ワンピース第1109話“阻止”感想・考察(その1)ベガパンクの生死と世界中継の意味

ジャンプ

ワンピース第1109話“阻止”感想・考察(その1)ベガパンクの生死と世界中継の意味

投稿日:

15年間の悲願だった初東京マラソンを何とか無事に完走し、昨日は1日生ける屍と化していたゾリラバです、こんばんは。

ワンピースの完走、もとい感想も書かなくてはと思ったのですが、完走できたことが嬉し過ぎたし身体が動かな過ぎた。

で、感想が1日遅れになりました。

ようやく人の機能を取り戻してきたので、前半の感想、いってみたいと思います。

以下、昨日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。

 

短期集中連載第26弾

ついに新しい扉絵連載が始まりましたね。

ワノ国編の後日譚のようです。

モモの助の奮闘で、花の都の郊外に無事に軟着陸したはずの鬼ヶ島が、なぜか海の底に沈んでいます。

古いワノ国の街並みが見えるので、ワノ国を取り囲む防御壁の内側ということですね。

ルフィ達が出航した後にまた海底火山の爆発やら何らかの自然現象などが起きてひとりでに沈んだのか。

それとも悪夢だったカイドウの支配の時代を象徴する島として、新生ワノ国には不要と思ったモモの助が、再び持ち上げて海に沈めたのか。

 

不思議なのは、ローがビッグ・マムにとどめを刺した時と同じように、巨大化したローの刀“鬼哭”が刺さっていること。

ロー、まさか愛刀を回収し忘れたりしてないよね?(笑)

念の為に確認しましたが、後日、勝者島で待ち伏せしていたティーチと戦った時(第1064話)に、ローはちゃんと“鬼哭”を使ってました。

では今週の扉絵の刀は何?

パラレルワールド?

描き間違い?

今後の展開が楽しみです。

 

ベガパンクの生死と放送の仕組み

前話“応答せよ、世界”の感想で、ベガパンクの生死とメッセージ放送が開始した仕組みについて、

① ベガパンク本体が死ぬと、それをトリガーとしてあらかじめ録画されていた映像が流れる仕組みを作っていた。

② ベガパンクが死なないまでも、瀕死の重体になったら、ベガパンクの意識(自我)が本体からパンクレコーズへ移管され、(今回の放映のような)ベガパンクとしての活動ができるような仕組みを作っていた。

のいずれかかと予想していました。

今週、五老星やモルガンズは、①(録画)ではないかと判断したようですが、そう思わせること自体もベガパンクの作戦であり、尾田っちが読者に仕掛けたミスリードの可能性はあるかも。

②の、ベガパンク本体(ステラ)の生死にかかわらず、肉体が使い物にならなくなったら、脳(自我)の主導権をパンクレコーズに渡すということは、あながち突飛な発想ではないでしょう。

天才科学者ベガパンクの脳がいかに常識はずれかは、サテライトやパンクレコーズのエピソードを通じて、エッグヘッド編の序盤から繰り返し強調されてきましたから。

そうなると、今映像の中でコントのようなやり取りを繰り広げているベガパンク本体(ステラ)とベガパンク01“正(シャカ)は、事前の録画ではなく、パンクレコーズとして生きているベガパンクの意識が、映像として具現化したものかと。

事前の録画にしてはグダグダな感じとか、映像に登場しているのが、(たぶん)死んでしまったベガパンク(ステラ)、シャカ、ピタゴラスであることが、事前録画ではなく、パンクレコーズに残る意識体?による行動と推測できる状況証拠かなと。

 

10分のインターバルの意味

さて、ステラとシャカの漫才みたいなやり取りを経て決定された放送開始時間までの10分間。

二人の押し問答でわかるとおり、より多くの人が映像を受信できるようにするための準備時間と、放送を妨害されるリスクは、トレードオフの関係です。

したがって、放送開始までの猶予タイムは長過ぎても短過ぎてもベガパンクにとって具合が悪いと。

でも妨害のリスクを多少許容しても10分のリードタイムを取りたい理由は何か。

 

それは映像電伝虫で見て欲しいから?

普通の電伝虫なら既に世界中が受信しているので、今すぐにでも「世界の真実」について説明を始められるわけです。

それを敢えて映像電伝虫の準備を待つのは、何を見せたいからなのか。

フーシャ村に映像電伝虫がいないのも、何かの伏線のように思えます。

 

まだまだ書きたいことがてんこ盛りなんですが、めちゃくちゃ眠くなってきたので、続きはまた明日書きます。

 

 

-ジャンプ

執筆者:


  1. バギーラバ より:

     マラソン完走お疲れ様でした!
    僕なら42メートルでギブアップです!

     次週休載で10分のインターバルが現実では2週間とかじれったいですね! 

    • ゾリラバ より:

      バギーラバさん、ありがとうございます。42m走れれば、あと19.5cmは行けると思います。
      確かに10分後を2週間待つのは辛いですね。
      ビビなんて現実時間だと4年以上消息不明でしたからねー(笑)

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

ワンピース第991話“死なせてくれ”感想・考察(その1) ゾロとドレークが共闘!フランキー将軍はナンバーズ担当か

人がほとんどいない夜明け前の薄暗い空港で今週のONE PIECEを読みながら、ジャンプをデジタル版で定期購入していて本当に良かったとつくづく思う異国滞在中のゾリラバです、おはようございます。 アニメワ …

ワンピース第1046話“雷ぞう”感想・考察(その2)心身が「能力」に追いつくことが覚醒の条件!鬼ヶ島を救うのはモモ?

火曜日にして既に労働に飽いている悲しい熱帯魚、ゾリラバです、こんばんは。 やっぱ週末1日しか休めないと疲労が抜けないなー。 昔はそれが普通だったんですけど。   さて、もう夜も更けましたが、 …

ワンピース第950話“兵(つわもの)どもが夢” 感想・考察(その2) 挙動不審なドレークとローの因縁

人事異動で職場が変わり、ワンピースイベント目白押しの8月に夏休みが取れなくなる恐怖と闘っているゾリラバです、こんばんは。 公開日の8月9日に“STAMPEDE”を観に行けるのか、既に予約している今夏2 …

ワンピース第1068話“天才の夢”感想・考察(その2) ルフィはベガパンクとボニーを守ってルッチと再戦するのか

先生も走る慌ただしい師走だからこそ、のんびり朝からお風呂で優雅にロイヤルミルクティー片手にワンピースを読んでダラダラしたくなる逆張り人生の達人、ゾリラバです、こんにちは。 実際の人生はキビシイので、憧 …

ワンピース 第915話 “博羅町” (感想その2)

どどまるところを知らない体重の増加を抑えるため、炭水化物を控えて串カツを食べている矛盾だらけの万年ダイエッター、ゾリラバです、こんばんは。 新しく開店した近所の串揚げ屋にはまりそうな甘く危険な予感… …

サイト内検索はこちら

カテゴリー