目が覚めたら既に休日の半分が終わっていてちょっと悲しかった日曜日のゾリラバです、こんにちは。
あっという間に正月は遠い過去に去り、気づけばもう2月。
今日は久々に、2月2日が誕生日の元麦わらの一味ビビちゅわーんのキャラ語り、いってみたいと思います。
てか、ビビについてはまだ、キャラ語りも名言ランキングもやってなかったことにちょっと自分でもびっくり。
腐れ盲点。
ビビの人となり
青い髪が印象的なアラバスタ王国の王女様が最初にONE PIECEに登場したのは、敵対する組織「バロックワークス」の社員としてでした。
双子岬の鯨ラブーンを襲ったズッコケ二人組の一人、ミス・ウェンズデーが、まさかその後ここまで重要キャラになるとは!!
ルフィ達と初めて出逢ったのは16歳の時で、秘密結社バロックワークスに潜入した時は、なんとまだ弱冠13歳。
王女のくせに、ガキ大将のコーザと張り合うほど子供の頃から腕っぷしもそこそこ強かったけれど、自ら犯罪集団に潜入する行動力はルフィ顔負けです。
しかもビビは単なる向こう見ずなおてんばではなく、子供の頃から王族としての立場と責任をきちんと理解しています。
8年前の世界会議でドラム国王だったワポルに嫌がらせをされた時も、国家間の問題に発展しないよう社交的な態度で耐えてみせ、ドルトンおじさんも感動。
なんちゅー健気な子やー。
麦わらの一味の船に乗ってからも、最年少(チョッパー加入まで)とは思えない冷静さと判断力を発揮していました。
さすが幼少期から帝王教育を受けた成果と言うべきか。
ナミが熱を出して倒れた時に、無理をするナミや慌てるばかりのルフィ達を叱咤し、賢明な判断を下したのもビビでしたね。
一刻も早くナミさんの病気を治してそしてアラバスタへ!!
それがこの船の“最高速度”でしょう!!?
(第130話)
何よりゾリラバが好きなシーンは、病に倒れたナミのために一行がドラム島を訪れた際、住民の理解が得られず力で解決しようとしたルフィを叱責し、自ら銃で撃たれながらも土下座して医者を請うところ。
あなたは…船長失格よ ルフィ
無茶をすれば全てが片づくとは限らない…!!!
このケンカを買ったら……
ナミさんはどうなるの?
(第132話)
平和を愛し、人の善意を信じ、立場を越えて諦めずに最善を尽くすビビの性格がよく現れているシーンだと思います。
「護衛される王女」から「大切な仲間」へ
王女ビビがルフィ達と同じ船に乗ったきっかけは、ウィスキーピークスで、(ナミが)謝礼目当てにアラバスタまでの護衛を引き受けたことでした。
しかし、リトルガーデン、ドラム島、アラバスタと一緒に旅を続ける間に、かけがえのない仲間になっていくのが麦わらの一味クオリティ。
アラバスタでのクロコダイルとバロックワークスとの闘いは、ルフィとの殴り合いを経て真の仲間となったビビが、麦わらの一味とともに文字どおり命をかけて挑んだものでした。
絶望的な状況でも決して諦めないビビ。
反乱軍に踏み潰されボロボロになっても、鼻水をずずっとすすりながら涙目で
船でちゃんと学んだのよ!!!
諦めの悪さなら!!!
(第182話)
というビビの顔を見て、惚れない男女がいるでしょうか。
いやいない!!!(←断定)。
そして闘いが終わり、ルフィ達との海の冒険に後ろ髪を引かれながらも、アラバスタの王女として内戦で疲弊した愛する国を捨てることはできず、船を降りることを決めたビビ。
あまりにも有名な麦わらの一味との別れのシーンには多くの言葉は不要かと思いますが、ルフィ達が黙って左腕の『仲間のしるし』を突き上げたシーンには、鳥肌が立って“うおーっ”と叫んだのを今でもよく覚えていますわー。
ビビのこれから
ワンピース2020年展開予想でも書きましたが、マリージョアでの世界会議後に、アラバスタ王国を巡って何やら事件が起きたようで、現在その消息が気になるビビ。
それ以前から、天竜人の最高位である五老星よりも更に高位に君臨する謎の人物“イム様”が、ビビの写真を握りしめていたことも、不安を煽ります。
現在、ワノ国編がクライマックスを迎えようとしているので、ビビの消息とアラバスタを巡る事件について描かれるのは、しばらく先かもしれません。
でも『仲間』のビビに何かあれば黙っているルフィ達ではないでしょうから、麦わらの一味とビビとの再会は、意外と遠くない将来実現するのかもしれませんね。