2週間ぶりにワンピースを読んだら勤続疲労も吹っ飛んだ師走の働く細胞、ゾリラバです、こんにちは。
扉絵の科学者らしからぬシーザーとジャッジの拳での熱い殴り合いもなんか気になるけど、本編の展開が早くてもうね。
ワクワクが止まるところを知りません‼︎
早速、感想いってみましょう。
以下、本日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”最新話の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。
強襲上陸を試みるルッチ
ベガパンクを暗殺するために世界政府の指令を受けてエッグヘッドにやって来たのは、どうやらルッチ達が初めてではないようですね。
ルッチによれば、ここ2ヶ月でエッグヘッドを訪れた3隻の世界政府の船はすべて失踪しているそうな。
ベガパンク(サテライトPUNK-04“知”ピタゴラス)はすっとぼけていますが、おそらく3隻とも強行突破しようとして、SB(シービースト)ウェポンにより破壊されたのでしょう。
しかしあっさり引き下がると見せかけて、瞬時に次善の手を思い付くのは、さすがルッチと言うべきか。
どうやら船を犠牲にして、セラフィム“Sベア”(バーソロミュー・くま型)の能力でエッグヘッドに乗り込むようです。
任務遂行のためには手段を選ばないところは相変わらず…。
くまはボニーの危機を察知した?
前話で、カマバッカ王国で革命軍による治療を受けていたくまが、突然走り出した描写がありました。
既に人格を失い人間兵器となっているはずのくまが、狼狽し、必死でどこかへ行こうとしているのはやはり、前回予想したとおり、エッグヘッドにいる娘ボニーの危機を察知したから?
「サニー号を守る」他に「娘を守る」というミッションも、ベガパンクに予め頼んでプログラムしてもらっていたのか。
あるいは「人格を奪われ」ても生物の本能としての部分、父性愛のようなものがくまを動かしているのか。
どっちでもエモいなぁ。
治療のための機材を引きちぎり、ニキュニキュの実の能力による瞬間移動で、どこかに消えてしまったくまさん。
こうなるともう革命軍には追うすべがないですね。
おそらくこの先、ルッチ達CP0に狙われたボニーがピンチに陥った時、エッグヘッドに登場するのでしょう。
ベガパンクの夢は恒久エネルギー
今週のワンピースのサブタイトルは“天才の夢”。
まさに人類の500年先を行くという天才的な頭脳の持ち主ベガパンクの夢は、誰もが無償で手に入れられるエネルギーを開発し、世界から争いの種を一つ無くすことでした。
夢を語る天才の目の輝きのなんと美しいこと。
さて、このエネルギーとは何でしょう。
我々の世界に有ってワンピース世界に無いものを考えると、思い浮かぶのはまず
① 電気
② (原子力や太陽のような)燃え続ける火
ですかね。
どちらもベガパンクが言うように、普遍的に存在するものから生み出され得るもの。
そしてどちらもワンピース世界では、月から来たと思われる進んだ科学力を持つ民や空白の100年に関係がありそう。
例えば電気。
月に行ったエネルは、ゴロゴロの実の能力で止まっていた機械やロボットのような兵士達を再始動させてました(扉絵“エネルのスペース大作戦”)。
古代に地球にやって来た月の人々は、電気をエネルギーとして使用していたのかもしれません。
もうひとつは、かつて“神”と呼ばれていたルナーリア族の背中で燃える火。
キング以外は絶滅したとされているルナーリア族ですが、あの燃え続ける火の謎が古代文明に関係しているなら。
我々の世界で言う核分裂や核融合のような概念があるかはわかりません。
でも無尽蔵に供給可能なエネルギーを研究する過程で、ベガパンクが踏み込み過ぎたと考えてもおかしくないかも。
ルナーリア族は、発見を通報するだけで1億の懸賞金、という政府が執拗に追う存在ですからね。
こちらも気になります。
後半の感想はまた明日書きますね。