ワンピース第956話“ビッグニュース” 感想・考察(その2) ドレークは海軍本部機密特殊部隊SWORD(ソード)隊長

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ワンピース第956話“ビッグニュース” 感想・考察(その2) ドレークは海軍本部機密特殊部隊SWORD(ソード)隊長

投稿日:2019年9月22日 更新日:

昨日は朝からワンピースの“ビッグニュース”に振り回されて、それだけで三連休初日がほぼ終わってしまった残念で幸せな大人、ゾリラバです、こんばんは。

今週のONE PIECEは、様々な“ビッグニュース”がてんこ盛りでした。

ワノ国編でも最近は毎週驚きの新情報が出て来て、とてもテンポ良く進んでいましたが、今週のレヴェリー関連のネタときたら、3回分くらいの驚き満載でしたね。

昨日は、ワンピースファンの間に衝撃が走ったサボの生死に関わる考察と王下七武海撤廃のネタを取り上げましたが、今日は世界経済新聞社長モルガンズと、驚きのカムアウト“最悪の世代”X・ドレークの二人の話を中心に感想をお送りしたいと思います。

アニメ派、コミックス派の方は、ネタバレご注意下さいね。

 

モルガンズという(鳥)男

ビッグ・マム編で初登場し、その存在感と権力の一端を見せつけた世界経済新聞社の社長、モルガンズ。

ずっと鳥の姿なので、ミンク族かと思いきや、ビブルカード情報では、トリトリの実(モデルアルバトロス)の能力者だそうです。

まだ人らしい姿になったことも、逆に鳥らしく自力で空を飛んだところも見ていないので、今一つ強さや能力は不明ですが、今週、素手でサイファーポールのスパイをノックアウトしてみせました。

ファイティングポーズと「“新聞王”モルガンズをナメんじゃねェよ!!!」という啖呵もなかなか決まってます。

 

“新聞王”に“ビッグニュース”というルビがふられており、これが今週のサブタイトルになっているわけですねー。

ワンピース界では、新聞といえばニュース・クーが運ぶ世界経済新聞社の新聞しか登場していません。

社長のモルガンズはホールケーキアイランド編でCP0のステューシーとの取引に応じていたし、ドフラミンゴの退位誤報事件なんかもあったので、世界経済新聞社は、ライバル他社のいない政府の御用新聞かと思っていました。

今週も、政府から送られてきた高額小切手を見てすぐに、「情報操作命令だな?」と言っていたので、これまでも何度かそういうことがあったのでしょう。

しかしその命令に従うこともあれば突き返すこともあるようですね。

なかなか骨のある男です。

鳥だけに。

 

おれは守銭奴だが!!

その前に!!

“ジャーナリスト”だ!!!

政府の命令を蹴ってでも闇に葬ってはいけないことがある、というジャーナリストとしての正義感と矜持は持っているようですね。

 

世経新聞本社は空を飛ぶ

政府に逆らうことも度々あるせいか、世界経済新聞社本社は、危険が迫ればすぐに空を飛んで引っ越しができるようです。

ここでも本社を運んでいるのはどうやらカモメ達。

ニュース・クーは、世界中に新聞配達をするだけでなく、こうした力仕事もこなす働き者なんですね。

会社のロゴが、“WE NEWS”となっているのが見えます。

World Economy NEWS (世界経済新聞)ということでしょうね。

 

海軍本部機密特殊部隊「SWORD」

モルガンズのジャーナリスト魂に、「ペンは剣より強し(The pen is mightier than the SWORD.)」という言葉を思い出したゾリラバですが、偶然か必然か、今週、海軍本部機密特殊部隊「SWORD」が登場しました。

なんと隊長は、四皇カイドウの“真打ち”X・ドレーク!!!

 

…!!!

やられた!!!

 

絶対、ドレークは怪しいと思っていたけど。

カイドウに心から従っているとは思えないから、どこかで裏切るとは思ってたけど。

まさか最初の最初から、海軍本部のスパイだったとはねー。

 

これって、2年前のシャボンディで、“堕ちた海軍少将”として初登場した時から、既に海軍のスパイとして筋書きが書かれていたってことですよね。

いくら機密特殊部隊の作戦でも、さすがに大将が知らないってことはないだろうから、シャボンディでの黄猿とのやりとりも芝居だったってことですよね。

ヴェルゴやコラさんの例に漏れず、海軍も海賊もお互いに敵陣にスパイを送り込んでるわけですが、黄猿とのやりとりとパシフィスタとの戦いで、すっかり騙されてましたわー。

またしてもまんまと尾田っちにしてやられた!

でも、ドレークが海軍側なのはなんか嬉しい!

 

海賊に“堕ちた”芝居までしてカイドウの懐に潜り込んでいる狙いはなんでしょう。

コビーの上司でもあり、ルフィ達の動向も気にしているようなので、ワノ国での決戦では、こちら側の戦力にカウントできるといいなぁ。

 

ワポルのリーク 

世界経済新聞社にワポルが何やらリーク情報を流した模様。

世界会議(レヴェリー)の間はモルガンズ社長も自らマリージョアに乗り込んでいましたから、モルガンズが知らなくてワポルが知っていることと言えば、やはり王だけが参加するレヴェリーでの議論の中身ですかねー。

なんといってもワポルだからロクなことはしなそうだし、ビビをはじめルフィの味方の面々には反感を持っているし、何をリークしたのか、とても気になります。

モルガンズが「ビッグニュース」として列挙した「死者」「議決結果」「殺人未遂」に関することなのか、それともまた別のことなのか。

アラバスタに不穏なフラグが立っているだけに気になりますね。

 

その他の小ネタ

驚き情報満載の今週のONE PIECEの中で、地味に気になる小ネタを最後に。

新聞でサボの記事を読んで青ざめる現ゴア王国国王ステリー。

マリージョアに!?いたのか…!!?

あ…兄様がァ!!?

 

これを読んだ時にまず不思議に思ったのは、サボの両親やステリーは、そもそもサボが生きていることを知っていたのかということです。

マリージョアにいたことを驚いてるということは、生きていたことは知っていた?

ダダン達が「生きているって知ったばかりなのに!!」と言っているので、同じタイミング、おそらくルフィも見た黒ひげ海賊団のバルティゴ襲撃記事で知った、というところでしょうか。

 

更に不思議なのは、ステリーがサボのことを「兄様」と呼んでいること。

子供の頃から馬鹿にしていて、ほとんど接点もなかった血の繋がらない兄のサボ(しかも現在は「世界最悪の犯罪者」の右腕)を、ソニアとマリーが敬愛するハンコックを「姉様」と呼ぶようなノリで、ゴア国王であるステリーが「兄様」と呼んでいるのが地味に気になります。

後ろで王妃のサリー・ナントカネットが頭を抱えて悲嘆にくれているように見えるのも何故なのか、地味に気になります。

 

もうひとつ、気になる小ネタといえば、世経本社に入り込んでいたサイファーポールが、炎のアタッチこと、アタッちゃんに化けていたこと。

本人はどこに行ったんでしょう?

たびたびカメラのキャップをはずし忘れて海軍をクビになったおっちょこちょいなアタッちゃんだけに、心配です。

無事だといいんですが。

 

ワノ国の決戦も気になるけど、数々のマリージョア絡みの伏線回収が待ち遠しいですわー。

昨年末に書いたレヴェリーに関する10の注目点、改めて読み直したら今週も謎が深まるばかりでひとつも解決してないんですよね。

来週が、楽しみ!

楽しみ過ぎる!

 

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