑)
もっとベガパンクの話を聞きたい‼︎
戦桃丸はやっぱり良い奴
2年前と再出発の時にシャボンディでルフィの前に立ちはだかった戦桃丸が、久々に登場しました。
強敵として登場したものの、一本筋の通った常識的な物言いから、悪い奴ではないと思っていた戦桃丸。
ルフィも、「お前とはまたどっかで会いそうな気がする」(第601話)と笑っていたので、スモーカーのように敵ながら印象的だったのではないかしら。
だってヘルメッポは数ヶ月できれいさっぱり忘れてたのに、戦桃丸は2年ぶりに会った時に「またお前か」って覚えてましたからね。
今週の登場でも、ベガパンクの味方をすれば謀反者になってしまうのに、恩人であるらしいベガパンク(注: 圧がすごい)を守ることを選択した戦桃丸は、やっぱり良い奴‼︎
セラフィムへの「威権順位」
圧倒的戦力を持つセラフィムに命令できる権限には序列があって、
五老星(電伝虫はダメ)
→ベガパンク(サテライト含む)
→戦桃丸
→威権チップ所有者
という順番のようです。
これを「威権順位」と呼ぶと。
つまり、セラフィムを戦場に貸し出す場合には、CPなり海軍なりに“威権チップ”を渡すけれども、ベガパンクや戦桃丸の方が命令権者として上位ということですね。
電伝虫越しの命令は無効なので現在この場にいない五老星を除くと、戦桃丸はベガパンクに次ぐ高い指揮権を持っていると。
現に、S-ベアに与えたカクの命令は、戦桃丸の命令によって上書きされました。
戦桃丸への攻撃の是非
いくらCP0が一騎当千の強者揃いでも、最高戦力の新兵器セラフィム4体が相手では勝ち目がないという判断で。
なんとルッチは司令塔の戦桃丸を消しに動きます。
こういうところ、相変わらず冷静というか冷徹ですよね。
覚醒してさらに“剃”のスピードが増しているであろうルッチの新技“手銃(シュガン)に、一瞬で倒されてしまった戦桃丸。
肉食獣の動物系能力者は凶暴性も増すと説明されていますが、そもそもルッチは「四皇と許可なく戦ってはいけない」というルールを見失うほど、理性を失ってしまったとは思えないのですが。
セラフィムの司令塔である戦桃丸を消すことには、一瞬もためらいを見せませんでした。
後々問題にされたら、ルフィとの戦闘も戦桃丸の抹殺も任務達成のための「正当防衛」で乗り切れると判断したのかも。
でもね。
そういう理屈はルフィには通用しませんよ。
目の前で戦桃丸を倒されたルフィは、これは黙ってませんね。
そもそも戦桃丸を倒しても、より威権順位が上位のベガパンクがいる訳だから、戦桃丸を倒すことにあまり意味があると思えないのだけど。
ルッチが何がしたいのか、どこまで計算して行動しているのか、ちょっと疑問です。
エッグヘッドに向かっている黄猿
そして海軍の「かねてよりの作戦」で、大将黄猿までもがエッグヘッドに向かってるとな⁉︎
黄猿、戦桃丸、麦わらの一味が揃うと、なんだか2年前のシャボンディの再現ですね。
黄猿に託された「かねてよりの作戦」というのは何でしょう。
五老星が、CP0と海軍に同じミッションを与えたのか。
それともルッチ達とは全く別の目的がエッグヘッドにあるのか。
海軍トップの元帥サカズキは、ベガパンク暗殺というルッチ達の目的を知っていました。
そうすると別の狙いがあると考える方が自然かなー。
海軍の最高戦力である大将を派遣するほどの任務って何なんでしょうね。
CP0のベガパンク抹殺を織り込んでいるなら、エッグヘッドにいるセラフィムの回収とか研究所の破壊とか?
でもセラフィムの回収にわざわざ大将が出向く必要はないような気がするし、研究所を破壊するならオハラのように中将を派遣してバスターコールをすればいいような。
「“四皇”麦わらのルフィ」がエッグヘッドにいたことは、海軍にとっても想定外ですからね。
したがって「かねてよりの作戦」は、ルフィとも関係ない何かです。
そして海軍の「かねてよりの作戦」も気になるけど、黄猿が来ることで、ようやくルフィとルッチとのバトルが止まるのかな。
この2人のバトルを止められそうな人間って今、この島にはいなそうだし。
「ルッチと麦わらを戦わせるな」という元帥サカズキの意思を実現できるのは、黄猿しかいなそうだなー。
ことなかれ主義なところがある黄猿は、普通ならCP0とことを構える気はないだろうけど、「黄猿のオジキ」と呼んで慕っていた?戦桃丸を倒したルッチに対して、どういう行動に出るんでしょうね。
“どっちつかずの正義”を掲げ常に飄々とした黄猿が、怒りで熱くなるところをちょっと見てみたい。
ゾロの活躍はまだ?
そして、船番でサニー号に残ったゾロがこのまま登場せずに年を越すのはつらい‼︎
2年前にシャボンディで黄猿にいたぶられ、死の直前まで追い込まれたゾロに、ここはひとつ活躍して欲しい‼︎
「あん時ァ世話んなったな…」とか言って、黄猿に一矢報いて欲しいけど。
戦っちゃダメか(笑)
一味の奴らが万が一捕まった時のために、船に残ったゾロとブルックなので、余程のことがない限り降りてこないかもしれないけど、海軍大将が海兵を率いて上陸してくるのは余程のことですよね。
「祭囃子が聞こえてきたんで…出てきた!!!」的な登場を、ゾロファンとしては期待‼︎