ワンピース第1124話“親友”感想・考察(その1)黄猿の叫びが熱い!友情と任務の板挟みになった海軍大将の涙

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ワンピース第1124話“親友”感想・考察(その1)黄猿の叫びが熱い!友情と任務の板挟みになった海軍大将の涙

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夏休みを早く取ってしまったら、長く暑い夏を気持ち的に乗り切れなそうで、9月まで楽しみを先送りしているゾリラバです、こんばんは。

毎日暑いですが、今週のワンピも熱かったですねー。

もうね。

今週の主役は黄猿ですよ。

ボルサリーノ君が全部持ってきましたわ。

では、早速、感想いってみましょう。

以下、本日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”最新話の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。

 

ビビvsモルガンズ

ワンピース世界において第3の権力とも言うべきマスメディアを牛耳る世界経済新聞社の社長モルガンズ。

彼にとっては、情報が「正しい」かは二の次で、自分が世論を動かしているという感覚が彼の原動力のようです。

 

さァ“世界(フロア)”を沸かすぞ野郎共‼︎

とか

恐怖を与えろ‼︎最悪の未来を描け!!!

とか

情報にすがらせろ

という発言から、彼にとっての「ニュース」とは“真実”ではなく、情報操作のツールなんだとわかりますね。

 

それを「最低」と吐き捨てるビビが最高なり。

ビビの正義感と高潔さは、まさに大国アラバスタの王女に相応しいですね。

世界政府から匿ってもらいながら、モルガンズを「大ウソ拡声器の鳥さん」と言ってのける度胸はさすが元麦わらの一味です。

世経の記者さん(ビビに服を貸したイヤンエーノウ・チノデさんかな)からは、毅然としたビビにハートが飛んでいます(笑)

同じ王族でも、ヒビの態度にオロオロするワポルの情け無さといったら。

弱者にだけ傍若無人なワポルらしいですわ。

 

無事だった戦桃丸

消息不明だった戦桃丸は、混乱に紛れて無事に手漕ぎボートでエッグヘッドを脱出できたようですね。

目に涙を浮かべているのは、ベガパンクの死を何らかの形で知ったからか。

それとも“家族”の想い出の詰まったエッグヘッドを一人去る寂しさゆえか。

 

あとは消息が気になるのはステューシーかなあ。

てっきりサンジくんがかっこよく救出すると思ってたんですが。

エッグヘッドに残ったなら、世界政府とルッチが許さなそうで心配です。

カクは庇ってくれそうだけど。

 

心が耐えきれなかった黄猿

ついに黄猿ことボルサリーノの本音が聞けて、一気に親近感が増した今週。

友情と任務の板挟みになって、心が折れかけていた黄猿は、元帥サカズキの心ない言葉が最後の一藁になって、ついに爆発しました。

 

オイ…サカズキ…お前さん

“親友”を殺したことあんのかい

甘ェ仕事したかって…サカズキ

疑うヒマァあんならよ‼︎

てめェの目で見に来いやクソガキ!!!

 

“ONE PIECE”第1124話

 

いやぁびっくりしましたねー。

“どっちつかずの正義”を掲げ、大将二人が決闘しても中立を守り、常に飄々として自らを社畜と呼んでいた海軍大将ボルサリーノが。

上司であり元帥であるサカズキにブチ切れ、クソガキ呼ばわりですよ。

熱いわ。

 

登場して長い黄猿ですが、今週ほど共感したことはなかったです。

2年くらい前に黄猿のキャラ語りで、「本気で怒るところを見てみたい」と書いた記憶がありますが。

ついに黄猿の熱い心に触れることができました。

本当にベガパンクや戦桃丸は、黄猿にとって大切な人達だったんですね。

 

さすがのサカズキも、まさかのブチ切れ黄猿の剣幕に気圧されてます。

あのサカズキが「悪かったのう…兄弟」というとはよほど驚いたんでしょう。

実は階級はサカズキの方が上でも、年齢はボルサリーノが3歳年上です。

だからこその怒りの「クソガキ」呼ばわり。

うーん、熱いわー。

 

後半の感想はまた、明日書きます。

 

-ジャンプ

執筆者:


  1. バギーラバ より:

     黄猿くん 早くソードにおいで

    • ゾリラバ より:

      誰目線⁉︎バギーラバさんならてっきりクロスギルドに勧誘するかと(笑)

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