出張先のホテルでも、ワンピースの自給自足に余念がない「ゾロはスター」教の伝道師、ゾリラバです、こんばんは。
牛鬼丸の正体がついに明かされるなど、今週も物語が大きく動いたワンピース。
昨日の感想・考察(その1)で書ききれなかった今週の第953話の気になる点と残されたワノ国編の伏線について、考えてみたいと思います。
以下、週刊ジャンプ掲載の最新話の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意下さい。
おでんの刀“閻魔”
日和がゾロの愛刀“秋水”と交換するために提供を申し出た“閻魔”。
亡き父おでんの残した刀で、唯一カイドウに傷をつけた刀だそうですから、相当の業物であることは確かでしょう。
カイドウの腹にある大きな傷は、かつておでんが振るった“閻魔”によってつけられたものかもしれません。
昨日も書きましたが、大業物21工の名刀“秋水”と交換を持ちかけるくらいですから、同等か、最上大業物12工の可能性もありますね。
更に言えば、狐が化けた牛鬼丸が以前、黒刀に“成った”刀の話をしていましたが、リューマの“秋水”だけでなく、おでんの“閻魔”も黒刀に“成った”刀である可能性はあるでしょうか。
“私が父から譲り受けた刀”
今週、日和の台詞を読んでいてちょっと不思議に思ったのは、それほどの名刀がなぜおでんの跡取りであるモモの助ではなく、妹の日和に譲られたのか、ということです。
日和がはっきり「私が亡き父から譲り受けた刀」と言っているので、おでんが処刑された日の混乱でモモの助が持ち出す暇がなかったということではなさそう。
なぜおでんは、子供とはいえ武士の矜持を持った跡継ぎのモモの助ではなく、わずか6歳の娘、日和に名刀“閻魔”を譲ったのか、ゾリラバ、地味に気になります。
“閻魔”と“秋水”
“秋水”というのは400年前のワノ国の英雄により黒刀に“成った”刀であり、ワノ国の宝であることは、これまでも語られてきました。
先週、日和も“秋水”の名を聞いて非常に驚いていましたが、“秋水”が父親の形見を代わりに差し出してでも取り返したい刀だというのはちょっと驚きですね。
ま、単に国宝を取り返すという使命感だけでなく、これまでゾロの強さと男気を目の当たりにしてきて、カイドウに一矢報いた父の名刀を託すならゾロしかいない!と思ったのかもしれませんが。
ええ、ファンのバイアスかかってるかも、というのは重々承知しております、はい。
でもこの“閻魔”がゾロの手に渡るということは、カイドウとゾロが闘う場面もあるかも!?
おら、ワクワクすっぞ♪
残るワノ国の謎
尾田っちが昔から描くのを楽しみにしていたワノ国編が始まって、今週で第45話目です。
新世界に入ってからのエピソードで最長だったのはドレスローザ編の102話なので、ワノ国編もまだ折り返しにすら差し掛かってない可能性もありますが、残されたワノ国の謎について整理してみたいと思います。
細かいものまで挙げるとキリがないので、とりあえず大きなものだけ見てみましょう。
① 赤鞘九人男の最後の一人、傳ジローはどこにいるのか。
兎丼の囚人ではないかとか(→河松)、人斬り鎌ゾウではないか(→キラー)とか、牛鬼丸ではないか(→狛狐)とか、新しいキャラが登場する度にファンは「こいつか!?」と思わせられ、良いように尾田っちの掌の上で転がされていますが、未だに謎。
全く未登場のキャラならお手上げですが、既出なら、丑三つ小僧や居眠り狂死郎の関係者という線があるかな?(←性懲りもなく転がされる予感)。
② 日和は河松と別れて13年、どこで何をしていたのか。
これは昨日も書いたので詳しくは書きませんが、花魁“小紫”になってオロチに接近するまでの経緯が未だ謎です。
③ 居眠り狂死郎は敵か味方か
オロチ城での宴の席で、花魁“小紫”を斬って結果的に日和を救った居眠り狂死郎。
ゾロの飛ぶ斬擊を易々とはじくほどの剣術使いでありながら、自らを“将軍の犬”と呼ぶ謎の親分です。
でも、カイドウやオロチに心服しているとはどうも思えません。
いったい何者で何をたくらんでいるのか。
もしこれまでに伏線が張られたキャラだとすると、赤鞘九人男の最後の一人、傳ジローの関係者か、あるいは六つの郷の親分のうち一人だけ登場していない九里の親分の関係者ではないかという気がします。
一芝居うってまで小紫(=日和)を庇うようなどう考えても味方っぽい立ち位置なのに、錦えもん達赤鞘九人男が顔を知らないとなると、例えば父とか兄に代わって無念を晴らすためにオロチの懐に潜り混んでるのかなぁと。
狂死郎、年齢不詳なのでなんとも言えませんが、さすがのオロチも自分に歯向かった張本人を懐刀にするということはないでしょうし。
こちらも種明かしが楽しみでごわす。
④ 天狗山飛徹は何者で、誰を待っているのか。
天狗山飛徹もまた、まだ明かされていない背景を持った人物かもしれませんね。
飛徹の初登場時の紹介文にあった“美少女こけしコレクター”が、単なるギャグなのか意味があるのかも気になるところですが、“わしも長く人を待っている”というのが誰のことなのか。
錦えもんが武器を入手するために編笠村に向かっているようなので、この謎は近いうちに解かれるかもしれません。
順当に考えれば、刀鍛冶である飛徹も、光月家と赤鞘九人男の20年後の復活を信じて刀を用意し、対カイドウ軍の侍達を「待っている」ということでしょうか。
他にもホーキンスに捕らえられたローがどうなるのか、別行動をとっているキッドとキラーが決戦では合流するのか、まだ登場していないアプーはどうなるのかなど、最悪の世代の同期達の動きも気になるところですが、とりあえず今夜はここまで。
来週が待ちきれませんわー。
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