夜中の0時にワンピースを読んでコーフンして眠れなくなり、いつも月曜は寝不足で朝を迎えるデカダンスな不良社会人ゾリラバです、こんばんは。
今週も手に汗握る展開でしたね。
ゾリラバ的にはゾロ回だと思うのですが、まずは屋上の対カイドウ戦から見ていきましょう。
以下、本日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”最新話の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。
天を割る覇王色の覇気
ルフィとカイドウの覇王色の覇気が激突して、天が割れ、雲に隠れていた月が顔を出しました。
おかげで再び“月の獅子(スーロン)”と化して、ジャックとペロスペローに各々勝利したイヌアラシとネコマムシ。
先週も書いたように、これまで覇王色の覇気の激突で天が割れる様子がはっきり描かれたのは、①白ひげvsシャンクス、②カイドウvsビッグ・マムの2回でした。
ロジャーと白ひげがぶつかった時も当然天が割れただろうなと思って、第966話“ロジャーと白ひげ”を確認したら、はっきりとした描写はなかったんですよね。
でも、ヤマトが読んだおでん様の日誌によれば、やはりあのロジャーと白ひげが出会い頭に剣と矛を交えた時も、天が割れていたことが今週明らかになりました。
「天が割れる」という出来事は、もちろん覇王色の覇気というものの凄まじい威力を示していますが、戦う両者の力が拮抗している象徴でもあるのでしょう。
すなわち、今回、ルフィとカイドウの激突が天を割ったのは、ルフィが四皇カイドウに劣らぬ覇王色の覇気の持ち主であることを暗示しているといえます。
これまで四皇(と将来の海賊王)のぶつかり合いのシーンのみで描かれた圧倒的な強さの象徴の「天を割る」覇気。
ルフィがそのレベルの覇気を繰り出したということは、我らがルフィが憧れのシャンクスに並ぶのも、そう遠い未来ではないかもですね。
一人でやりたいんだろ!!?
カイドウの雷鳴八卦を防ぎきれず頭から血を流すヤマトに、モモの助を託すルフィ。
一見、大怪我したヤマトをカイドウから遠ざけるため、あるいは“根性なし”のモモの助をサポートさせるため、ヤマトに頼んだように思えますが。
ヤマトはちゃんとルフィを理解していました。
わかってる!!
一人でやりたいんだろ!!?
それを聞いてニッ!!と笑い、「ああ‼︎!」と言うルフィの笑顔が最高です。
出会ってまだ数時間なのに、これだけルフィと心が通じ合っているヤマトは、もう仲間でいいでしょ!?
ね、ね、尾田っち?
なんかヤマトを見てると、エニエスロビー編のフランキーを思い出すんですよね。
あの時も、まだ仲間入りするとは夢にも思ってなかったフランキーが、敵との奪い合いの対象だったロビンを麦わらの一味以上の活躍で守り抜き、戦い抜きました。
鬼ヶ島決戦で再三「玉」であるモモの助を守っているヤマトも、同じ運命をたどりそう。
そうであって欲しい!
べべんっ!
焔雲(ほむらぐも)
姿はカイドウのように巨大な龍になっても、まだおっかなびっくりで空に飛び立てず、ルフィから“根性なし”呼ばわりされているモモの助ですが。
ヤマトから、龍は飛ぶのではなく、自ら生み出した雲をつかんで空を駆けるのだと教えられ、ようやくコツをつかんだようです。
さすがはヤマト。
青龍の能力者カイドウの息子(娘)だけのことはあります。
まずは焔雲を生み空を駆けるという第一関門を突破したモモの助ですが、次なる課題は、カイドウが焔雲で浮かせている鬼ヶ島を、その力を上回る焔雲で取り返すこと。
それができなければ、鬼ヶ島はカイドウによって花の都に着地させられるか、巨大爆弾として落下させられるかです。
ヤマトという、多少荒っぽいものの教え上手なヘルパーを得て、モモの助の更なる覚醒、なるか!