月曜0時に電子版“ONE PIECE”最新話を読むようになってから、寝不足キックオフの週明けがちょっとしんどいゾリラバです、こんばんは。
「寝る子は育つ」のことわざどおり、最近(横に)育ち過ぎてたからまぁ、いいか。
さて、今週もコーフンして眠れなくなったワンピースの感想、べべんっ!といってみましょう。
以下、本日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”最新話の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレに注意してクエーサー。
“四皇”ルフィの重み
今週、改めて実感したのは、ルフィが四皇になったことによって、周囲の見る目と態度が大きく変わったこと。
ルフィはあいかわらず“四皇”とは思えないおちゃらけっぷりとノリの軽さなので、読者もつい忘れてしまいがちですが、これまでも「“四皇”が動く」とか「“四皇”が戦戈を交える」ということは大変なおおごとだという描写がたびたびありました。
例えば、シャンクスと白ひげが接触するというだけで海軍本部が大騒ぎして阻止しようとしたり。
カイドウとシャンクスの小競り合いに海軍大将が一喜一憂したり。
今回、ルフィがエッグヘッドにいたことは、世界政府と海軍にとって、最大警戒すべきそういった「“四皇”の消息」なわけですねー。
そしてCP0といえど、迂闊に戦ってはいけない相手になったと。
でもステューシーが世界政府ではなく海軍に通報してたのは、ちょっと「おや?」と思いました。
海軍もCP0も世界政府の指示で動いているものの、天竜人直轄のCP0は海軍なんか眼中になさそうな気がしてたから。
軍艦や海兵の数の力が必要な時に利用することはあっても、海軍に相談したり報告したりすることはないのかと思ってました。
ま、サカズキが「いったん相談して欲しかったのう…ガキ共‼︎」と言っているように、CP0が海軍に相談せず強行突入しても咎められない力関係ではあるのでしょうが。
ステューシーは老練なだけあって、ルッチより海軍との関係に気を遣っているということかもしれませんね。
ルフィvsルッチ再び
ルフィにとってはおなじみの「メシを食わせてくれた奴=良い奴」の公式どおり、「ベガパンク“暴”(アトラス)」を倒した「ハトの奴」に怒り心頭のルフィ。
そして「戦っちゃマズイのは分かっているが…」と言いながらも、ルフィとの再戦がなんだか嬉しそうなルッチ。
早くも出会い頭から小競り合い勃発です。
でも、何度か書いたとおり、ルッチとの再戦は本格的な「ラスボスとのガチバトル」にはならなそうだと思うんですよね。
同じ相手じゃ盛り上がらないというメタ的な理由だけでなく、今週、敵も味方も、周囲が戦闘を止めさせようとしてるのを見て余計にそう感じました。
それにしてもルッチ、CP9の時とは立ち位置や性格が変わったなー。
2年前は、任務に疑問を挟まない、命令には絶対服従の、自分にも他人にも厳しいリーダーだったけど。
最近は、ベガパンク抹殺の理由を詮索したり、暴走をカクやステューシーに諌められたり止められたりしてます。
ルッチのキャラ語りでも書いたけど、かつてのルフィvsルッチのバトルがカッコいいのは、ルッチが私利私欲とは無縁に純粋に戦闘を楽しんでいたからなんですよね。
そういう好戦的なところは変わらないけど、一皮剥けて人間臭くなったという感じ。
覚醒ロブルッチ
今週、さらっとベガパンク“正”(シャカ)の口から語られたセリフが、ゾリラバめっちゃ気になりました。
動物系の覚醒者は人格まで取り込まれてしまう事が多い…
もしかして覚醒した動物系能力者として最初に登場したインペルダウンの獄卒獣たちが、常に動物型でしかもちょっとおバカそうだったのって、人格を取り込まれちゃったからなの⁉︎
長年、あの生き物については頭を悩ませていて、「悪魔の実の覚醒とは何か」とか「動物系の覚醒の疑問点」などでも書きましたが。
ゾオンって覚醒するとああなっちゃうケースの方が「多い」の⁉︎
いや、それってすごくリスキーでイヤじゃない⁉︎
それはそれとして「覚醒したルッチの戦いぶりも見たい」という願いが早々に叶ったのは嬉しいです。
ルフィもルッチも動物系の覚醒した能力者でありながら「人格を取り込まれ」ない稀有な例ということですね。
また、今回のルフィとルッチの軽い?小競り合いは、ストーリーの進行という観点から見ると、ベガパンクや麦わらの一味が動物系「ヒトヒトの実」幻獣種モデル“ニカ”について知るための「見せ場」という位置付けなんでしょう。
読者はひと足先に鬼ヶ島屋上でのルフィとカイドウとの闘いをじっくり見て、ズニーシャや五老星から太陽の神“ニカ”についての説明も聞いているけれど。
麦わらの一味(たぶんルフィも含めて)は未だにルフィが食べたのは“ゴムゴムの実”だと認識してたわけですからね。
お昼休みが終わるので、セラフィムや戦桃丸が登場して更に盛り上がる後半については、また明日書きます。